問い合わせ:CSD
Tel:0836-69-0555 HP:www.csd-inc.jp
〝攻め〟の制動力。CSD【シー・エス・ディ】
TX4 Equipment
2010年に16ポットという、衝撃的なビッグキャリパーをひっさげてデビュー。以来カスタムシーンにその名を轟かすCSDブレーキシステム。クールなルックスとサーキットでの実践が鍛え上げた性能はあらゆるハイエンドカーの足元を引き締めてきた。そんなCSDが今、オフロードシーンからも熱い視線を浴びている。
クルマにとってブレーキの効きを向上させることは、ボクサーが拳にバンテージを巻くのと同じである。腕力を鍛えて威力を増したところで、拳をしっかりとガードしなければボクサーは100%のパンチを打ち込むことが出来ない。一発で骨や手首を痛めてしまうからだ。同様にクルマのパワーを活かしきるのであれば、動力に勝る〝制〟動力が必要である。『チューニングの第一歩はブレーキから』と言われる所以だ。
D1マシンにも装着され、ランボルギーニやR35GT-Rなどのスーパーパフォーマンス系に人気の高いCSDブレーキ。だが、実はそのポテンシャルはオフロードシーンでも注目を集めているのをご存じだろうか。サーキットが鍛え上げた高性能は、タフさを要求されるフィールドでも大活躍することが認知されたのだ。また、ホイールから覗くキャリパーやローターのシルエットは他に類を見ないクールさ。国内外を問わず尖った連中のマストアイテムとなりつつある。
ラインナップはリア専用の2ポットから4、6、8を経て、何と衝撃の16ポットまで。加えてフォージド(鍛造)キャリパーもリリースされた。こちらはインナーパイ製法を採用してオイル漏れなどのトラブルリスクを最小限に抑えた新設計。チューニングの第一歩はCSDで決まり。
写真はレクサスLX570にフロント6ポット・モノブロックキャリパー&355mm・2ピースローター、リアに4ポット・モノブロックキャリパー&355mm・1ピースローターをプットしたもの。このLX570&ランクル200専用ブレーキキットは、前後セットで54万円(税別)とCSDの中でも手にしやすい価格だ。
CSDのキャリパーは2、4、6、8、16ポットの多彩なバリエーションが魅力。またカスタムカラーもオーダー可能だ。ローターは286㎜から430㎜、アルミやカーボンなどあらゆるタイプを取り揃えている。現在はブレーキフルードの温度や状況をモニタリングするブレーキ管理システム『BOMS』を特許出願中。
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Text&Photo:Takenao Hayashi
Traxtion4[トラクション・フォー]
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