取材協力：ラガーコーポレーション
TEL：048-845-0808 URL：http://www.lager.co.jp
MCBと呼ばれるモーション・コントロール・ビームは、スポーツカーにも装備されている機能パーツ。これをGクラスでも装着できるようにしたのがラガーコーポレーションである。
不快な揺れを抑制するモーションコントロールビーム
プレミアムSUVという顔を持ちながら、重量級の本格クロカン四駆であるGクラス。そのためセダンなどに比べて走行安定性が劣っていたり、不快な揺れが発生することも少なくない。これを解消するアイテムがラガーコーポレーションからリリースされている、Motion Control Beam（モーション・コントロール・ビーム）。スポーツカーにも標準装備された確実な機能パーツで、劇的に揺れを抑制し走行安定性も飛躍的に高めてくれる。
これをラダーフレーム車初としてGクラスに採用。現行型Gクラス（W463A）用としては、全体で３本のダンパーで構成され、ミッション下部に2本、ボディの最後部に1本が装着される。これにより、段差を乗り越えた時の不快な揺れの収束性が高まり、走行時の振動も抑制。現行モデルではフロントサスが古典的なリジットサスから4リンク式にリファインされているのでより効果を感じやすいようだ。ラインナップはG350d、G400d、G550、G63でガソリン／ディーゼルモデルともに対応。このモーション・コントロール・ビームによりGクラスの走りは劇的に改善される。走りをアップグレードしたいならぜひとも装着したいアイテムである。
Gクラスの走りを劇的に改善し同乗者にも優しい上質な乗り心地を実現
装着車両に乗ってみてまず感じたのは、ステアリング操作時におけるボディの横揺れが減少しトレース性が向上、そして段差などを乗り越えた後などでの縦揺れが劇的に減少したことである。Gクラスはフレーム構造なのでボディ上部の揺れが感じやすい傾向にあるのだが、モーション・ビーム・コントロールを装着した車両はそれを感じなくなった。
乗り心地が大きく改善したことで、同乗者にとっても快適で上質な空間を提供することができる。Gクラスの走りをアップグレードするなら必須の機能パーツだと言える。
先代型のW463用もラインナップする！
MCB（モーション・コントロール・ビーム）は先代のW463型用もラインナップしている。前後リジッドサスとなるためノーマルの乗り心地に不満を持つユーザーは少なくない。それを解決するのがMCB。G63、G350dに対応するので気になる人は問い合わせてみよう。
実用性を高める逸品！
現行型Ｇクラスに対応したラゲッジフラットスペース。カーゴスペースをフラットにして、かつ荷物を仕分けるようにできるもので、効率的にカーゴスペースを使えるようになる。引き出しもあるので、荷物を小分けにできるのも使いやすい。大人気アイテムのひとつである。
Text：編集部
Photo：清野 央／犬塚直樹
