KADDIS XTREME RAV4 & XTREME DELICA D:5
CRAG GALVATRE Produced by WORK
ホイールを選ぶ時、誰もが重視するのはデザインやカタチのはず。そこはしっかり押さえつつ、豊富なサイズとカラーバリエーションまで展開するのが、CRAG GALVATREだ。自分だけのスタイルを目指したいのなら、ホイールもトコトン差別化を図りたい。
デザインに加え機能や個性も追求した新世代のCRAG!
SUVのみならず、クルマをカスタムする際に重要なファクターとなるアルミホイール。一般的にはアフターのホイールに交換し、ツライチにしたいユーザーが圧倒的に多いと思われる。だがことSUVの場合、リフトアップやそれに伴うタイヤサイズの変更(幅方向だけでなく、タイヤの直径も大きくする)など様々な要素が絡み合い、ホイール選びは単純な話ではない。また、リフトアップを行うとクルマの重心が縦方向に上がりノーマルよりも少なからず安定感が損なわれるが、それを補うためにスプリングだけでなくショックも交換、更にはオーバーフェンダーの追加でトレッドを拡大するなど、ただ車高を上げれば良いのでなく、トータルバランスを考える必要がある。プロショップのデモカーには組み合わせるタイヤ&ホイールのサイズを始め、様々なノウハウが注ぎ込まれている。
さて、2019年の11月に発売され、既に多くのユーザーが愛用しているのが、このWORKクラッグ ガルバトレ。注目すべきポイントは3つあり、1番目はCRAGの名前に相応しい高い耐久性を誇ることだ。改めてCRAGの意味を説明すると、CROSS COUNTRY RACING GEARの頭文字を組み合わせたもので、世界中のオフロードレースで培った高い技術力をフィードバックし、本格的なオフロード走行にも耐えうる強度を実現した製品にのみ名付けられるもの。また、今から四半世紀前、SUVがRVと呼ばれていた時代にCRAGは市場を席巻しており、昨今のSUVムーブメントの再来に合わせ、再登場。新しくもあり、クラシカルな雰囲気も醸し出しており、ガルバトレには「凱旋」という意味も込められている。
2つ目のポイントは、3ピース構造を採用することで、豊富なサイズバリエーションが展開できる事だ。ノーマルフェンダー車の場合、1ピースホイールでもジャストフィットするサイズが設定可能だが、前述したようにSUVをリフトアップするとタイヤサイズが大幅に変わり、更にはオーバーフェンダーも追加するとなると、装着可能なホイールは皆無に近い。だがガルバトレなら、個々のユーザーの仕様に合わせ、言うなればセミオーダーメイド感覚でサイズを設定することが可能なのだ。
そして3番目のポイントは、無限とも思えるほど豊富なカラーバリーションだ。ここ数年、SUVのカスタムに於いて「色」も重要なポイントとなりつつある。基本色はカットクリア(RAV4に装着)とブラックシャンファーマシニング(D:5に装着)だが、ガルバトレの最大の魅力と言えるのは、セミオーダーカラー12色以外に、COLORISM 5色、COLORISM CLEAR 6色からディスクを選択可能、他にも8色のアウターリムとインナーリムは2色バリエーションがあり、ピアスボルトはクローム/ブラック/ゴールドを設定、センターキャップは2種類と、1000通り以上の組み合わせが実現可能な点だ。市販品の寄せ集めでカスタムするのではなく、まさに自分だけの「他人とカブらないカスタム」がガルバトレなら具現化できる。
デザインや機能に加え、色でも個性を主張するのが最近の流行り。ただし最高の組み合わせを選ぶには、美的感覚も必要となるだろう。
KADDIS XTREME RAV4
1クラス上に匹敵する存在感を実現
スプリングで1インチ、ボディアップキットで4インチリフトアップを行い、プラドにも匹敵する威風堂々とした姿にアレンジしたロードハウスのRAV4。純正バンパーに追加するファイバープロテクションと呼ばれるパーツは、スタイルだけでなくランプステーとしての機能も備える。もちろん、TSSの作動を妨げることもない。
派手にもシックにもアレンジ可能
フロントは30mm、リヤには25mmのオーバーフェンダーを追加したことで、タイヤは265/70R16に変更。ボディ各部の差し色に合わせたオレンジ&ブロンズリムの場合、ビビッドな印象を演出する。標準色のカットクリアは落ち着いた雰囲気を醸し出しており、色だけでクルマの雰囲気を左右するところは、まさにカスタムの醍醐味と言えるだろう。
KADDIS XTREME DELICA D:5
SUVらしい逞しさや力強さを強調
2019年にビッグマイナーを実施したD:5。ミニバン寄りになった印象を禁じ得ないが、ロードハウスではSUVらしさやアウトドアユースの利便性をアップさせるカスタムを実施。スプリングとメンバーダウンキットで5インチ車高をアップし、RAV4と同じ265/70R16のオールテレーンタイヤを装着する事で、ワイルドさを強調している。
カラーだけで軽快にも重厚にも演出
RAV4同様、アクセントカラーのブルーに合わせ、シルバー/クリアブルー&ブラックアルマイトリムをマッチング。足元を明るくすることで軽快さが醸されるのに対し、標準色のブラックシャンファーマシニングの場合、重厚感が醸し出される。全く同じサイズ、デザインでありながら、色だけでここまで印象が異なる変幻自在なホイールと言えるだろう。
CRAG GALVATRE COLLECTION
1000通り以上の個性を実現可能!
ディスク部分だけでなく、アウターリムやインナーリムまでカラーバリエーションを設定するガルバトレ。王道と言うべきデザインを採用することで、どんなクルマにもマッチする。今回装着したサイズは8.0J×16、インセット13だが、最も深いサイズでは9.0Jでインセット-51も設定しており、カスタムの可能性を広げてくれる。
Specifications 15インチ・3ピース/ノーマル 5H-139.7 | ||||
SIZE | カットクリア | ブラックシャンファーマシニング | ||
15×5.5J | 42,000円 | 52,000円 | ||
15×6.0J | 43,000円 | 53,000円 | ||
15×6.5J | 44,000円 | 54,000円 | ||
15×7.0J | 45,000円 | 55,000円 | ||
15×7.5J | 46,000円 | 56,000円 | ||
15×8.0J | 47,000円 | 57,000円 |
Specifications 16インチ 3ピース/ノーマル 5H-139.7 | ||||
SIZE | カットクリア | ブラックシャンファーマシニング | ||
16×5.5J | 48,000円 | 58,000円 | ||
16×6.0J | 49,000円 | 59,000円 | ||
16×6.5J | 50,000円 | 60,000円 | ||
16×7.0J | 51,000円 | 61,000円 | ||
16×7.5J | 52,000円 | 62,000円 | ||
16×8.0J | 53,000円 | 63,000円 | ||
16×8.5J | 54,000円 | 64,000円 | ||
16×9.0J | 55,000円 | 65,000円 |
※15インチ、16インチともに価格は税抜き
※センターキャップなどのオプション料金、取り付け工賃などは含まず
撮影車両協力>>ロードハウス
Tel.048-963-7600
https://roadhouse.co.jp
問い合わせ(ホイール)
WORK 東日本コールセンター:Tel.048-688-7555
西日本コールセンター:Tel.06-6746-2859
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www.work-wheels.co.jp
空野 稜=文
浅井岳男=写真