2000年代に入り、突如として大きなムーブメントを巻き起こしたラグジュアリー・カスタムは、その後すそ野を広げ、さらに新しい価値観を交えながら確実な発展を遂げてきた。けっしてひとときの流行に風化することなく、今ではSEMAショーを代表するカスタムカルチャーのひとつとして、確固たる地位を築いている。
CPL Lamborghini Gallardo
ワークスフェンダーでガヤルド人気は再燃必至!
コンパクトなボディのランボルギーニ・ガヤルドだからこそ、ワイドボディにしたらその存在感とパフォーマンスはブッチ斬り!紹介するのはCPLがLB WORKSに製作を依頼した“LB×Gallard”の1号車。装着されたワークスフェンダーが、カスタム・ガヤルドの可能性をはてしなく拡げてくれる!
キャンディレッドにオールペンされたボディとホイールが鮮烈に輝くランボルギーニ・ガヤルド。2015年のSEMAショーには、世界的アーティストのジャスティン・ビーバーが、LBワークスのワイドボディを組んでマットレッドにしたフェラーリ458イタリアを出していたけど、インパクトとしてはそれより断然上じゃないかってくらい、キャンディペイントの鏡面っぽい雰囲気はスゴい。
CPL TOKYOがプロデュースしたこのボディは、見ればひと目でわかるLBワークス製コンプリートボディキットのVer.2をセット。Ver.2は、フロントバンパーやリアディフューザー、リアウングなどがアップデートされたデザインとなっている。LBワークスのオーバーフェンダーボディって、もともとランボルギーニからスタートしているだけあり、デザイン的に一番似合うと断言できるのが、このガヤルドだ。
組み合わせられるホイールは3ピース鍛造のロティフォームSNA。大きく見えるけれど、実際は前後とも19インチで、リム幅をフロント9.0J、リア12.0Jとすることと、245/30と325/25のトーヨー・プロクセスT1スポーツのぶりっとした雰囲気でより大きく見せている感じか。あとSEMAショーで流行っていた「TOYO TIRE」のレタリングもやる気満々な感じをアドオン。
さらに地面にベッタリ乗っかったような車高の低さは、エアレックスのエアサスキットによるもの。ハイパワーカーのガヤルドにエアサスって……と思われがちだけど、実はランボとの相性は、スタイリング面に関しては抜群だ。
またランボと言えば、マフラーが特に重要になるけれど、ここにはEXAUTECH製をセレクト。エクステリアの印象にふさわしい暴力的なサウンドをまき散らす。
とにかくカッコ良さのエッセンスを凝縮したCPLのランボルギーニ・ガヤルド。このサイドビューにはだれもがほれてしまうハズだ。
USっぽいテイストが各部から香りまくる。
マフラーはEXAUTECH製の4本出し。出口の形状こそトラディショナルだけど、サウンドは豪快なほどの快音。V10エンジンの魅力を存分に弾き出す。ウイングはLBワークスのVer.2、サイドスカートはVer.1と共通。
キャンディペイントでしか出せないこのツヤ感。
LB☆ワークスのコンプリートワイドボディVer.2にキャンディレッドをスプレー。ラッピングでは例え鏡面系のフィルムを使ったとしても出せない色合いの深みとミラー感が出ている。ホイールは右サイドはキャンディレッドで、左サイドはブラック。
ランボらしいボリュームを出すフットエリア。
ホイールはUSロティフォームの鍛造SNA。リアは12.0Jもあるから、この深いディープコンケーブスポークがゲットできた。タイヤはプロクセスT1スポーツ。サイドのトーヨーレタリングはSEMAショーでも大ブームのカスタムだった。
Custom Spec.
LB ☆ WORKS Gallard Complete Body kit Ver.2
フロントバンパー
フロントディフューザー
AirREX エアーサスペンション
サイドスカート
リアディフューザー Ver.2
リアウイング Ver.2
ワイドフェンダー
rotiform FORGED SNA 19×9/19×12
EXAUTECH マフラー
TOYO TIRES PROXES T1sports
(F225/35-19 R305/30-19)
TOYO PROXES
ボディ オリジナルレッドオールペイント
ホイール キャンディレッドペイント
お問い合わせ:CPL TOKYO
Tel:03-6904-3591
www.cpl.jp.net
Text|SEMA RULES
Photos|本間章吾