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Tel:0798-63-1777 HP:www.newing-inc.com
世界を席巻する日本発カスタムスタイルのすべてがわかる
クルマのカスタムといえば、先を走るのはアメリカであり、ヨーロッパだった。しかし、ここ数年で注目を集めているのが、世界に誇る日本発のカスタムスタイル、「オーバーフェンダー&ワイドボディ」だ。ボディに強烈なインパクトを与える衝撃的なカスタムアプローチが、ワールドワイドに増殖する!
R8ハンター。極太なれど、ぶっちぎりの空力絶対領域。
Alpil Audi R8-RSR V10 PLUS
Produced by NEWING
world wide new works
Alpil *10
ラグジュアリーカーとレーシングカーを同居させたようなこのアウディR8は、NEWINGらしさに満ちている。エクステリアを過激に攻めつつ、インテリアは豪華絢爛に。世のスーパーカーを圧倒させる存在感の持ち主である。
日本で普及するVW、アウディに対して、きめ細かく大胆不敵な手法で華麗なインテリアを仕立てたり、数多あるカスタム素材を使って独特のコンプリートカーを仕上げたり。と、話題に事欠かないNEWINGが、自らのブランドであるAlpilでR8を染め上げた。2017年のR8-RSRに続いて今回は、最新のV10プラスをベースとしたR8-RSR V10PLUSである。
ビス留めフェンダーで大胆にワイド感を強調する迫力のたたずまいを、知的なクールなスーパースポーツであるR8に当てはめる。これが抜群に似合ってしまうのは、随所に備わるスポイラーやGTウイングで世界観を統一させたからか。まるでアウディのレーシング・デベロップメントが理路整然として開発したル・マン24時間想定のLM-GTマシンのようである。
そこに、内外装含めて鮮やかなレッドで彩ったゴージャスな雰囲気を入れ込み成立させてしまう。これぞNEWINGの真骨頂だ。エアサスとオリジナルホイールで落ち着かせたエクステリアや、微細な部分まで徹底して設えたインテリアなど、彼らの技巧が随所に光る。
V10プラスの出力性能が相まって、ライバルをロックオンして置き去りにするハンターのような存在なのはもちろんだ。さらに嬉しいのは、女性をエスコートする際に使えば、手中に収める可能性まで高まりそうなこと。そうした意味でも、R8ハンターここに極まれりだ
オバフェンを中心に構成されるボディパーツ
NEWINGのオリジナルブランド「Alpil」のボディパーツで統一される。目を引くのはダクトの設けられた前後オーバーフェンダーにGTウイングだが、そこにフロントリップやサイド&リアスポイラー、カーボンボンネットなどが加わり、世界観を統一する。そのスタイルに負けないサウンドを奏でるマフラーはRUI製のワンオフとなる。
走りを予感させるオリジナルホイール
足もとを支えるのはAlpilSk-Ⅱという鍛造ホイール。前後とも20インチで、エアサス(AiR REX)によってロードクリアランスを自在に導くことが可能だ。
ゴージャスかつ繊細なオリジナルインテリア
インテリアメイクこそNEWINGの真骨頂の部分だ。この個体はレッドのナッパレザーを使っての総張り替え。シートやダッシュボード、コンソール、ルーフ、サンバイザーはおろか、ステアリングやメーターも含めてすべて同じ色調で統一される。
Modifications
EXTERIOR
Alpil
フロントリップ
サイドアンダー
リアサイドアンダー
カーボンボンネット
リアGT ウイング
オーバーフェンダー
カーボンリアフェンダー
INTERIOR
NEWING 総張り替え
MUFFLER
オリジナルワンオフマフラー(RUI 製)
SUSPENSION
エアサスペンション (AirREX)
WHEEL
Alpil Sk-Ⅱ FORGED F:8.5J-20 R:12.0J-20
TYRE
NITTO INVO F:245/30 20 R:345/25 20
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Text |中三川大地 Daichi Nakamigawa
Photo |伊勢馬場健次 Kenji Isebaba
カスタムカー完全ガイドvol.02
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