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GO!OUTODOOR #1
キャンプに釣りにカヌーにサーフィン、スノーボードにスキーにトレッキングに山登り、バイクを積んで出かけたり車中泊したり。クルマで遊ぶに行くのは無限大。そこで、せっかく楽しく過ごすなら、道具だけじゃなくてクルマにもこだわりたい。クルマが楽しくなくちゃ始まらない!クルマがかっこいいから超インスタ映え。だから我々は、クルマで楽しむアウトドア、提案します。
アウトドアの達人たちはかっこいいクルマに乗っている!
CAMP × Heavy Duty American-Car
釣りを楽しむなら釣竿、スキーを楽しむ人は板やブーツ、キャンプを楽しむ人がアウトドアギアと、かっこよくアウトドアアクティビティを楽しんでる人は、遊びのギアにこだわりを持っている人が多い。
そんなさまざまなアクティビティに必ずといっていいほど活躍している影の主役とでもいうべき存在なのがクルマだ。ギアを積み込んで現場に向かうまで一緒に移動するクルマだから、ギア同様にこだわって欲しい。
例えば山に分け入るようなバックカントリーでのキャンプなら、タフな四輪駆動を相棒に選べば安心して道無き道を進むことができる。荷物をたくさん積みたいなら、シートアレンジ用のカスタムパーツが多くリリースされているハイエースのようなワンボックスが最適。
さらにルーフキャリアやホイールといった豊富なカスタムパーツやアクセサリーで愛車をカスタマイズすることで、よりアクティビティに最適な仕様にすることもできる。かっこいいクルマで遊びに出かければ、アウトドアは何倍も楽しくなるはずだ!
ヘビーデューティ-なアメリカ車がアウトドアでかっこいい理由
都心から近い管理されたキャンプ場ならどんなクルマだって行くことができるが、森の中のダートを走った先にある誰もいない山の中でキャンプをするなら、乗用車では役不足。そこで活躍するのが軍用車由来の四輪駆動やピックアップなどのヘビーデューティーなアメリカ車たち。悪路走破性が高く、パワフルなのでキャンピングトレーラーを牽引することだって余裕。
そこで今回は埼玉県のスカイオートのお客さんを中心に八ヶ岳からもほど近い山奥で行われているヘビーデューティーなキャンプを訪ねてみた。
道なき道を行け!ヘビーデューティーだからこそ世界は広がる
’19 Jeep Gladiator
グラディエーターの荷台を有効活用
息子さんと一緒にキャンプを楽しんでいる細川さんが乗るのは、デビュー前に予約し’19年秋に納車されたというジープ・グラディエーターだ。ADVENTURE KINGSのルーフトップテントをルーフ上ではなく荷台の上に設置したキャリアに装着することで、全高を低く抑えて設置。
また側面にはタープを設置し、広い日陰を作り出している。ベッドの上にキャリアを設置したことで、トノカバーを装着したベッド内にキャンプ道具を収納している。
超便利グッズ3点
荷台に積んでも濡れる心配なし!
シール性能が高く完全防水のケースはRoam Adventure製。細かなものを収納しておくのに便利。
ドイツ製の不思議なチェア
ドイツheldberg社製のチェアは、こんな不思議な形状なのになぜか座り心地抜群という不思議な逸品。
こんな場所にこんなものが!
加圧式のポータブルシャワーはWaterPORT製。ヒッチマウントに装着できる優れもの。
’18 Chevrolet Silverado
山の中のキャンプ場に食堂車が出現!
スカイオート村上代表が乗るのは、’18年のシボレー・シルバラード。そしてこのシルバラードで牽引するWELLS CARGO社製のカーゴトレーラーだ。このトレーラーは中にキッチンを設置し、側面に大きな開口部を作ることで、仲間全員分の食事を賄うキッチントレーラーとして活用している。なんとも豪快な使い方だが、食材を満載したトレーラーをダートでも牽引できるのはシルバラードのパワーがあってこそ。人里離れた山の中で全員で楽しむ食事は格別だ。
トレーラーを牽引してキャンプを楽しむ!
トレーラーは後部がスロープ付きの開口部となるほか、側面に跳ね上げ式の開口部をもち、内部はキッチンカーのように改造済み。大勢でキャンプをする際に調理の場として活躍する。
マキタ、恐るべし!
〜身近な道具をうまく使ってキャンプを100倍楽しくする方法〜
今回のキャンプでMakita製品を多数発見。マキタといえば電動工具のメーカーだがこれがアウトドアでも便利。ラジオ付きのテレビからエリアライト、スタンドライトとラインナップも豊富。さらにバッテリーを共用可能なのだ。
’98 Chevrolet C3500
究極の働くトラックをキャンプで使い倒す
C3500のユーティリティートラックをアウトドア仕様にカスタムしキャンプを楽しんでいる工藤さん。側面のストレージにはキャンプ道具を収納し、荷台の上にはKargo Masterのキャリアを装着し、Rhino-RackのバットウイングオーニングとSmittybiltのルーフトップテントを装着。ベッド前方にあるストレージにはスライドレールを装着しテーブルとして活用。またその奥には電気式の冷蔵庫を搭載し、ソーラーパネルで発電した電気で駆動している。
その名の通りとっても実用的!
ルーフテントを装着しているため、車体後部にはトレーラー用のジャッキを流用したアウトリガーを設置。就寝時に車体が揺れないように工夫されている。ベッドにも荷物はたっぷり積載可能。
こだわりポイント
冷蔵庫はソーラーパネルで駆動
側面のストレージにはスライドレールを設置して引き出し式のテーブルに。電気駆動の冷蔵庫はソーラーパネルから給電する仕組みとなっている。
’00 HUMMER H1
キャンピングトレーラーをハマーで牽引
95年式のハマーH1を新車で購入しなんと26年も乗り続けているという石飛さんは、ハマーH1クラブの会長を務める人物。そんなH1で牽引するのは、オフロードを走れるキャンピングトレーラーBlack Series Campers & Caravanの折り畳み式キャンピングトレーラーだ。室内は驚くほど広く、折りたたむとかなりコンパクトに格納可能。トレーラーにはキッチンも完備。さらにソーラーパネルで電力もチャージ。快適なアウトドア生活ができるのだ。
新車から乗るベテラン
新車から26年乗り続けている石飛さんにとってH1は最高の相棒。インテリアもかなりカスタマイズされている。
恐るべし!BLACK SERIES
オフロード対応の足回り
オフロード走行にも耐えるサスペンションを持ち、ストロークもしっかり確保。牽引フックも大きく動いても大丈夫なように特殊な構造となっている。
’95 HUMMER H1
必要最小限のアイテムのみでキャンプ
若い頃にH1のスラントバックに乗っていた経験からジープを挟んで再びH1ピックアップのオーナーとなった照井さん。元々ガソリンエンジンだったが、現在は6.6リッターのデュラマックスディーゼルに換装済み。キャンプは荷台に詰めるだけしかギアを使用しないというシンプルなスタイルが好み。この日も目立ったギアはテントだけという潔いスタイルだ。
’00 Chevrolet Colorado
オリジナルアイテムでキャンプを楽しむ
シボレーコロラドZR2でキャンプを楽しむのは、オーバーランドジャパン代表の小宮さん。荷台にはDatin Fabのカーゴラックを設置し、その内側にSoftopper社製のソフトトップを装着している。小宮さんはOSO(Overland Spec Outdoor)というアウトドアギアのブランドを立ち上げ、さまざまな商品をプロデュースしているそうだ。ベッドゲートの背面をテーブルにするプレートや脚立の上に装着する木製の天板などアイディアアイテムは必見!
オリジナルアイテムはタフな作りが特徴
OSOのオリジナルアイテムはヘビーデューティーなストレージボックスやゴミ箱などさまざま。ストレージボックスは荷台にガンガン積んでも大丈夫な頑丈な作りが魅力だ。
こだわりの逸品
その手があったか!の流用テク
脚立のトップに装着することでおしゃれなテーブルになるウッドの天板もオリジナルアイテム。コンパクトに折り畳めて、軽くて頑丈といいとこづくし!
’00 Chevrolet Silverado
カラーコーディイネイトで魅せる!
シルバラードに乗り夫婦でご参加の石田さんはテントやギアに至るまで徹底してカラーコーディネイトをしているのが特徴。愛車は’19年のシボレーシルバラードでボディは白。これにVoodooのキャリアを装着し、その上にCVT製の真っ赤なルーフテントとアネックスと呼ばれる側室を装着しているのだ。また食器やメスティンはもちろんカラフルになりやすいテーブルなどのキャンプギアもブラックで統一することで渋い雰囲気となっている。
こだわりポイント
ギアは全てブラックで統一
テーブルやチェアだけでなく、メスティンや食器など細かなキャンプギアまでブラックで統一。ますます赤いテントが映える結果となっている。
五光牧場オートキャンプ場
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Text&Photo:Daisuke Katsumura
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