TOYOTA LAND CRUISER PRADO Produced by DOUBLE EIGHT
SOLID STATE OFFROADER
オフローダー・カスタムの定番であるリフトアップ。本場アメリカの超絶ハイリフト・トラックから、実用性とルッキングパフォーマンスを兼ね備えた日本発クロカン4WD、そして独自のカスタムが施されたJ’sアメリカン・トラックまでカスタムエッセンスが注ぎ込まれたモデルをお見せしよう!
RIDE THE HIGH LIFTED TRUCK & SUV
オフムードが高揚する、ポイントカスタムの魔力
ランクル界の大本命ブランドとして、名実ともに人気の高いダブルエイト。2018年も攻勢の手綱が緩む気配は一切見られないが、そんな気鋭が展開する新作は150後期型プラドで仕掛ける「エクストリームVer.」。手軽に楽しめる“貼り”のボディキットだ。
昨今のSUVブームを牽引する主役はC-HRなどのコンパクト系であることは否定しないが、SUVといえば見るからに強靱で走破性に優れ、タフな印象のあるランクル系の四駆を思い浮かべるオーナーも依然多く、その人気は海外でも絶大だ。
150プラドは、そんな本気のヨンク界で、王者ランクル200と並び支持されている日本を代表するSUV。兄貴分に引けを取らない存在感を誇示する姿はカスタムベースとしても安定しており、後期型は昨夏発売とまだ日が浅いもののユーザーは確実に増え続けている。
そんな後期にダブルエイトが用意したエアロが、この「エクストリームVer.」。じつはこれ以外にもハーフタイプの後期用ドレスアップ系エアロも手掛けているのだが、「エクストリームVer.」はそれも含め、これまで同社が手掛けてきたエアロとはまったく路線の異なる新アプローチを採用。パーツは前後バンパー中央のスキッドと呼ぶパネル、フォグまわりのエッジを強めたLED付きのガーニッシュ、そしてオーバーフェンダーといった布陣。デモカーのような車高は純正、タイヤはゴツ系のオールテレーンといった組み合わせを違和感なく受け入れてしまう魅力が持ち味で、ルーフやバンパーダクトに与えた市販LEDライトとの相性もヨシと、アクティブ色の強いオフシーンや荒涼とした大地を走る姿も良く似合う。愛知にあるサテライトショップ『GMG』では、この「エクストリームVer.」の新車コンプリートや、追加カスタムの相談も随時受け付けている。ぜひ足を運んで欲しい。
全方位を過不足なく、純正を彩る厳選のエアロ群
数こそ少ないものの、前後バンパーやオバフェンなど、同じ150と比較すれば一目瞭然な違いが得られるオリジナルエアロ。オバフェンは片側9mmの車検対応品で、オプションのアルミ・ダミービレットを併用すれば、雰囲気はよりリアルに。フォグガーニッシュのみLEDの配線処理が必要だが、基本はすべて貼るだけで済む。
それっぽさを演出するプラスαのルーフカスタム
ドレスアップ系カスタムでは見過ごされることが多いルーフは市販のLEDスポットライトとルーフキャリアで、ゴツく、そしてアクティブに。カスタムの作例として参考にしたい。
法規改正で合法化されたサイド出しを市販化!
マフラーのラインナップの豊富さでも知られるダブルエイトは、昨年から合法化されたサイド出しも開発完了。純正ステップ底から排気させる、運転席側のみのオーバル2本出しだ。
Modifications
DOUBLE EIGHT – EXTREME Ver. BODY KIT
フロントバンパースキッド
リアバンパースキッド
カラードリアガーニッシュ
フォグランプガーニッシュ
フェンダーミラーカバー
オーバーフェンダー
センターサイドマフラー
WHEEL
レイズ・デイトナFDX G6:20×8.5J + 22
TIRE
BF グッドリッチ オールテレーン:275/55R20
LAND CRUISER 200 DESERT Ver. Produced by DOUBLE EIGHT
「エクストリームVer.」と並行して企画開発されたのが、ランクル200専用の「デザートVer.」だ。こちらは販売時期等、詳細はまったく未定というコンセプトカー。前後バンパーを新規で設計したオリジナルモデルで、フロントバンパー中央にあるステンレスプレートは別体となる。写真のようなロゴ入りでの販売も検討中という。詳細は決定後、ウェブサイトで公表するとのこと。しばしお待ちを。
問い合わせ|DOUBLE EIGHT
Tel:052-698-2888
HP:www.double-eight.jp
GMG
Tel:052-652-1234
HP:www.gmg88.com
Words|杉山雄二_Yuji Sugiyama
カスタムカー完全ガイドvol.02
マガジンボックス