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ローダウンスタイルのアウディA7に注ぎ込まれたT-DEMANDの技術とこだわり

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ローダウンスタイルのアウディA7に注ぎ込まれたT-DEMANDの技術とこだわり

T-DEMAND アウディ A7

“フル着地しているのにスタイリッシュ”T-DEMAND(ティーディメンド)が新たに作成したアウディ A7は、ノーマル車では表現できない魅力を最大限に引き出した仕上がりを見せる。

驚くべきは、これほどの仕上がりでありながら、社外のエアロパーツが一切組み込まれていないこと。さらに、通常では考えられない低さでも走行することができ、操作性や乗り心地も大きく損なうことが無いという。

 

ダブルウィッシュボーンに合わせた最適なエアサス

T-DEMAND アウディ A7

アウディ A7のフロントサスペンションは、設計に制約の多いダブルウィッシュボーン式が採用されている。

エアサスは稼働域とエアボリュームを確保しようとすると、その分エアバッグの外径が大きくなるが、ダブルウィッシュボーンのアッパーアームが邪魔になり大きなエアバックを使用することができない。

そこで、スリムにできる3段式エアバッグを採用し、アッパーアームによるスペースの制限を回避しつつ十分なエアボリュームとストローク量を確保している。

 

フルアーム×エアサスで実現した高い調整幅と実用性

T-DEMAND アウディ A7

どんなにかっこいいローダウンスタイルにしても、実際に運転が困難だったり走らせるとすぐに壊れてしまったりするようでは、そもそもクルマとしての価値がない。

T-DEMANDのカスタマイズは、ただエアサスにすることだけで車高を下げているだけではなく、アーム類まで含めて車種専用のカスタム設計を施すことでより低い車高と実用性を両立している。

T-DEMAND アウディ A7

アーム類は、車高やキャンバー角などの調整幅を広げつつ、極端なセッティングでも車体やエアバックにダメージがいかないよう綿密に設計されている。

その一例が、PROARMとして用意されているショートサイズに設計されたナックルだ。

ダブルウィッシュボーンは、車高を下げるとアッパーアームがバンザイをするように上向きになり、限界を超えるとフレームに干渉してしまう。

T-DEMAND アウディ A7

そこで、アッパーアームとロワアームをつなぐナックルをショートサイズにすることで、アッパーアームが必要以上に上に向くことを抑制できる。

さらにこのショートナックルには、ショート、ナチュラル、スペシャルという3種類を用意し、目指すセッティングに合わせて選ぶことが可能だ。

T-DEMAND アウディ A7

ローダウンすると、どうしてもネガティブ方向に余計なキャンバー角がついてしまう。

そこで、ナックルをショート化しポジティブ方向に少し起こすことで、ステアリングを切ってもフェンダーに干渉しない理想的なセッティングを実現。通常では考えられない低さに落としていても走行できてしまうのは、T-DEMANDのカスタムカーならではの特徴と言っていいだろう。

 

アライメント調整の先に踏み込んだ“デルタリング”

T-DEMAND アウディ A7

T-DEMANDには、「デルタリング」と名付けられたオリジナルのアライメント技法がある。端的にいうと、トー、キャスター、キャンバーというホイールアライメントの3大要素を自在に操り調整する技法だ。

通常のアライメントは、トー角やキャンバー角が左右対称になるように調整するが、それはあくまでクルマが静止した状態のみとなる。

しかし、エアサスを組んだ場合は自由に車高を変化させることができることに加え、実際にクルマを動かすと段差や荷重の変化で前後左右のサスペンションはバラバラに動く。一般的にクルマは沈み込むとトーインとなるため、たとえば右フロントのみが段差を乗り越えた際は、右のみが過度にトーインになり左右のトーバランスは崩れてしまう。

T-DEMAND アウディ A7

しかし、T-DEMANDでは「デルタリング」を用いることで、車高が変化してもアライメントの変化が極小になるよう調整。

エアサスで車高を変化させても、常に同じバランスで走行できるようにしてしまうのだ。

T-DEMAND アウディ A7

T-DEMANDがエアサスのみによるローダウンではなく、フルアームを含めて表現をしている理由がここにある。車両に合わせた最適なサスペンションと絶対的精度を誇るPROARMに加え、デルタリングという高度な調整技術こそT-DEMANDの強みなのだ。

問い合わせ
T-DEMAND
TEL:0776-60-2010
https://t-demand-japan.com

TEXT:Shingo.M / Atushi.W

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