取材協力 ラガーコーポレーション
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「美しいスタイル」術
Gクラスの基本性能を引き上げる！
Gクラスの走りやブレーキ性能などをアップデートさせるパーツが次々とリリースされている。Gクラス専用設計など特別な作りになっているものもある。
現行型に対応したMCB（モーション・コントロール・ビーム）で、走りの不満を解決！
高級SUVらしいエレガントなインテリアに対して、エクステリアは無骨で4WDモデルらしい強さを感じるデザインとなっているのがGクラスの魅力のひとつ。一方で走りに関しては、クロカン四駆らしいフィーリングを持つが、セダンに比べれば揺れや振動を感じやすいのも事実。それを解決するアイテムとして注目されているのがMCB（モーション・コントロール・ビーム）。
ラガーコーポレーションでは、先代のW463用をすでにリリースしており、多くのGクラスユーザーから注目を集めている。実はこのW463用のMCBはラダーフレーム車初ということもあり、試行錯誤を重ねながら完成に至ったという経緯がある。その経験と知識を生かしながら、ついに現行型W463Aに対応したMCBがリリースされたのである。
全体で3本のダンパーで構成され、ミッション下部に2本、ボディの最後部に1本が装着される。これにより、段差を乗り越えた時の不快な揺れの収束性が高まり、走行時の振動も抑制。リアはリジットサスだが、フロントが現代的なサスにリファインされたW463Aだけに走りの質は大幅に向上、操縦安定性も高まるなど、Gクラスに付き物だった走りの不満を解決してくれる。
ラインナップはG350d、G400d、G550、G63でガソリン／ディーゼルモデルともに対応。見た目を変えるカスタムではないが、走りのフィーリングや乗り心地を改善することで、Gクラスと過ごす時間がより良いものになる。
インプレッション！
想像以上の効果を期待できるアイテム
86GRMNにも標準で装着されているMCB（モーション・コントロール・ビーム）。フレーム構造であるW463Aへの装着においても効果が体感できるのか、試乗前にはそんな不安もよぎったが、それは杞憂に終わった。
ミッション下部で2本、ボディ最後部に1本装着されたMCBにより、ステアリング操作時におけるボディの横揺れが減少、トレース性の向上、そして段差などを乗り越えた後などでの縦揺れ収束性向上が期待できる。実際それはすぐに体感できるもので、むしろフレーム構造ゆえのボディ上部のフラつき感はほぼ感じられなくなった。
乗り心地が大きく改善されたW463Aだが、MCBの装着により、さらに不快な揺れや振動が抑えられ、上質な乗り味に。前席はもちろん、後部座席に座る人にも優しいアイテムだと感じられた。
（文・マーク清原）
先代型W463用もラインナップ！
MCB（モーション・コントロール・ビーム）は先代のW463型用もラインナップしている。前後リジッドサスとなるためノーマルの乗り心地に不満を持つユーザーは少なくない。それを解決するのがMCB。G63、G350dに対応するので気になる人は問い合わせてみよう。
今回の取材に協力してくれたのが、ボンド葛飾。メルセデス・ベンツGクラスなどのプレミアムカーの販売、整備、カスタムをワンストップで行ってくれるところだ。スーパーカーにも対応できるリフトや４輪アライメントテスター、広々としたピット内など、プレミアムカーを扱うに相応しい設備と環境を整えている。
Produced by LAGER CORPORATION
話題のスポーツカーに搭載され注目を集めたMCB（モーション・コントロール・ビーム）。ラガーコーポレーションでは、先代のW463用のMCBを販売し好評を博しているが、ついに現行型W463Aに対応したMCBがリリースされた！
文：編集部
写真：清野央
