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SEMAショー2015で目を惹いたのがサビを身に纏うクルマたちだった。SEMA SHOW 2015 REVIEW #06

Unique
クレイジーなカスタムが大集合!

SEMA SHOW REVIEW #06

SEMAショーの魅力はたくさんあるが、絶対に見逃せないのがユニークかつクレイジーなマシンたち。奇想天外なビルダーのキレたセンスと有り余るバイタリティが、唯一無二なバケモノを生み出すのである。これはどんなに権威のある世界的なモーターショーに行っても、決して見ることのできないSEMAショーの醍醐味と言えよう。

いつにも増してクレイジーさが際立っていたSEMAショー2015。中でも目を惹いたのがサビを身に纏うクルマたちだった。古くから“ヤレ感”をキャラクターとするホットロッドを『ラットロッド』といい、アメリカを中心に独自の文化を築いていることはご存じの通りだが、さらに2015年は27年ぶりとなるマッドマックスの復活と相まって、ラットでワイルドなノリがフィーチャーされたようだ。 古くから「SEMAショーは流行の発信基地」と言われているように、SEMAでヒットしたものは翌年のムーブメントに直結する。もしかしたら2016年は“サビ”がカスタムのトレンドになるのかも知れない。

炎上を機にラットな路線に踏み出したE28 BMW。オーナーは燃えカスになった愛車からカスタムカーの素質を見いだしたのだ。現在はチューブラーフレーム構造のシャシーを手に入れ、E34 M5のエンジン積んで500馬力を発揮する。

E28 BMW、現在はチューブラーフレーム構造のシャシーを手に入れ、E34 M5のエンジン積んで500馬力を発揮する。

 

グリーンのトラックはラットロッド界のビッグネーム、スティーブ・ダーネルが手がけた作品。ラットロッドを運ぶなら、積載車もラットじゃなきゃクールじゃない。だったら作っちまえとなったのだ。ボンネットの両サイドはめくれ上がり穴が開いてエンジンムキ出し。全体的にそうとうボロそうに見えるが、実はペイントによる演出だ。

ラットロッド界のビッグネーム、スティーブ・ダーネルが手がけた作品

 

ブルーのマシンはリアにスーパーチャージャー付きのV8エンジンを4連装。最高出力は4000馬力を誇るとか。

スーパーチャージャー付きのV8エンジンを4連装

 

因みに戦車はラジエターメーカーのミシモトが持ち込んだものだ。

Text & Photos|SEMA RULES

 

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