ハイエース乗り心地向上委員会
ハイエースシート考座シート選びの基礎知識 STEP1
シートを変えれば快適性はグンッとアップ!
あらゆるシーンで使い勝手の良いハイエースでも、どうしても気になってしまうのが運転席のシートの薄さ。短距離の移動ならまだしも、長距離移動となると快適性はおろか腰痛を引き起こしてしまうことも…。そんな運転席のシートを一新すれば、さらにハイエースが楽しくなる!
運転席のシート交換、最初の一歩はシートレール選びから
専用設計の作り込みと、保安基準に注意すべし!
シートレール選び
ハイエースオーナーの悩みのひとつとしてよく耳にするのが「シートがペラペラで乗り心地が悪い」とか、「バン用シートが安っぽすぎる」という言葉。確かにハイエースは商業用車としての設計が施されるうえ、シート下にエンジンを配置するキャブオーバータイプのため、シートの設計には大きな制約が与えられている。バンに至っては泥汚れや水滴を染み込ませないビニール表皮を使用するのも、コストと実用的側面を考慮した結果。ある意味、大量生産を行う自動車メーカーの限界とも言えるのだ。
そんなシートも、アフター製品を視野に入れれば乗り心地から質感まで大幅にアップするのは当然。そもそもクルマ全体で製造コストを割り振り、シートにかける予算を制限される新車と、シート開発だけに予算を投入するシートメーカーではその目標地点が違う。それだけに、乗る人に優しい上質なシートを求めるなら、シートメーカーの製品に軍配が上がるのは当然といえるだろう。
さらに、シートメーカーはクルマが発売されてから製品開発やマッチング検証に入る。そのためノーマルシートでの不満をいかに解消できるかを考慮し、シートレールに最適な工夫も施されるというわけだ。
ここで大きな問題となるのが、前述のシートレール。保安部品に指定されるシートレールは、単純にシートが固定できていればOKというわけではない。正しくシートが固定されているかや、万が一の衝突時にシートが脱落しないかと言った安全性も担保されていなければならない。そのため、シートメーカーは自社のシートとの組み合わせで、安全性を証明する試験をクリアしたシートレールをラインアップしている。ネットオークションなどで売られている出所不明なシートレールでは、車検に適合しないばかりか万が一の事故では命に関わってしまうのだ。
そういった意味でも、シート交換を考えるなら最初の一歩はシートレールの適応を確認するのが重要というわけ。もちろん、ハイエース用のシートレールはシートメーカーだけでなく、ショッップからも保安基準適合品がラインアップされている。こうしたシートレールをチョイスしなければ、乗り心地が良くなっても不要なトラブルを引き起こす危険性もある。シートとの適合だけでなく、車両とのマッチング、そのシートレールが保安基準に適合しているかをしっかりと確認することが重要というわけだ。
ローダウンしたハイエースの乗り心地が、数千円のパーツで劇的に改善!
BRIDE 岩橋さん
シートで乗り心地は変わります!
BRIDEなら保安基準もクリア済み!さらに3年保証だから安心して使える
営業車として自社で3台のハイエースを持つブリッドだけに、シートレールの開発もチューニングカー同様に本気を出している。そのためシートレールは当然のようにハイエースに対して保安基準をクリアした安心設計。さらに使用する社員の声を反映し、キャブオーバーのためシート高が高くなってしまうことを防ぐ、専用のローマウント設計が施されているのも特徴。シート位置は高さにこだわるだけでなく、シートとハンドルセンターを好みで合わせられるように、マウントの穴が長穴加工されているのも見どころ。約10ミリオフセット可能なため、純正位置でちょっと左向きになってしまうハンドルセンターが、適正位置に移動できるというわけだ。
ブリッド・スーパーシートレールMO
シートを変えれば快適性はグンッとアップ!さらにハイエースが楽しくなる
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ハイエース完全ガイドvol.01
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