RULE TEH ROAD Next trail for off-roaders
G-class Section #002
Mercedes-AMG G63
Produced by AZZURRE MOTORING
Gショック。セレブ好みの新味“ZERO”マジック。
アメリカがカスタムの先進国といわれていたのはもう、ずっと昔のことかもしれない。いまでは日本こそがその立場にあると思う。そして、その中心にいるのがアズールモータリングだ。ここでは世界進出を狙う彼らの新作「G」に迫る。
レクサスLX570を隙のないカスタムで純正にはない魅力を追加【東京オートサロン2017】
自動車のカスタム業界における新年の風物詩、東京オートサロン。年を追うごとに拡大と進化を続けるこの祭典で、毎年、圧倒的な存在感を放っているのがアズールモータリングだ。中部エリアの車両販売店としてスタートした彼らは、わずか数年で世界のハイエンドカー/スーパーカーをスタイリッシュに仕上げるカスタムブランドへと成長。さらにラスベガスで開催されるSEMAショー出展を足掛かりとしたアメリカ進出をはたすなど、いまでは世界で認められるほどの存在となった。華やかなブースからその勢いがあふれ、自然と伝わってくるのも納得できよう。
さらにアズールモータリングはオリジナルブランドの普及にも力を注いでいる。それがアメリカのデザインと日本のこだわりを融合させた鍛造ホイール『SKY FORGED』であり、ゼロ戦に端を発し、ゼロからのスタートという意味を込めた『ZERO DESIGN』のボディキットである。
このZERO DESIGNに関して、すでにマセラティ・レバンテやキャデラック・エスカレードやポルシェ・カイエン、レクサスLX570といった国内外のハイエンドSUV用をリリースしてきたが、今回のショーでは早くも新型ベンツG63、そして同時に旧型Ver.も登場させ、ギャラリーたちの視線をクギ付けにしたのも記憶に新しい。決してハデにせず、ノーマル+αを狙った歴代“ZERO”の流れをくむデザインは、もちろんこのクルマにも踏襲されている。
新型となって賛否が分かれるフロント部分は、特徴的な5連LEDが埋め込まれたフルバンパーで迫力を増幅。さらにボディの各部にスポイラーを配し、全体をコーディネイト。ハイライトは前後のオーバーフェンダーで、おのおの+25mmというサイズでのワイド化とした。新型Gクラスという車両の購入層を考慮し、あえて控えめな設定としているのだ。
必要なのは確かなデザインセンスとクオリティ。ZERO DESIGNのボディキットには、彼ら最大の武器でもある双方のファクターが濃縮されている。
前後バンパーは高品質フルバン
ハデさを追い求めることなく純正+αというギリギリを狙ったZERO DESIGNのボディキット。フロント/リアバンパーは純正交換タイプで、特徴的な5連のLEDはフロント左右のボトム部分に配されている。撮影車の材質はカーボン/FRPのハイブリッド。
エキゾーストノートもカスタム!
ルーフエンドにアクセントを加える効果的なルーフスポイラーはもちろん、迫力ある左右2本出しの可変バルブ付きマフラーもZERO DESIGN製を装着。
先代モデルもアップロード!
こちらは東京オートサロンで同時に発表された先代Gクラス用のボディキット。基本的なデザインコンセプトやパーツの構成は新型と同様で、特徴的なオーバーフェンダーのサイズも+25mmと共通させている。なお、詳細に関しては要問合せ。
強者オーナーもひと目ぼれ
「東京オートサロンの会場で見て、ひと目ぼれしました!」というオーナーのPYONさん。スーパーカーの世界でも知られた人物。このクルマの購入に合わせた名前入りのフロアマットはアズールモータリングからのサプライズプレゼント!
equip list
BODY KIT
ZERO DESIGN CARBON/FRP Ver.
Front Bumper
Rear Bumper
Over Fender
Roof Spoiler
Muffler(可変付き)WHEEL
SKY FORGED S215
22inch×10.5J
TIRE 33×12.50R22LT※価格は税抜き/取り付け工賃等は別途。
問い合わせ:AZZURRE MOTORING
HP:azzurre-motoring.com
麻布ショールーム:Tel.03-5797-7477
本社ショールーム:Tel.0562-95-0678
Text:Daichi Nakamigawa
Photo:Yasuhiro Yamada
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