Jeep WRANGLER Unlimited Rubicon Produced by Tiger Auto
機能ファースト
ジープ職人が仕立て上げた“意味ある”カスタム
ジープ・ラングラーのカスタムは自由でいい。車高を上げるのも大口径タイヤを履くのもオーナーの自由だ。しかし、見た目だけを優先することはナンセンスだもちろんカスタムのお手本はアメリカにあるが、走るのは日本の道であることを忘れてはならない。
アメリカのテイストを日本のストリートで
ジープの世界において「タイガーオート」の名を知らぬ者はいないはずだ。2020年創業35年を迎える老舗でありながら、その座に胡坐をかくことなく常にカスタムトレンドを追求。年に数度はアメリカに渡り、ジープの最新情報を収集。本場のテイストを採り入れつつ、日本の道路事情に合わせた独自のカスタムスタイルを提案し続けているプロショップでもある。
そんなタイガーオートの最新作が、人気のアースカラー・スティンググレーC/CをまとったJLラングラー・ルビコンだ。東京オートサロン2020でギャラリーたちの視線を集めた出展車といえばわかってもらえるだろうか。
最大の特徴は、ジープを知り尽くしたプロ厳選の「ブランドミックス」。例えば足回りには定番ともいえるMOPAR製2インチリフトアップキットを採用しつつ、フロントのロアアームにはルビコンエクスプレス製を、そして前後のバンプストッパーやラテラルロッドターンバックルにはタイガーオートのオリジナルパーツを採用するといった具合だ。走りの要となる部分だけに、安心と信頼を担保するこの組み合わせはオーナーにとって盤石といっていい。
そんなパフォーマンスを視覚的に感じたいなら、こちらもタイガーオート・オリジナルのハイラインフェンダーがおすすめだ。純正とは大きく形状の異なる迫力のデザインが、インパクトあるビジュアルを完成させているのがわかる。ちなみにフェンダーの下に収まるのは37サイズのBFグッドリッチ。さらにAEV製17インチのビードロックホイールがボトム部分をしっかりまとめ上げている。
お手本はアメリカにある。しかし走るのは日本の道であることを認識しているからこそ、このクルマはブレがないのだ。
見た目も重要な最旬ブランド
ハイラインフェンダーの下で足元を引き締めているタイヤはBF Goodrich M/T KM3で、サイズは37×12.5R17。17×8.5JのAEV製ビードロックホイールと組み合わされる。
37タイヤ装着には欠かせない
JL導入と同時に着手したハイラインフェンダーは、タイガーオートが独自に開発したオリジナルパーツ。ちなみに12.5インチ幅への対応として2インチのラバーフェンダーを追加している。
高強度と利便性のINNOブランド
いまや4X4カスタムには欠かせないアイテムとなっているINNOのルーフデッキ&&クロスバーセット(9万7500円)。オレンジ色のリカバリーボードを載せることでよりスタイリッシュに。
安全性を反故にしない対策
フロントバンパーはパークセンサー対応のMOPAR製で、リアバンパーもGo Rhino製ながら、センサーマウントを追加してパークセンサーに対応。ナンバーの移設キットはTOP RANKAZ製。
専門店のノウハウがここに結実
サスペンションはMOPAR製の2インチ・リフトキットをベースにカスタム。前後のバンプストッパーやラテラルロッドターンバックルは4X4専門店タイガーオート独自開発のオリジナルパーツ。
あると便利な室内グッズ
リフトアップ車に必須のグラブハンドルはドア開口部上に。シフターとトランスファーレバーにはB&Mのレーシングマグナムグリップを採用。スマホホルダーは本体を当てがうだけで固定される。
Specifications
TAハイラインフェンダー 4PC
MOPARロックバンパー
Go Rhinoリアバンパー
レシーバーヒッチ -RR-
MOPAR 2インチアップコイルset
FOX2.0パフォーマンスシリーズ IFPショック
REフロントロアアー
TAラテラルロッドターンバックル前
TAラテラルロッドターンバックル後
AEVビードロックホイール 17×8.5J
BFGoodrich M/T KM3 37×12 5R17
問≫タイガーオート
Tel.049-286-6644
www.tigerauto.com
編集部=文
内藤敬仁=写真
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