FLEX HOT CUSTOM ZONE
Functional Style #02
RENOCA HIACE200 COAST LINE
[リノカ・ハイエース200コーストライン]
80’sアメリカンなテイストを存分に惹き立てる味わい深い1台に!
ダメージジーンズに始まり、サビ感を演出するエイジング塗装など昨今のトレンドを見渡せば新しいのに使い込んだ感を生み出すアレンジが満載。そこに共通するのは「新しいのに懐かしい」ことだ。
RENOCAシリーズ ハイエースのナローボディをリノベーション。
フレックスが提案するハイエースのコンプリートモデル『アーバンワイルド』
リノベーションで楽しむ懐古趣味。
フルエアロに大口径、ローダウンにLEDなどのレンズ類。そのどれもが定番のカスタムトレンドではあるが、ここで紹介するRenocaはその定番とは真逆のコンセプトを打ち出した。最先端とは相反するトレンドを追い、昭和の世代にとってはどこか懐かしく平成生まれの若いオーナーにとっては1周回って、新鮮にすら映るのではないだろうか。
名前の由来はリノベーションカーの略称で、語源通りエクステリア及びインテリアをリノベーションした新感覚のコンプリート。トータルフォルムは80年代のフルサイズバンそのもので、角目のバンフェイスにクラシックデザインのホイール×ホワイトレタータイヤ、メッキバンパーにホワイトルーフなど当時らしいテイストが存分に惹き立つ。
それでいて中身は現行のハイエースとなればメンテナンスも容易で古いクルマならではの不安要素もない。ちなみに開発には、ラシーンやパオのコンセプターである慶應義塾大学教授の坂井直樹氏をはじめとしたデザイナーが参加しており、そのクオリティの高さはお墨付き。本物の80`sとなんら遜色ないフォルムに思わず何年式!?と言った質問も続出しているとの噂だ。
懐かしさや貫禄のあるマスクではあるが、どことなくファニーで女の子のウケも上々。フェイスのみならずインテリアレイアウトからカラーコーデまで好みに応じてオーダー出来る事も特筆物。拘りの強い個性派にぜひオススメしたい。
紹介する車輛はワゴンGLロング、ワイドボディの利点を生かした7つの豊富なシートバリエーションで、フル乗車にトランポ、車中泊とシーンに応じたレイアウトを楽しめる。オリジナルシートカバーも80`sフルサイズバンを思わせるユニークなデザイン。
USBポートなど時代にマッチしない物を、収納スペースを活用してさり気なく見えない箇所へレイアウトする配慮も嬉しいポイント。
ハイエースのインテリアカスタムではもはや定番と言えるベッドキット、センターテーブルと言った快適なシートアレンジは取り入れつつ、細部にどことなく懐かしさを醸し出すコーディネートセンスは特筆物。
Functional Style #02
RENOCA HIACE200 COAST LINE
[リノカ・ハイエース200コーストライン]
ベース車両 | 2010年式ハイエース ワゴンGL |
ボディカラー | ライトベージュ/オリーブグリーン |
外装エアロキット | Coast Lines(コーストライン) |
内装 | FLEXオリジナルシート ARRANGE-R1 RENOCAコンビ/リアMP5693カーペット |
オーディオ | DIATONE SOUND NAVI |
ホイール | CRIMSON DEAN クロスカントリー 7J×16+40 |
タイヤ | GOODYEAR 215/65R16 |
エンジン型式 | CBA-TRH214W |
フレックスオリジナルシートコレクション
FLEX ORIGINAL SEAT COLLECTION 12
[問い合わせ]FLEX ハイエース千葉北本店
Tel:043-259-3663
HP:www.flexnet.co.jp
Report • 石井秋良 Akira Ishii
Photo • FLEX
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