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オフロード界におけるメインファクター【タイヤ編】

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オフロード界におけるメインファクター【Tiers編】

シティ派オフローダー向け
カスタム&アップデート講座

ホイールを履き替えたら、オフロードならではのゴツゴツしたタイヤを履きたくなるのは自然な流れ。しかし、かといって一年間に数回あるかどうか?の本格的なオフロード走行のために、日常使用や快適なドライブフィーリングを犠牲にできるか?が争点になってくる。

ワイルドなブロックパターン特有の地響きを立てて走るオフローダーは、それが街中であっても最高にカッコ良い。ストリートユースとオフロードでの走破性を両立できるタイヤを選び出せるかどうかは「どんな使い方をしたいか、乗り方が多いのか!?」という点をメインにある程度揃ったカテゴリーからタイヤを絞っていくことが大切である。

そこでこの「タイヤ」の項目では、例えばオフロード走行がメイン/オンロード走行がメインで時々オフロードを走る/メインはオンロードだけどオフロードの走破性も捨てがたい、というようにTPOに沿った3つのカテゴリーから現代的オフロードシーンで親しまれるタイヤを考察。

また、近年人気となっている「迫力のあるパターンを持ちつつも、オンロードを快適に走れるR/Tタイヤの紹介に加えて、従来やや難しかったオフロードタイヤにおけるサイズ表記の見方などをわかりやすく解説していこう。


タイヤのサイズ表記について

オフ系のタイヤサイズについては、この業界特有のサイズ表記を採用しているもの(オフロード/ライトトラック用タイヤ)と一般的なロードタイヤと同じサイズ表記(一般的ロードタイヤ/一部のオフロードタイヤ)の2タイプが存在することを覚えておこう。とくにオフロード/ライトトラック用タイヤの表記はタイヤの全高を把握しやすいので、その見方を知っておくと便利だ。

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①: タイヤの直径。単位はインチ(25.4mm)で純粋にタイヤの高さを示す。この33サイズだと約838mm。

②: タイヤの幅。こちらも単位はインチ(25.4mm)。12.5なら約317mmほど。

③:ラジアル構造タイヤ。

④:ホイールの径。単位はインチ(約25.4mm)。

⑤: LIGHT TRUCK=ライトトラック対応の意味。とくに記述が添えられていないタイヤもあるので参考までに。

名称未設定 3

①: タイヤの幅=路面と設置する面、タイヤのパターン部分の幅で、単位はミリ(mm)。

②: 扁平率。幅に対するタイヤの厚み。数字が小さいほど薄いタイヤとなる。275×0.70=約192mm。

③: ラジアル構造のタイヤ。内部構造の話で、バイアス構造よりも剛性に優れる。

④:ホイールの径。単位はインチ(約25.4mm)

⑤:ロードインデックス。タイヤ一本が耐えられる重さ(耐荷重)の指数。

⑥:スピードレンジ。最高何キロ(時速)の走行まで想定されているかの目安。


メジャーな3パターンと近年人気の「R/T」

前述した通り、いまやオフ系タイヤにはそれぞれのオーナーのニーズに合わせて様々なタイプがリリースされている。そんなときに参考にしたいのが以下に紹介する3パターン。そのクルマは家族も運転するSUVなのか? 週末のオフロード走行にしか使わないクルマなのか? などなど、もちろん見た目やパターンも大切なのだが、こういった点を踏まえつつ目的にあったカテゴリーからベストなタイヤを選んでいこう。


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TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T
オフとオンの性能を両立したハイブリットタイヤ

いわゆるA/TとM/Tの中間をいくようなデザインと機能性の両立、と例えるのが適切だろうか。オフロードでのトラクション性能UPとオンロード時の耐摩耗性能や走行安定性、静寂性を実現することをコンセプトに開発された「TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T」は、まさにあらゆるフィールドで遊びを楽しみたい現代的オフローダーにオススメしたい注目のモデル。


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HIGHWAY TERRAIN=H/Tパターン
街乗りがメインのオフローダー向け

アスファルトでの走行性能や快適性、そして静粛性(ロードノイズの低減)を重視しており、主に日常的に使うクルマに適している。また、フラットなダート程度なら問題なく走破できるので、たまにキャンプ場に出掛ける程度の方にはこちらがオススメ。


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ALL TERRAIN=A/Tパターン
オールラウンドな地形に対応

H/Tパターンよりもゴツゴツしたパターンで、アスファルトからオフロード、あるいは一部の雪道でも走破出来るよう設計されているオールテレーン。近年SUVが普及してH/Tパターンのタイヤが増えるまでは、4WD=このATタイヤを選択することが多かった。


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MUD TERRAIN=M/Tパターン
本格的なオフロード走行に対応

溝に詰まった泥を掻き出せるよう、ブロックがより粗くなっているのが特徴。MUD=マッド(泥)時の走破性も重視したブロックパターンがいかにもアグレッシブで迫力も十分。サイドにまでパターンが刻まれているものも多く、ロードノイズはやや大きめだ。


オフ系タイヤにまつわるQ & A

タイヤをインチアップする、あるいはオフ系タイヤに履き替えた場合によってクルマに発生する変化とは? ここでは本格的な解説に入る前に知っておきたいタイヤ履き替え時に発生するメリット/デメリットをユーザー目線からピックアップしてみよう。

#01 Q.タイヤサイズを変更した際の注意点は?

A.どんなクルマにせよ、大きめのタイヤを履くとハンドルを切った際や段差などでタイヤがボディに接触してしまうケースもごく稀にあるようだ。それを防ぐためには次の項目で紹介するサスペンションのリフトアップを行なう、あるいはオーバーフェンダーの装着で対処するのがベストだろう。

#02 Q.太いタイヤを履くメリット&デメリット

A.ワイドなタイヤを履くことはオフローダーにとっての永遠の憧れ。しかし同時に路面の状況をダイレクトに受けやすいのが太いタイヤであって、車種によってはギャップなどでハンドルを取られがちになることも事実。クルマの仕様や使い方を視野に入れた上でムリのないサイズのタイヤを履くことを心がけよう。

#03 Q.街中でオフ系タイヤを快適に乗りたい

A.上で解説しているように、現在のオフ系タイヤはTPOに沿ったカテゴリー別で選べるのがポイント。そのなかには従来までの主流だった「いかにもオフロード」的なパターンを持ちつつも、静音/制震製に優れたラインナップが豊富に揃っており、なかでもA/Tタイヤはオフから街中までオールラウンドに走れると人気を呼んでいる。

#04 Q.オフ系タイヤの魅力とは?

A.その魅力とは「なんといってもクルマのスタイルが激変すること」であり、純正よりも迫力のあるパターンのタイヤをセットすれば、所有満足度や愛着も倍増することはまちがいナシ。同じクルマに乗っている人に差をつけられる、というのもタイヤのアップデートにおける醍醐味といえるだろう。


竹下進悟=文

アゲ系 SUV&クロスオーバー



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