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「メルセデスベンツ・Gクラス」伝統と最新技術の融合により究極のオフローダーに進化

The new G-Class 伝統と進化

1979年に登場したメルセデス・ベンツGクラス。それから細かなマイナーチェンジをしつつも、基本的なコンセプト、クルマ作りは変えずに進化してきた。そして今回、モデルチェンジを実施。いったい何が変わって、どう進化したのか。見た目だけでは分からない細部のメカニズムについて掘り下げてみよう。

Mercedes-Benz G-Klasse、メルセデスベンツGクラス

 

伝統と最新技術の融合により究極のオフローダーに進化

1979年のデビュー以来、本格オフロード4WDとして常にトップクラスのパフォーマンスをキープ、さらにラグジュアリーカーとしても、独自の世界観を創り出してきた「メルセデスベンツ・Gクラス」。ただ、これまでシャシーやパワートレーン、ボディなど、基本構造に大きな変更が与えられることはなく、それがいい意味でも悪い意味でも、Gクラスの個性として受け止められてきたのも事実。

しかし’18年6月、ついにGクラスに、フルモデルチェンジに匹敵するほどの大幅な変更が与えられた。型式自体は従来よりの「W463」型を受け継いでいるので、モデルチェンジ、というより、アップデートといったほうが正しいかもしれない。

新たに登場した「G550」は、まずラダーフレーム付きのボディ、ローレンジ付きフルタイム4WDシステム、センター、そしてリヤ&フロントに用意された3つのデフロックシステムなど、伝統的なオフローダーとしてのコンテンツは踏襲されている。

しかしフレームは新設計され、強度・ねじれ剛性・耐久性・安全性を大幅に向上。またボディも高張力スチールをベースに、フェンダー、ボンネット、ドアなどをアルミ製として、従来より約170kg の軽量化も実現した。もちろんエクステリアデザインも、従来の超直線基調から、ほどよく曲面を採り入れたものに。新しいメルセデスを表現するに十分な、それでいてGの伝統をも感じさせる魅力的なものになった。

エンジンは4ℓ/V8直噴ツインターボ(422ps & 62.3kg-m)を搭載。気筒休止システムの採用や、新採用された9速ATにより、燃費性能の向上が図られた。なお従来よりのディーゼル搭載車(G350d)は新型と併売。また新型のAMGモデル「G63AMG」も設定されている。

さて、従来型から新型へ、もっとも注目したい変更点は、サスペンションだ。従来、Gクラスはデビュー以来のサスペンション形式=前後3リンク式コイルスプリング・リジッドを採用してきた。しかし今回のアップデートで、初めてフロントに独立懸架式=ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式を採用。またリヤについては同じコイル・リジッドながら、3リンク式から5リンク式に変更。これらにより、さらにロードゴーイングなオンロード性能をグレードアップ。

オフロードについては物理的なトラクション性能が犠牲になったが、その分、3つのデフロックや、電子デバイス「ダイナミックセレクト」のGモードの採用によって、走破性・脱出性能は向上することになった。

この他、リヤシートを含めたインテリアの居住性やユーティリティが向上。安全性についても「レーダーセーフティパッケージ」と呼ばれる数々の運転支援システムにより、先進の機能を身につけた。

最高峰オフローダーとされながら、クルマ自体には設計の古さも目立ったGクラス。だが、今回のアップデートにより、「究極の最新オフローダー」に進化したのは、間違いないだろう。

Mercedes-Benz G-Klasse、メルセデスベンツGクラス

 



 

Mechanism Topic(メカニズムトピック)

新開発の専用サスペンションを搭載する

メルセデスAMG社との共同開発による、フロントのダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンション

メルセデスAMG社との共同開発による、フロントのダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンションと、リアのリジッドアクスルを組み合わせた専用のサスペンションを搭載。フロントのダブルウィッシュボーンサスペンションのコンポーネントはいずれも、サブフレームなしでラダーフレームに直接取り付けられている。走破性はもちろんのこと、乗り心地も向上している。

 

Gクラス AMG LINE、メルセデスベンツGクラス

Gクラス AMG LINE、メルセデスベンツGクラス

今回の改良によってフロントマスクを一新。グリルや丸型のLEDヘッドライト、フロントバンパーなどの変更により、Gクラスの伝統を受け継ぎつつも、最新のメルセデスデザインにアップデートされている。堅牢なプロテクションモールやフラットなウインドーなどオフロードとしてのイメージは踏襲する。

 

現代のメルセデスデザインとGクラスの伝統を融合したインテリア

現代のメルセデスデザインとGクラスの伝統を融合したインテリア。、12.3インチの高精細ワイドディスプレイやコントローラーを備えたタッチパッドなど装備も充実している。

 

Gクラス、インテリア

メルセデスらしい上質な素材をふんだんに使ったインテリアは、所有する満足感が高い。

 

フロントのディファレンシャルギアに対して270mmの地上高を確保し、オフロード性能の向上に貢献している。

 

4ℓV型8気筒ツインターボをベースとした M176エンジンを搭載

4ℓV型8気筒ツインターボをベースとしたM176エンジンを搭載。最高出力422psを発揮するパワーユニットだ。

 

新型の9速ATを搭載。

新型の9速ATを搭載。効率的なシフトチェンジにより快適な走りを約束する。

 

Gクラスパーフェクトブック VOL.03
ぶんか社



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