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DR30スカイライン 昭和57年式前期改 鉄仮面仕様【RESTORED】

一味違った赤と黒

R30スカイラインといえば、テレビドラマ西部警察や、1972年にハコスカがサーキットを去ってからおよそ10年ぶりにサーキットに帰ってきた、シルエットフォーミュラに代表される、赤黒の2トンカラーが定番であるが、現在ではなかなか程度の良い車両を見つけることが困難であり、赤黒のR30を求めるマニアはわざわざ多色の車両を赤黒に塗り替えるほどである。

前章でも触れているが、この車両はただ後期の鉄仮面に仕様変更しただけではない。
画像を観てもらえればわかると思うが”ただの赤”と”ただの黒”ではないことに気が付くだろう。

まずはメインの赤色だが、この車両が販売されたのは今から34年も前のこと、当たり前だが当時の塗装ではここまでの艶が残っているはずもなく、もちろん塗り直されているのだが、純正よりも少しだけ濃い目の赤を使用することで、なんとも言えない深みが生まれ、ただ単に純正色を使用せず、隠し味的な要素を加えているあたり、製作者のセンスの良さが伝わってくる。

そして、この車両の目玉は、車両下半分に見えるカーボン柄。
これもただカーボン柄にしているのではなく、なんと、前後バンパーはもちろん、ドア、フェンダー、モール、Fスポイラー、サイドステップ、バランスパネルまでカーボンであり、さらにボンネットやトランクまでもカーボンを使用している。
ここまでカーボンを多用しているのであれば、車両重量もかなり軽量化されているのは間違いなく、
チューニングカー好きとしては、何kg軽量化され、運動性能がどれほど向上しているのか非常に興味をそそられるが、残念ながら車両重量が公表されていないことだけが悔やまれる。

 






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