愛車の機能をバージョンアップ!
電装アップデイト術 vol.2
足回りやエアロなどと違って、直接その効果が体感できるのが電装パーツの良いところ。走り、安全性、そして使い勝手に防犯性。どれを取ってもハイエースに必須な機能向上アイテムなのだ。
#2
Multi Meter[マルチメーター]
追加メーターで愛車の状態をリアルタイムチェック

4型までバリエーションが増えたハイエースでは、型によってメーターレイアウトが微妙に違ってきている。センターには視認性を重視したスピードメーターが備わっているのは共通ながら、左右のスペースにはタコが入ったりフューエル計や、水温計がといった計器が装備される。とはいっても中には必要最低限のスピード、フューエル、水温といったレイアウトも存在し、回転数はどう判断したら? なんてこともあり得る。逆に水温計が廃止されているタイプもあるため、愛車のコンディションチェックがままならないものもある。
もちろんそんな情報をいちいち表示しなくても、ハイエースは壊れない。そうはいっても、トラブルを事前に察知するにはメーターの情報は必要不可欠。そこで取り入れたいのがマルチメーター。故障診断のOBD Ⅱ端子に接続するだけで、車両本体が収集する各種データを表示できるこのメーター。面倒なセンサー取り付けや配線作業を行わなくても、必要な情報を得られるだけに、万が一に備えて取り付けておいて損はない。
#3
Security [セキュリティ]
盗難率トップクラス!ハイエースを完全ガード

デビューが2004年と、すでに12年もの長きに渡って生産され続けている200系ハイエース。それだけ生産台数も多く、仕事からプライベートのレジャーまで幅広く活用されている。そんなハイエースは、知っての通り盗難被害率がダントツでNo.1。特に日本国内での需要以上に高い海外に密輸されることも多く、盗難にあった場合は見つかることは極稀と言われる。
そんなハイエースをいかに窃盗団の手から守るか。その答えのひとつがアナログのセキュリティグッズ。最近の窃盗団は純正イモビライザーも簡単にカットしてしまう。そのため電子式のセキュリティユニットでは効果は期待できない。もちろんサイレンタイプのセキュリティは、警戒心を煽る効果はあるものの、万が一警報がなったからといって窃盗団と鉢合わせすると、クルマを盗まれるだけでなく命の危険にもつながりかねない。
そのため視覚的に盗みにくいクルマを演出する、ハンドルバーやタイヤロックといったセキュリティグッズは、車両盗難被害が多いハイエースには効果的と言えるのだ。もちろん、セキュリティグッズをつけたから完璧というわけでなく、駐車場所など根本的な防犯対策も必須。盗まれないための工夫こそ、盗難対策の基本というわけなのだ。
#5
Defend [ボディ保護]
実用車だからこその錆対策は必須
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デフィお客様相談室 Tel.03-3835-3639 http://www.nippon-seiki.co.jp
ツーフィット Tel.045-253-7945 http://www.to-fit.co.jp
Photos • 藤井元輔
ハイエース完全ガイド
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