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オフ系スタイル戦線にワイドフェンダー参戦!
Pickup Truck Direct 01
逆輸入車の奥深き世界。
日本車なのに日本じゃ買えない本格派。実際に目の当たりにすると、想像以上にデカい。顔つきだって日本車風だけど、フツウの日本車とは明らかに違う。それがダイレクトインポートでのみ購入できる「逆輸入車」だ。基本は外車だけど、信頼性・耐久性は安定の日本車クオリティ。
こんなクルマ、日本人が乗らないなんてもったいない!
タフネス新基準。
ピックアップ×ビス留めオバフェンのニュースタイルを確立したハニーDが、タコマ用最新ボディキットをリリース。さっそくデモカーをLAで解き放ったが、その車高はなんとド・ノーマルだった。この強烈インパクトな超オーバーフェンダーが、実はすごく気軽に楽しめるということを痛感。
HONEY-D TOYOTA TACOMA TRD PRO 4×4
2016年、ラスベガスで開催された世界最大のカスタムカーのコンベンション、SEMA(セマ)ショーでワールドプレミアされたハニーDのボディキット。一般的にはリフトアップがセオリーの4WDタンドラをあえてローダウンし、ピックアップトラックの世界では発想すらなかった超ワイドボディフェンダーを装着する画期的なスタイルが話題を呼んだ。
通常アメリカでは、日本のようなタイヤのハミ出しに対する厳しい法的制約が少ない。そのためストリートを走るオフロードカスタムカーの多くが、これ見よがしで巨大なタイヤを履いている。中にはロッククローリング用の超ド級43インチにフェンダーレスで闊歩するラングラーもいるほどだ。
それが常識化していたシーンに革命を起こしたハニーD。ワークス風ボルト留めフェンダーによる見た目のフレッシュさだけでなく、フェンダー内にゴツいタイヤをツラで収めることのクールさを新提案した。
トヨタ・タンドラでデビューしたハニーDはその後、2017年にフォードF250、F350用に加えシボレー・シルバラード&GMCシエラ用をリリース。続いて発表した最新のキットがご覧のトヨタ・タコマ用である。
4WDのシャコタンで強烈なインパクトを放った同シリーズだが、今回はノーマルサスでのアプローチだ。下げてよし、上げてもよしのボディキットは、もちろんノーマル車高でもカッコいいことを証明するためである。もっと気軽にハニーDを楽しみたいというユーザーのために、メーカーが実証する好例でもある。
その代わり20インチのホイールに33インチのタイヤで4WDらしく力強さを強調。ベッドにはロールバーラックや各所にLEDフォグを配置するなど、日常生活やフィールドでタコマ本来のポテンシャルが最大限に活かせるカスタムを施し、ノーマルとの差別化を図っている。
今、LAを中心とした西海岸で、プリランナースタイルに続き若者から絶大な支持を集めているピックアップの新ジャンルだ。
上方に積載可能なラックがセットされたハニーDオリジナルのロールバー。サイドステップはシンプルなOCF製をチョイスし、Aピラーの付け根やロールバーにはLEDフォグを配置。
ハミ出すワイルドさではなく、収めることのカッコ良さを実証したボディキット。足回りにはフューエルオフロード製MAVERICK D538の20インチに、33×12.50サイズのTOYOオープンカントリーを組み合わせている。
4WDのカスタムながら、車高を一切イジることなくこの大迫力を演出するハニーD製“スーパーワイド・フェンダーフレア・キット”。
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Text&Photo:Takenao Hayashi
Traxtion4[トラクション・フォー]
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