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幅広い選択肢が魅力のトーヨーオープンカントリー

トーヨーオープンカントリー

TOYO TIRES OPEN COUNTRY × TOYOTA HILUX

LIFT UP STYLE TRENDS

ONを駆けOFFを拓く─
M/TからU/Tまでニーズに応じた4モデル

オフロード先進国のアメリカで性能を磨き続け、確固たる地位を獲得したオープンカントリー。そのブランド力は日本にも広く伝播し、M/T、R/T、A/T plus、そしてU/Tという幅広いラインナップを取り揃えることで多くの支持を集めることに成功している。

A/TとM/Tの狭間を見事に埋めたR/T

命の危険を顧みず、道なき道を疾走する。日本ではそんなシチュエーションなんて皆無かもしれない。それでも頼れるプロツールには、まるで少年の心に戻るかのようにワクワクする。メキシコのバハ・カリフォルニア半島の砂漠を1000マイル走破するというオフロードレース「Baja 1000」で鍛えられたM/T(マッドテレイン)をひとつの究極系とするTOYO TIRES(トーヨータイヤ)のオープンカントリーシリーズは、ひとつの代表例だ。あのゴツいブロックパターンや、肉厚のサイドウォールを見るだけで冒険心をくすぐられる。

オープンカントリーで特筆すべきは、愛車への接し方や求める要求性能に対していくつもの回答を用意していること。先に触れたM/Tに対して、ストリートでの乗用快適性を含めたオンロード性能との両立を図ったA/T(オールテレイン)という2本立てこそ、昨今は他のメーカーでもよく見受けられる。オープンカントリーの場合、A/Tに相当する立ち位置はA/T plusが用意される。その上でさらにM/TとA/Tの特性を兼ね備えて、イイトコ取りを成立させたR/T(ラギッドテレイン)という新ジャンルを用意してくれた。

外面から感じるたくましい雰囲気は、確かにM/Tと遜色のないもの。ショルダー部の設計技術はM/Tの思想が色濃く反映され、逆にセンター部分にはA/Tの設計技術が宿る。ハイブリッドパターンデザインと呼ばれるこの技術こそが、オン・オフを両立させるキモ。実際、舗装路では拍子抜けするほど普通のオンロードタイヤのような感触で走れる。思いのほかタイヤの硬さを感じさせず、ノイズも巧みに抑制。高速での安定感も文句なく、ヘビー級のクルマならむしろ安心感を感じる。

オフロードでの絶対的なトラクション性能こそM/Tに分がある。しかし日本の環境下ではR/Tでも必要にして充分だ。オフロードコースだって躊躇なく乗り込めるほか、路面状況を手に取るように伝えてくれる情報力はいつ何時も安心できる。

たとえばアジアクロスカントリーラリーで実績を積むJAOS(ジャオス)が構築したストリート向けハイラックスなんて、その世界観を含めてオフロード性能を追い求めたM/Tが似合うかもしれない。しかし日本での使い勝手を考慮すると、R/Tの魅力が際立つ。もちろんオンロードメインならA/T Plusでも充分だし、オフロードタイヤという概念を取っ払ってストリートに特化するなら、オープンカントリーにはコンフォート系のU/Tも用意される。

このようにオープンカントリーは、広大なアメリカ大陸で必要から生まれた究極的性能(M/T)をひとつの技術的指針として、あらゆる世界観を構築するようになった。4銘柄それぞれの方向性に加え、いずれも豊富なサイズ設定を持つことを考えると、ユーザーごとに異なる好みやライフスタイルにピタリと寄り添う選択肢が、必ず潜んでいるはずだ。

撮影車両はJAOSのデモカーで、いまやアゲ系カスタムの定番アイテムと化しているスキッドバーをはじめ、フォグランプ、スキッドプレート、サイドステップ、そしておなじみのマッドガードなどなど、豊富にラインナップされるJAOSのパーツでコーディネイトされている。リフトアップはBATTLEZのリフトアップキットによって実現している。


TOYO TIRES OPEN COUNTRY
【トーヨーオープンカントリー】

SUVやCCV、ライトトラック系をターゲットとしたTOYO TIRESの大黒柱。Baja1000など過酷なオフロード競技での技術蓄積を落とし込んだM/Tを筆頭としたオフ系ブランドだ。もとは北米市場が中心だったが、日本では2016年にR/Tを発売すると同時にブランドが導入された。現在はM/T、R/T、A/T plus、U/Tと4つの銘柄が出揃い、アメリカ車ばかりか、あらゆるサイズの国産車を見据えた豊富なサイズバリエーションを持つ。

OPEN COUNTRY R/T

OPEN COUNTRY R/T

M/TとA/Tの技術を融合させたR/Tというオープンカントリー独特のモデル。トレッド面の左右にM/Tの技術が、中央部にはA/Tの技術が備わる。結果として優れたオフロードでのトラクション性能とタフネスさを保ちながら、オンロードでのグリップ力、乗用快適性も満足させた。タフなブロックパターンはドレスアップ性も抜群だ。

OPEN Country R/T Specifications
リム径 サイズ
20 LT275/55R20 115/112Q ★
18 225/55R18 98Q
18 225/60R18 100Q ★
18 265/60R18 110Q
18 285/60R18 116Q ★
17 225/60R17 99Q
17 225/65R17 102Q
17 265/65R17 112Q ★
17 LT265/70R17 112/109Q ★
17 LT285/70R17 116/113Q ★
16 175/60R16 82Q
16 215/70R16 100Q
16 235/70R16 106Q ★
16 LT265/70R16 110/107Q ★
16 LT265/75R16 112/109Q ★
16 185/85R16 105/103N LT ★
15 165/60R15 77Q
15 165/65R15 81Q
15 195/80R15 96Q
14 155/65R14 75Q
14 165/80R14 97/95N ★
16 215/65R16 C 109/107Q ★
12 145/80R12 80/78N LT

★の商品は片側ホワイトレター

OPEN COUNTRY M/T

OPEN COUNTRY M/T

Baja1000を筆頭に過酷な環境下で鍛えられた。ウェットやブレーキ性能に効く大型ディープサイプに、耐石噛み性能および排土性を高めるストーンインジェクター、トラクション性能を高めるスタッガードショルダーにテーパーブロックなどトレッド面に数多くの技術を網羅。コンパウンドやスチールベルトも特殊な構造を持つ。

OPEN COUNTRY A/T plus

OPEN COUNTRY A/T plus

ドライ路面をストレスなく走りながらオフロードにも対応するA/T。キモは左右非対称に設けられたトレッドパターンやスペシャルシリカコンパウンド、高剛性ベルトなどにある。オフロード性能を際立たせるブロック面に割って入る細かいリブパターンが、ノイズ低減や操縦安定性、ブレーキ性能などドライでの性能を向上させる。

OPEN COUNTRY U/T

OPEN COUNTRY U/T

都会派SUVやCCVへと向けたオープンカントリーの回答がU/Tだ。重量級ボディを受け止めながら、静かで快適な乗り心地を実現する。スペシャルシリカコンパウンドの採用により、ドライ&ウェット路面で優れたハンドリングとブレーキ性能を両立。タフなオフタイヤを知り尽くすオープンカントリーならではの信頼感が宿る。


問い合わせ>>TOYO TIRES

Tel:0800-3001456(お客様相談室)
www.toyotires.jp


撮影協力>>JAOS

Tel:0279-20-5511
www.jaos.co.jp


中三川大地=文
石河正武=写真

アゲ系 SUV&クロスオーバー






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