V8 MANAGEMENTに付属している車内リモコンを使用するには、専用アプリにて各種設定をする必要がある。
リモコン単体では設定保存ができず、毎回セッティングをし直さなければならない。自動車の基準となるアライメントセッティングをしたいのであれば、是非とも専用アプリのダウンロードをオススメする。
ティーディメンドのエアサスシステム「エアーマネージメントV8」
アップルストア T-DEMAND アプリケーション ダウンロードページ
専用アプリダウンロード後はBluetooth接続にて車内リモコン及び専用アプリでの操作が可能となる。そしてアプリを立ち上げると「車内リモコン」と同じような画面が現れる。
画面上部、左右の数値は各サスペンションのレベリングが表示され、左右間にあるグリーンの数値はタンク内の残圧が表示される。このトップ画面から左にスライドさせると下記画面が現れ、ここにある項目で各種設定が可能だ。
今回はこの設定画面の項目に沿って話をすすめたい。
モード高度設定
モード高度設定では、左側に配置されている【1 2 3 】と右側上下に配置されている[最高値 最低値]の設定ができる。選択すると上記した5つの設定項目が現れる。それぞれの設定方法は同じだが、基準となるアライメント設定をしておくことでスムーズな車高変更が可能となる。
・設定項目を選択
・前後左右各種サスペンション高度数値の変更
・保存
それぞれを任意の数値で設定しておくことで、ステージに見合った車高へと変更することができる。
圧力スイッチ設定
コンプレッサーを作動・停止させるためのタンク内残圧の設定ができる。常にタンク内の残圧を一定レベルで管理することで、エアー不足に陥ることがない。
・スタート ストップの2本のスライドバーを任意位置に移動
・保存
タンクの耐圧に応じてスタートタイミング最大200PSI、ストップタイミング最大220PSIが選択可能。過剰な残圧充填・保持はタンク破損の原因となるので注意して頂きたい。
リモコン色光設定
デフォルトは黄緑だが【青 赤 黄 水 橙 白】の6色が基準色として選択できる。更に微妙な調光をしたい場合、カラーリングによる任意の調光が可能となる。
コントローラーの発光度合いは【弱 中 強 ハイライト】の4レベルにて設定可能。
車高自動補正
ダイナミックモードを選択することで、設定中の車高を常時保持することが可能。補正レベルが5段階あり、ハイレベルでのトラクションコントロールが可能となる。イグニッションON時車高設定を設定することで、エンジン始動時に自動的に任意最高値車高までエアーが送られる。停車調整を設定することで、イグニッションOFF時に自動的に任意最低値車高までエアーを抜く。通常は残圧0まで抜け切る。
Bluetooth
初期設定時にペアリングする必要がある。画面下部[新しい機器]を選択しペアリングを行う。
ハイトセンサー調整
各サスペンションのハイトセンサーの微調整を行う。ハイトセンサーの正転操作も可能。エアー調整では管理しきれないアライメント調整が可能となる。
取扱いマニュアル
初期動作時に表示される簡易マニュアルを確認できる。
言語切り替え
日本語設定or英語設定ができる。専用アプリのみの言語設定ではないため、ここで選択した言語が全アプリで運用される。
リモコン画面の説明
リモコン上部でフロントサスペンションの調整が可能。リモコン下部でリアサスペンションの調整が可能。それぞれを任意調整することと、前後2本ずつを同期調整することが可能。リモコン右部センターで車高自動補正ダイナミックモードのON/OFFが可能。
最上のトラクションを愛車に与える T-DEMANDのテクノロジーの粋 V8 MANAGEMENT
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