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足回りについて徹底的にこだわったブランドが『T-DEMAND(ティーディメンド)』

ティーディメンド、T-DEMAND、50プリウス

問い合わせ:T-DEMAND【ティーディメンド】
TEL:0776-60-2010 HP:http://www.t-demand.jp

PRIUS & PRIUS α カスタムテクニック 2016
50系プリウスのSTYLEから30系のアイテムまでたっぷり掲載!

斬新なデザインの50プリウス、これをどうスタイルアップさせるかがアフターパーツメーカーやプロショップの腕の見せどころ。ここでは厳選したデモカーの数々を詳細に解説しながら、注目のアフターパーツを紹介。

トータルセッティングで実現する自由自在の足回りカスタム

カスタムの第一歩として挙げられることが多い“足回り”は、クルマの見た目や乗り味を一変させる奥の深いカスタムポイント。この足回りについて徹底的にこだわったブランドがT-DEMAND(ティーディメンド)」。そのこだわりの一端を見よう。


足回りのスペシャリスト『ティーディメンド』極低なれど走れる理由

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いわゆるローダウン。懐古的に言うところのシャコタンの関連パーツメーカーとして 「ティーディメンド」 のブランドは有名だ。

極端な話。車高をただ低くするだけなら、 タイヤと車体を繋ぐパーツを短くするだけで事足りる。が、 それでは乗り味が硬く粗雑になってしまい、 最悪の場合は走行性能に支障が表れかねない。かつてはこうした乱暴な手法もけして珍しくなかった。

あくまで走行性能を損ねず、理想的なスタイリングと乗り味を実現するためには、 実作業を行なうメカニックのノウハウのみならず、 的確かつ緻密に設計されたカスタムパーツが必要となる。

多様なパーツが選択肢に浮上する現代。 「これを選んでおけば間違いない」 と胸を張って勧められるもののひとつが「ティーディメンド」 であり、 そのこだわりが実現した幅広いラインナップは、 スポーティなものからコンフォートなものまで、 どんな乗り味をも実現してくれる。

ティーディメンドの力を知るひとつのカスタムサンプル

ティーディメンドが送り出すパーツの魅力は自由自在であることだ。同ブランドウェブサイトでは全パーツが閲覧でき、どんな仕上がりを望むかに応じた選択肢が各種用意されており、クルマの構造を理解したプロが見れば、それぞれのパーツで得られる効果は一目瞭然だ。

写真のデモカーは、レーシングスタイルの極端な一例として見て頂きたい。キャンバー角をネガティブ (写真のように下を開くこと) にするのは本来、高速度域でのコーナリング性能を意識したものである。素人でも分かるように、ノーマルのプリウスからここまで持っていくには相当の作業が必要となるのだが、ティーディメンドがラインナップしている 「それ用」 のパーツをセレクトすれば話はスムーズになる。

ティーディメンド、T-DEMAND、50プリウス

このデモカーはつまり「ティーディメンドはここまでできますよ」 といった底力の凄さを感じさせてくれるサンプルのひとつなのである。

逆にあくまでコンフォートに、 快適な乗り心地を求めるならば、やはり「それ用」のパーツをセレクトすることもできる。ティーディメンドは極端な趣味人だけに向けたものではなく、例えば奥様が愛用する普段使いのプリウスにも相応の回答を用意しているというわけだ。

どんな足回りにでも仕上げることができる。この自在性と多様性こそが、ティーディメンドの真骨頂なのである。

ティーディメンド、T-DEMAND、50プリウス

ティーディメンドの足回りパーツセットを中心に、実製作を担当したマンズファクトリーのセンスでFリップ、アルミホイール、マフラーカッターを装着したデモカー。エアロはフロントのみで、カスタム内容としては抑えめに感じられるが、ティーディメンドの足回りパーツが実現した超低ローダウンおよび極端なタイヤのキャンパー角が特徴的。なお、リアスタイルでさりげなく主張するマフラーカッターには、ティーディメンドとマンズファクトリーのWネームが刻まれる。



Aero Parts エアロパーツ

このデモカーが装着しているエアロとしてはフロントのみで、AIMGAIN(エイムゲイン)のもの。リア側ではマフラーカッター(エンド1本ずつにティーディメンド、マンズファクトリーのロゴが刻まれているWネーム仕様)のみ。過剰なカスタムをしなくとも、ローダウンを軸にしたカスタムにこだわれば、十分にアグレッシブなスタイルを実現できるという好例だ。

エアロはフロントのみで、AIMGAIN(エイムゲイン)

マフラーカッター(エンド1本ずつにティーディメンド、マンズファクトリーのロゴが刻まれているWネーム仕様)

Wheel ホイール

ホイールはSSRプロフェッサーTF1の19インチをインストール。スリーピースだから実現したアグレッシブなデザインが、挑戦的な鬼キャンスタイルとマッチしている見事なセレクト。キャンバー角はフロントが10.5度、リアが11度だ。アルミホイールの隙間からはゴールドに輝くティーディメンドのブレーキパーツが覗く。停車時のみならず走行時にもアクセントとして目立つこのゴールドは「足回りに妥協していない」ことを雄弁に語るアピールにもなる。なお、このゴールド色は何色にでもオーダーが可能。

SSRプロフェッサーTF1の19インチ

SSRプロフェッサーTF1の19インチ、キャンパー角フロント10.5度

SSRプロフェッサーTF1の19インチ、キャンパー角リア11度

足回り&ブレーキ

前後のプロダンパーおよびブレーキシステムに加えてフロントロアアーム、イージープロTYPE2、スタビリング、タイロッドエンド、リアアッパーアーム、リアトーコンアーム、レベリングアジャスター、イージープロREARがセッティングされた、かなりの本気仕様だ。


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SHOP INFORMATION
レーシングスタイルが主軸の新進気鋭カスタムショップ

プリウスデモカーを製作したのは、ティーディメンドと同じ福井県を本拠とするカスタムショップMAN.zFACTORY(マンズファクトリー)。クルマに関するあらゆるカスタムやメンテナンスをサポートできる設備とノウハウを有しており、足回りカスタムで重要となる4輪アライメントテスターまでそろえる。基本的にはどんな車種でも自在に仕上げることができる。

福井県を本拠とするカスタムショップMAN.zFACTORY(マンズファクトリー)

マンズファクトリーの代表を務める嶋田 満氏

マンズファクトリーの代表を務める嶋田 満氏。足回りパーツにティーディメンド製品を選んだ理由を「パーツメーカーとしてピカイチのクオリティを持っていること」と教えてくれた。

TEL:0778-51-9110
HP:http://manz-factory.com/



プリウスの足回りを極める T-DEMANDのプロフェッショナルな仕事

ティーディメンドの製品開発では、ショップなどから届く 「こんなパーツを作ってくれ」 という依頼が多いという。

ティーディメンドは代表を務める田中崇志氏が、D1(ドリフトの最高峰競技)ドライバー、それに伴う他社の製品開発アドバイザー、タイヤショップ店長といった多様な経験をもとに立ち上げたメーカーだ。

だからそのモノづくりのこだわりは多様である。極限的な走りを知るドライバーとして、作り手の内情を知る者として、店頭で実際にユーザーと接する者として、そしてなにより、いちクルマ好きとしてのこだわりである。

ただ格好良いだけではない、クルマとして問題なく走行でき、長持ちすること。「足回りならティーディメンドを選べば間違いない」と評されるのは、こうした複合的な経験に基づくこだわりがあるからこそであり、実績の蓄積により製品のラインナップは増え、文頭のような依頼が届くようになったのだ。

製品の開発には田中代表自身が最前線に立ち、実車をそばに置いて作り出した試作品に改善を繰り返しながら設計を煮詰めていく。どんな要望にもノーと言わない。製品の高い品質と幅広いバリエーションは、田中代表自身のこだわりを具現化したものだ。
ティーディメンド、T-DEMAND

ティーディメンド、T-DEMAND

ティーディメンド、T-DEMAND

ティーディメンドの製品はすべて自社内にて手作業で完成する。ひとつひとつのパーツを実際に触れながら品質のチェックを行い、塗装を経て丁寧にパッケージングされる。Webサイトでは通信販売の受付も行っており、ここで注文して荷が到着し次第、地元カスタムショップに愛車とパーツを持ち込んで取り付けるという流れがオススメだ。

ティーディメンド、T-DEMAND

ティーディメンド、T-DEMAND、「TDMGL(ティーディメンドゴールド)」

製品の塗装もすべて自社で実施している。基本的なカラーリングは正式名称「TDMGL(ティーディメンドゴールド)」と呼ばれるオレンジがかったゴールド。これがブランドの象徴的なカラーになっているが、オーダー次第では好みのカラーリングに塗装しての注文もできる。特に希望のカラーがある場合はそのように注文すればよい。

走行性能を維持したまま、理想とするシルエットを実現する

ティーディメンド、T-DEMAND、50プリウス

デモカーを正面に据えるとタイヤのキャンバー角の際立った特徴が見て取れる。全体的なローダウンと相まって、純正とは全く異なる印象を与えられる。こうしたローダウン、キャンバー角といった足回りのカスタムを施した場合、例えばドライブシャフトブーツにはノーマルよりも大きな負担がかかってしまうことがある。その対策としてリリースされているのが例えばフロントロアアームというわけだ。ティーディメンドのプロダクトは、クルマの構造を理解した立場で必要と考えるものが、ひととおり揃っているのだ。

フロントタイヤを外した足回りパーツの装着例。この2枚の写真で分かるのは、ティーディメンド製のプロダンパー、ブレーキシステム、フロントロアアーム、イージープロTYPE2、スタビリング、タイロットエンドを装着してこと。基本的にはゴールドのカラーリングが施されているパーツがそれらだ。このなかで例えばフロントロアアームはドライブシャフトブーツの負担を軽減できるもので長さの調整が可能であり、イージープロTYPE2はアームとナックルの間に噛ませて厚さの補正が可能となるもの。このように目的に応じたパーツ選びがなされている。なお、プロダンパー(乗り味を自在にカスタム可能)やブレーキシステムを含め、すべて純正より高い耐久性を持っている。

ティーディメンド、T-DEMAND、50プリウス

直進安定性をはじめ、クルマとしての性能を維持したまま、これほどの超低スタイルを実現した今回のデモカー。実製作を担当したマンズファクトリーの技術のみならず、適切かつ緻密に設計されたティーディメンドのパーツ群があってこそ完成したスタイルだといえる。マンズファクトリー嶋田代表曰く「雑なパーツは長く乗ると異音が出てしまう。ティーディメンドのパーツにはそれがなく、長持ちする」とのこと。


株式会社ティーディメンド

TEL:0776-60-2010
http://www.t-demand.jp/


PRIUS & PRIUS α CUSTOM BOOK VOL.04
ぶんか社



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