1981年にR30型が発売されてからおよそ2年後、R30スカイラインはビックマイナーチェンジを受け後期型となり、このマイナーチェンジでエクステリアに大幅な手が加えられることになる。
通称「鉄仮面」と呼ばれるグリルレスデザインは、当時の高性能スポーツカーでは異例のスタイルであり、多くの話題と人気を誇っていた。
そして、今回取り上げているリスタードのDR30スカイラインは、タイトルにある通り、もともと後期型の鉄仮面ではなく、通称「3本グリル」と呼ばれる前期型であるのだが、前期型の車体に後期型の外装パーツを使用して行われるカスタムは、今や定番と言えるカスタム手法の一つかもしれないが、今回の車両は単なる「顔面スワップ」ではない。