TOYOTA HILUX LIFTUP STYLE Produced by TRAIL
キーワードは“車検対応”
気軽にクール、真面目にワイルド。
ハイラックス用カスタムパーツを数多くラインナップするトレイルのデモカーのこだわりは車検対応であること、そして構造変更の必要がないこと。法令という縛りの中でデザインが練られ、機能が吟味されたカスタムパーツたちが集まり、ご覧のスタイルが実現した。
アーティシャンスピリッツの新たなアプローチ。男らしくワイルドなハイラックス。
ピックアップ・トラック最大の特徴であるベッド部分をどう扱うか。
人気のハイラックスを大手を振ってカスタム
多くのパーツメーカーが口を揃えたように言う、販売台数ベースで考えるとハイラックスのカスタム率はとても高いと。ハイラックス用カスタムパーツを数多く手掛けるトレイルも同様の印象を抱いているメーカーのひとつ。
実際に売れ行きも好調で、入荷時点で9割方が売れてしまっているケースも出ているという。そんなトレイルのカスタムパーツには車検対応という特徴がある。写真は同社の製品で武装したデモカーだが、フロントバンパーもリアバンパーもサイドステップもすべて車検対応で構造変更の必要もない。
合法的なカスタムパーツという点が評価された結果として、現在はディーラーを通じての注文も多いという。ちなみに最も人気を集めているのはリアヒッチバンパー。最初から2インチ口が開いており、別売りのヒッチボール牽引ブラケットと組み合わせることでカスタムスタイルと牽引機能を両立させる。
アウトドアブームを背景に近年は牽引機能がマストというユーザーも多く、これを決め手にこのリアバンパーを求める例も少なくないそうだ。
ご覧のようにフロントバンパーは前期型用だが、現在トレイルでは後期型用バンパーも開発中とのこと。大胆に変化した後期型のフロントマスクにマッチするデザインを実現するべく試行錯誤を繰り返しており、近い将来にラインナップに加わる見込みだ。
付属パーツも充実。
GUN125前期型用フロントウインチバンパー。ウインカー、フォグランプ、ハイリフトジャッキポイント、ライセンスプレートブラケット、脱着可能なライトバー、アンダープロテクターを標準装備。
人気ランキング第一位!
トレイルのハイラックス用パーツで一番人気のリアヒッチバンパー。フレーム直付けのボルトオンタイプで、別売りのヒッチボール(2インチ)牽引ブラケットを組み合わせて装着できる。
ボルトオンがポイント。
サイドステップもフレーム直付けのボルトオンタイプで、乗降時に便利なだけではなくサイドシルを守るロックレールとしても機能。オフロード走行時のサイドアングルを考慮してステップ部分が若干傾斜した設計になっている。
デモカーは約40mmアップ。
リフトアップは同社のショックアブソーバーキットによって実現。フロントは車高調整式モノチューブショックアブソーバー、リアはモノチューブショックアブソーバーと35mmブロックによって構造変更の必要がない高さに収めている。
Custom Recipe
フロントウインチバンパーffERⅢ(ウインチ別売) 159,000円
リアヒッチバンパー138,000円
ベッドライナー(オーバーレールタイプ) 60,000円
ショックアブソーバーキット104,000円
テールゲートオープナーWITHアシスト14,800円
ボンネットダンパーffER.Ⅱ 14,600円
ヘッドライトカバー(ブラックfflグレード) 8,800円
テールレンズカバー(ブラック・ffl⁄flグレード共通) 7,600円
サイドドアモール(テキスチャーブラック) 26,000円
フロアマットセット21,000円
※価格は税抜き、塗装代、取り付け工賃別
デモカーに装着されていない理由。
①ロールバーSUS軽量タイプ(68,000円)
②ロールバーwithカーゴキャリア(148,000円)
③キャノピートップ(234,000円)
④スタイリッシュバーwithハードトノカバー(238,000円)
⑤ハードトノカバー45°(テクスチャー128,000円/プライマー138,000円)
⑥ハードトノカバー180°(テクスチャー140,000円/プライマー156,000円)
いずれもTRAILのラインナップであり以前は写真のデモカーにも装着してあったそうだが、コロナ禍で工場が停止した際に「デモカーのパーツを売って欲しい」というケースが相次いで現在のなにもない状態になったという。
※価格は税抜き、塗装代、取り付け工賃別
問い合わせ:TRAIL
TEL.048-564-1300
www.trail.co.jp
守屋明彦=文 石河正武=写真