Luxury & Exotic
SEMAに学ぶ美の着こなし方
SEMA SHOW REVIEW #01
リバティーウォークの加藤ワタル氏、RWBの中井アキラ氏。共に日本が誇るワイドボディの作り手であり、カリスマ的、いやむしろ教祖的影響力をファンに及ぼすビッグネーム。その彼らが期せずしてワイドボディのスーパーマシンをSEMAで披露したのが2011年だった。
あれから4年。今、エキゾチック&ラグジュアリー・カスタムのシーンは空前のワイドボディ・ブームである。その勢いは衰えることを知らず、世界中の若者を虜にしている。“Cool!”な条件は、ミリ単位で迫るフェンダーアーチとタイヤの関係。そしてパフォーマンスを損なわないギリギリのロードクリアランス。
このセクションではそんな最旬トレンドを交えながら、各ブースで出会った魅力的なヨーロピアンスポーツにスポットを当てよう。おのずと2016年の流行が垣間見えてくるかも知れない。
Luxury & Exotic PORSCHE
ポルシェはLB☆ワークスのワイドボディをオシャレに着こなすGT3。SPYDERのカスタムヘッドライトが印象的。
そしてご存じRWBの930。やはりこちらもプロジェクターライトを備え、イマドキのハンサムマスクに仕上げている。
Luxury & Exotic BMW
BMWセクション、一番上はバレットプルーフ・オートモーティブが製作したZ4 GTContinuum。フラットなオープンボディが特徴。旧きよき時代のレースカーへのリスペクトを現代のクルマに投影したそう。
BMW i8はYUELING WHEELSからエントリー。EVに軽量ドレスアップホイールのマッチングはGood。燃費向上を謳っていた。
Luxury & Exotic MERCEDES BENZ
AMG S63が履いているのは最高級フォージドホイール、GFGのFM-866。組み合わせたタイヤはフロント265/31-22、リア335/25-22の超極太。
止まらないスピード&ローの誘惑
Luxury & Exotic LAMBORGHINI & FERRARI
数あるフェラーリの中でもひときわ目立っていたのが、ラ・フェラーリFXX K風のデザインを持つ、フェラーリ488GTB のエアロキット。MISHAデザインの製品。
Luxury & Exotic AUDI
アウディ・セクションのトップは、DeVilbissレーシングが製作し、ピレリ・ワールド・チャレンジで好成績を収めているR8。
4輪にエアサスをセットし、走るスピードよりも静止時の“スピード感”を演出したタイプ。性格は違うがどちらのカッコよさも譲れない。
Luxury & Exotic OTHER
エスカレードが装着しているのは、ラグジュアリー・エアロブランド、NEXT NATION(ネクストネイション)の新作。SEMA2014 でデビューしたモデルの進化形で、美しさがバージョンアップしている。
2014年に引き続きエントリーしたオールカーボンのパガーニは、やはり人気高し。
Text & Photos|SEMA RULES
SEMA RULES
マガジンボックス