理想的リノベーション『PHOENIX』⁄Renoca誕生のきっかけ『WONDER』

2019年09月12日

80ランクル、FHENIX、RENOCA、リノカ、フェニックス

PHOENIX『フェニックス』

ベースとなる80系は1990年代初頭に誕生したモデル。60系の後を受け継ぎながらも高級路線を取り入れ、走行性能を大幅に向上させたモデルとしても知られている。そんなモデルだからこそ、60系よりも市場に残る台数も多く、かつコンディションも維持されている車両が少なくない。この80系をベースに、60系イメージでリノベーションをおこなったのがフェニックスだ。

RENOCAシリーズに待望のナローボディ用がリリース。リノベーションカーの魅力。

名前の由来はリノベーションカーの略称でRENOCA。リノベーションで楽しむ懐古趣味。

丸みを持つ80系のフォルムは、ボンネットからフロントパネル、フェンダーを専用設計でリニューアル。グリルやライトベゼルも新規作成することで、違和感を覚えることなく丸目を収めているというわけだ。もちろんフェイス周りのリフレッシュだけでなく、専用コーデのペイントはスクエアなボディラインを意識してツートンで塗り分け。ホイールやシート、ステアリングなどパーツの選択肢も用意しながら、そのどれを組み合わせても理想のフォルムが完成するようにプロデュースされているのも特徴だ。

80ランクル、WONDER、RENOCA、リノカ、フレックス

WONDER『ワンダー』

「クルマをリノベーションする」という発想はこのワンダーが開発のきっかけとなった。よりコンディションの良い80系をベースに、60系のような丸目ライトを装着できないだろうか。そんな発想からプロジェクトがスタートしたという。実際に出来上がるまで試行錯誤を繰り返し、一歩づつ着実に理想の形へと近づいた苦心の作品というわけだ。もちろん丸目ライトを60系に倣ったデザインで取り付けるだけでなく、雰囲気に合わせて内装やボディカラー、ディテールに至るまでトータルコーディネートもおこなわれる。

またオプションでリフトアップなどのメニューも用意されるなど、よりオーナーの趣向に合ったモデルを作り上げることも可能なのだ。