HUMMER H2 Produced by GRID
AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
オフローダー・カスタムの定番であるリフトアップ。本場アメリカの超絶ハイリフト・トラックから、実用性とルッキングパフォーマンスを兼ね備えた日本発クロカン4WD、そして独自のカスタムが施されたJ’sアメリカン・トラックまでカスタムエッセンスが注ぎ込まれたモデルをお見せしよう!
RIDE THE HIGH LIFTED TRUCK & SUV
ヨンク本来のカスタム手法で再び脚光を浴びるH2
第二次H2ブームの到来が囁かれているのをご存じだろうか。10年以上前に世界を席巻したラグジュアリーSUVがワイルド路線に舵を切り、再びストリートを賑わそうとしているのだ。言わずもがな、オフでの実力も一級品だ。
ラグジュアリーSUVの最右翼としてハマーH2が大ブレイクしていたのも、今となっては10年以上も前のこと。大径ホイールにロープロファイル・タイヤをセットして、4WDでありながらロワードが定番のカスタム。FRP製のエアロキットなども流行し、唯一無二の強烈なインパクトを放っていたことは記憶に新しい。そのH2に再ブレイクの兆しが見えている。
中古相場でこなれた感のあるH2をベースに、4WD本来のリフトアップを施すのが最近のアメリカで目にするスタイルだ。元来プラットフォームをシボレー・タホと共有するために汎用パーツが多く、アフターマーケットにおけるチョイスが豊富なH2。そこでロワード路線から一転、上げ系でストリートとオフを楽しんじゃおうというノリなのだ。
ご覧のH2は、こうしたムーブメントに先駆けてアイコンとなるべくGRIDが製作した1台。一般的には4 ~ 8インチアップが主流だが、あえて大台の12インチリフトで格の違いを見せつけている。また、ワイルドさとドレッシーさを合わせ持つGF0の、あえて20インチをチョイスしたのも特徴的。そのかわりタイヤにファットなボリュームを持たせ、キング・オブ・オフローダーの威厳を誇示している。こんなH2が今後増えそうな予感だ。
カッパーゴールドで、ゴージャスにカモフラージュ
12インチのリフトアップキットはバレットプルーフ製のオプション3で、前後のショックにはカモフラージュ柄のラッピングを施している。ボディと足まわりをカラーコーディネイトするのは、もはや“上げ系”の必須条件。ルーフに備わるKC製LEDフォグは 57インチ幅の9リング式。
Modifications
WHEEL:GRID GF0 20inch
TIRE:MICKEY THOMPSON BAJA CLAW 19.5/46-20
JEEP WRANGLER UNLIMITED Produced by GRID
JKラングラーもリフトアップが熱い!
カラーマッチでドレスアップ
Kラングラーのライトカスタムにお薦めなのが、1ピースキャストラインのGDシリーズ。写真のようなプラスチック製インサートを付けることでイメージはガラリと変わる。前後バンパーはVPR 4×4製。
Modifications
WHEEL : GRID GD1 22inch
TIRE : TOYO OPEN COUNTRY 37×13.50R22
JEEP WRANGLER UNLIMITED Produced by GRID
マイアミレッドなシンプルクール
フロリダに拠点を置くオフロードカスタムのスペシャリスト、Dalto Shopが製作したJK。スカイジャッカーのリフトキットは2.5インチと控えめにし、VPR 4×4の前後バンパーやカスタムボンネット、フェンダー、ホイールをカラーマッチさせてスタイリッシュにまとめている。ライト類はPIAAで統一。
Modifications
WHEEL : GRID GD4 20inch
TIRE : MICKEY THOMPSON FUEL GRIPPER 35×12.50 R20
【GRID Off-Road】4WDホイールのマーケットに、“ファッション性”を吹き込んだニュースタイル
サビーニが提案するオフロードホイール、カッコ悪いわけがない。
SAVINIの力強いデザインがGクラスの屈強さを引き出してくれる
問い合わせ|Savini Japan
Tel:054-277-0551
HP:saviniwheels.jp
Words|Takenao Hayashi
カスタムカー完全ガイドvol.02
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