本気のオールテレーン仕様 武装完了のカスタムハイエース
カスタムハイエースは不動のポジションを獲得している。
VIPな装いから商用車としてのビジネスライクなスタイル、更には車中泊仕様のバンコンまで幅広くその姿を変貌させる。そんなカスタムハイエースの中でも輝きを見せているのが、T.S.D Stylingのバンコン ハイエースだ。【HIACE style vol.70】にも取り上げられている素晴らしい出来となっている。どんな特徴があるのかをリサーチしてみよう。
今回見せて頂いたT.S.D Stylingのカスタムハイエースは、いわゆるバンコンと呼ばれるキャンピング仕様のハイエースだ。しかも、どんな路面でもものともしないオールテレーン仕様の頼もしい1台だ。
ロングシャックルを組み込み、通常よりも40mm車高を高くしたちょいアゲ仕様のお陰で悪路にもバンプにも対応可能となっている。純正車高では下周りを打ってしまったりショックへのダメージが大き過ぎてしまうが、僅か40mmアップがハイエースを守ってくれる。
BOXY SYLE Zero face kitがシャープでアグレッシブな印象を与えている。せっかくシャープな印象のフロントマスクになっているにも関わらず、傷だらけになってしまってはスカーフェイスだ。
そんな事態に陥らないためにも役立つのがT.S.D Styling グリル&テールガードだ。万が一の衝突時やブッシュなどを掻き分けて走行する際にもボディを守ってくれる。
T.S.D Styling T4GDの17インチホイールには、マッドスターのラジアルM/Tが嵌められている。走行フィーリングの高さと快適性を考えれば17インチがベストチョイスと言えるだろう。
足周りにはコストパフォーマンスにも優れた純正ショックネオチューンを採用。マフラーにはT.S.D Styling ウィケッドマフラーをチョイス。自社ブランドを前面に推したカスタム内容だ。
T.S.D Stylingのチョイスは一味違う カジュアルルックなデニムシート
一目で高級感が漂う革張りシートは確かに憧れる。だが、バンコンハイエースには正直不釣り合いな代物。できることなら泥汚れや水濡れに強い素材のシートが欲しいといったところだろう。見た目もハイセンスで実用性の高い素材。T.S.D Stylingが選んだのはホワイト×ネイビーのデニムシートカバーだ。
ファブリックやPUのシートカバーとは全く異なる肌触り。扱いやすさも抜群だ。シートカラーに合わせて運転席にはレトロなホワイトステアリングがチョイスされている。助手席前に広がるインパネにも随所にホワイトカラーを用いている。ダイスシフトノブも遊び心をくすぐる仕様だ。
視点を変えてバックドアを開けてみると、トランクルームは積載能力重視のサードシートレスだ。普段の買い物でもアウトドアに出掛けるにも便利なサイズ感がある。上部に備え付けられたバーもあらゆる可能性を見出してくれる。寝台を備えれば完璧なベッドにも変化させることができる。ちょっとしたキャンプであれば、この1台さえあれば完璧なのだ。
40mmアップしている車高は、何も悪路ばかりに恩恵があるわけではない。アスファルト上でも、洪水などの天災に見舞われることはある。たった40mmの差で通行できる場合もあるのだ。T.S.D Stylingのカスタムハイエースの使い勝手の良さを是非ともその手に取ってもらいたいものだ。
問い合わせ：T.S.D Styling
住所：神奈川県横浜市保土ヶ谷区川島町661-32
TEL：045-342-7757
Mail：info@t-style08.com
TEXT : NONO
