JK Wrangler Produced by LION HEART
RULE TEH ROAD
Next trail for off-roaders Jeep Section #009
車検対応だけどしっかり刺激的。
普段使いしたいから、カスタムは最低限に抑えたい。でもクールなライフスタイルを送りたいから、愛車には最大限のカッコよさを求めてしまう。そんな贅沢な悩みに答えてくれたのが、ライオンハートのコンプリートモデルだ。
「純正+ちょい足しのジープが最強!」論。
ラングラーをカスタムする上で重要となるのが、何をもってリアルとするか、どこを基準によしとするかではないだろうか。特にアメリカのカスタムシーンを知る人であればなおさらで、本場のストリートやフィールドのノリを再現すれば、おのずとオーバークオリティなマシンか完成し、日本での取り回しに苦労する。かといってツルシのままでは物足りず、またラングラーというクルマはノーマルだと意外にも貧弱に写るのだ。理想は、ライバルに圧倒的な差を付けるほどクールなルックスを持ちつつ、シティユースでの使い勝手がバツグンで、いざと言う時にオフロードで高い走破性を発揮する、そんなマシンである。
この難題に答えを出したのが、愛知県からアメ車の魅力を全国に伝える『ライオンハート』だ。ラングラーを“外車”や“オフロード車”ではなく、国産SUVのように普段使いしたいと求めるユーザーと、可能な限りカッコよく仕上げてあげたいショップの心意気がシンクロした1台、それがご覧のコンプリートスタイルなのだ。
比較的乗り降りが苦にならず、オフでの常用性を考慮した車高はノーマルに比べて3.25インチアップ。タイヤには見た目、乗り心地、ロードノイズでバランスの取れたグッドリッチの35インチをチョイスしている。またタイヤのハミ出しをカバーするようMOTORAGEのオーバーフェンダーを同色ペイントでマッチさせ、ブラックの17インチホイールで全体の印象を引き締めた。フロントバンパーはアメリカでも大人気の左右に短いショートタイプを採用し、テールランプを格子のガードでプロテクト、その下にナンバープレートをホールドするUSスタイルにこだわった。日本仕様はバンパーに直接セットされるタイプだ。
他にもバックモニターやETC、HIDヘッドライトにLEDフォルのセットアップなど、オプションも豊富。刺激的なラングラーを日常で楽しみたいユーザーにフレンドリーな1台だ。
タイヤをピッタリと収めるフェンダーのチョイスで、公道走行に支障なし。ご覧のスタイルは現行JLラングラーでも製作可能。また、ノーマル車高というオプションもある。
ONとOFFを両立した絶妙バランス
前後のサスペンションはROUGH COUNTRY(ラフカントリー)の3.25インチキットでリフトアップ。ホイールはRUGGED RIDGEの17インチで、組みあされるタイヤは35×12.50サイズのマッドテレーンT/A。
equip list
TIRE & WHEEL
RUGGED RIDGE WHEELS
XHD 17inch
BF GOODRICH Mud-Terrain T/A 35×12.50-17SUSPENSION
ROUGH COUNTRY 3.25 KITEXTERIOR
SUMITY BILT XRC BUMPER
MOTORAGE OVER FENDER
TAIL GUARD
US NUMBER HOLDER
問い合わせ:LION HEART
Tel:0586-67-1711
HP:www.lionheart2005.com
Text & Photo:Takenao Hayashi 林 剛直 ( So-Kal International )
Traxtion4[トラクション・フォー]
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