2018年のお台場スタンスネーションにはユーロ系も多数のエントリーがあり、中でもBMWは多かった。その中でもE36、E30、を飛び越してE21型が二台並んでいるところにチューナーズ取材班は目がとまった。
しかも丸目2灯、今回は黒いボディでフェラーリ!?のホイールを履いているE21オーナーにお話を伺ってみた。
Q.オーナーに至った経緯は？
きっかけとしてはロスのイベントでユーロ系カスタム「XS CAR NIGHT」っていうイベントを見たことですね。この個体を探すのに一年くらいかかっています。
Qフェラーリのホイールを履いていますが、こちらは？
これフェラーリ348のホイールと同じ形をしているんですけど、これ実は「レイズ」のホイールなんです。348純正だと5穴のホイールなんですけど、このBMWは4穴のものを履かせています。
海外ではヨーロッパ系のホイールとかを履くんですけど、あえて日本メーカーにこだわりました。センターキャップも自分で作りました。
Q.ホイールは鍛造ですか？
鍛造ホイールです。海外の方が見てもここまでは分からないかもしれないですね（笑）フェラーリに詳しい方からするとこのホイールはおかしいかも（笑）
Q.マフラーは純正ですか？
マフラーは2本出しのマフラーに変えているんですけど、E21型はアルピナのラインナップもあって、それがカッコ良くて、尚且つ車全体を崩したくないのもあり、アルピナ製に似た二本出しにしました。
インテリアもハンドルとシフトノブもアルピナ製にしています。
Q.全体的に状態も良くてパリッとした印象がありますが、レストアもされているのですか？
レストアはないんですが、もともとこの21型って丸目4灯なんです。ヨーロッパのモデルでは低グレードで2灯モデルがあるんですが、日本では売ってなくて、カッコいいかなというのもあり、あえて2灯仕様にしています。
塗装はオリジナルです。そのままの程度が残っているのがありました。
Q.今後やっていきたいカスタムはありますか？
ジャンルに縛られないかっこいい車を作りたいですね。
カスタムのポイントは「丸目2灯仕様にレイズホイールをあえて入れてるというところ。一見して日本のホイールっぽくないところを見せたかった。」と最後に話す窪田サン。
エアサスによってストンと落ちたフォルムは純正のフェンダーがより強調されて、ボディのディテールがよく出ていた。E21に向き合い、よく理解していなければ、こういった纏まったカスタムは出来ないだろう。
ちなみに取材中、エンブレムやウィンカーレンズにも話がチラッとでた際に、色使いのまとめ方にもこだわりのあるお話をしてくれた。
センスの良さで惹きつけられたこのE21。まさにオーナーの腕が感じられた一台であった。
スタンスネーションお台場 懐しきMid Night Blue 決して廃れない30Z
●オーナー 窪田 魁人さん
●車種 BMW 3シリーズ 318i （E21型）
●年齢 24才
●お住まい 町田市
●インスタグラムアカウント kaito_media
●行きつけのショップ マットレーン（ヨーロッパ系カスタムショップ）
●オーナー歴 5ヶ月
イメージムービーはこちら
スタンスネーション2018
チューナーズ厳選
オーナーインタビュー記事はこちら
カモフラを纏う180SX 自社で作り上げたゴリゴリ系カスタム チューナーズ厳選オーナーインタビューvol.02
やるからには本気 ワイド＆ローの極上ロードスターRF チューナーズ厳選オーナーインタビューvol.03
PHOTOS & REPORT : TUNERS
