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S.U.V.I.P【SUVをVIPに楽しむ。】
街中で見慣れたミドル級SUVからラグジュアリー色あふれるフルサイズ、そしてモーターで走る新世代モデルまで、幅広いバリエーションを誇るSUV。そんな注目カテゴリーで話題となっている最新カスタムの世界を紹介しよう。
和の美と心。ニッポンの伝統的美意識をエレキに乗せて
Tesla Model X Produced by KOKORO
いま自動車業界が注目するEVカーのカスタム&ドレスアップでは、日本から世界へと発信されるブランド『KOKORO』が大きな話題となっている。ライバルのサリーンやマンソリーたちと真っ向勝負する彼らの秘策は、日本の伝統的美意識をストレートに表現することだった。
テスラのドレスアップパーツを手掛け、日本から世界へと発信するのが、「KOKORO」ブランド
「テスラ」に向けたカスタムパーツを展開する「Heart Up World」
ガソリンエンジンに代わる新時代のクルマとして期待される、電気自動車。なかでもテスラの存在は群を抜いていて、すでに世界のセレブリティたちの生活を支える“道具”として不動の地位を築いている。
しかし、そんな個性あふれるテスラも、エクステリアは意外なほど淡白。まるでその素性を隠すかのようなデザインは、街中に溶け込むことを命題とされているような印象さえ受ける。しかも見た目以上に大柄なボディは無機質で、それだけに何かが足りない。
『KOKORO』は、そんなEVカーのウィークポイントを払拭した日本発のブランドだ。すでに先行発売され、高い評価を得ているモデルS(4ドアセダン)用に次ぐ今回のモデルX版でも、ボトムラインを中心とした商品構成で独自性をアピール。デモカーであるため装着された各パーツはゴールドにペイントされているが、ノーマルではモノ足りなさを感じていたテスラ特有のフラットな面に、このエアロパーツたちが躍動感を与えていることは間違いないだろう。
基本となるのはフロント/サイド/リアのボトムス部分に配されたスポイラー。いずれも日本の伝統的な美意識に加え、都会的なエッセンスを融合させたデザインを採用。もちろん空力パーツ本来の役割も忘れることなく、走行安定性の向上を追求していることも忘れてはいない。
日本発のKOKORO装着で、無機質なEVカーはきっと“道具”から脱却する。
存在感を発揮するエアロはビジュアルと機能性を両立
センター部を表現力豊かな二段構成とし、両端のウイングレットへとつながるデザインとしたフロントバンパースポイラー。もちろん高速走行時に車体の揚力を抑える効果も。
ファルコンウイングドアを跳ね上げると意外に寂しいが……
モデルXの特徴でもあるファルコンウイングドア。ノーマルだと開けた際に足元が寂しい印象となってしまうが、このサイドスポイラーを装着することによって払拭することが可能。
後続車両からの印象を変えるディフューザー風テイスト
走行中のダウンフォースを高めてくれるというエアロパーツ本来の機能はもちろん、ボディ後方からのビジュアルUP といった面でも効果が期待できるリアバンパースポイラー。
ほんのわずかな気づかいがライバルとの差をつける!
やがて廃止される日が来るかもしれないドアミラー。今回は本体下部をボディ同色のホワイトでマッチペイント。これだけで都会的な印象がグッと増しているのがわかる。
モデルXの車高を低く見せる専用フェンダーアーチ
純正エアサスを任意の位置に設定することができるKOKOROオリジナルのロワリングキット(モデルS/X共通)装着に加え、ボディ4ヵ所にセットされたフェンダーアーチがモデルXの車高をより低く見せてくれている。
Modifications
KOKORO 3Piece Aero(未塗装)
フロントバンパー
サイドスポイラー
リアバンパースポイラー
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Text |竹野由志雄 Yshio Takeno
Photo |山田泰弘 Yasuhiro Yamada
カスタムカー完全ガイドvol.02
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