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秀逸シルエット。海外からの注目も熱い新進気鋭のデザイナー
アパレルを筆頭にジュエリー、グラフィック、家具など、様々な分野を手掛けるデザイナーのデザインは、クルマという固定観念にとらわれない自由な発想が魅力。今後のカスタムトレンドを大きく揺さぶる存在になる可能性を秘めている。
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KRC MODIFIED TOYOTA 86
Produced by K.R.C JAPAN
大きくワイド化した印象が実に強烈なこのスタイリングが、実は純正寸法の車幅とほとんど同じと言ったら、多くの方が驚くに違いない。ネガとポジの対比によって視覚的にワイドに見せる独自性の高いデザインを手掛けたのは、K.R.C JAPANの代表を務める筒井宣尚氏。
カーデザインのみならず、アパレルやジュエリー、グラフィックや家具、さらには空間デザインと、多彩なジャンルでデザインを行ってきた人物だ。氏のこだわりは「こだわり」を持たないこと。カーデザインを手がけるうえでも、「クルマ」という固定概念にこだわらず、自由な発想でデザインを展開する。唯一無二のデザインは、筒井氏の幅広い活動フィールドと独自のこだわりがあるからこそ生み出されたものといえるだろう。
海外でも評価の高い“筒井デザイン”は、国内の感度の高いカーオーナーたちの間ではすでに大きな話題となっている。ワンオフでのパーツ製作のオーダーを受けることが多いが、現在では2年待ちという人気ぶり。
そんな数々のワンオフデザインから量産化を果たしたのがこのトヨタ86用のボディキット。近年のボディカスタムのトレンドは、フェンダーをカットして大胆なワイド化を狙うというものだが、このボディキットは、純正ボディを一切傷つけることなく、“ポン付け”だけでどれだけ印象を変えられるかにチャレンジしたもの。わずかなリスクさえ受け入れることなく、それでいて流行に埋もれることのない強烈な存在感を獲得した秀逸なデザインだ。
有機的な曲線が純正ラインに絶妙にマッチ
独特な有機的曲線はまさに唯一無二のデザイン。特異性の高いデザインながら、純正のスタイリングに違和感なく融合しているのは見事と言うしかない。ひと目見ただけで強烈に目に焼きつく印象的なデザインだ。
年式対応の幅も広いトランクスポイラー
トランクスポイラーは、前期型、後期型だけでなく、スバルBRZにも装着可能。スポイラー単体でのデザインも美しいが、リアフェンダーと組み合わせることで魅力はさらに倍増。
自由な発想が生み出した強烈なオリジナリティ
筒井氏のオリジナリティが最も如実に表れたリアフェンダーのデザイン。純正から大きくワイド化した印象を与えながら、フェンダーのカットが不要で、純正ボディで買ったホイールがそのまま使え、さらには車検の心配もない。“ノーリスク・ハイリターン”のボディパーツだ。
Modifications
●フロントアンダースポイラー(86後期用)
●テールスポイラー(86用)
●リアフェンダー「イミテイト」(86前期用)
●リアフェンダー「イミテイト」(86後期用)
斬新なデザインとアプローチでSEMAショーの話題を独占!
フェンダーをカットすることなくダイナミックなスタイルへとドラスティックに変身することができるKRCの最新キット。そのアプローチとデザインは海外からも高い評価を得ているのはご存知のとおり。ちなみに写真は2017年SEMAショーJDM SPORTSブースから出展されていた86で、詰めかけたギャラリーたちからストロボの集中砲火を浴びるほど注目されていた。
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Text |鈴木俊男 Toshio Suzuki
Photo | K.R.C JAPAN
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