プロのレーシングドライバーが語る『アイスフューズ』の魅力とは【検証企画第4弾手塚祐弥編】

ユナイテッドサウンドの新商品『アイスワイヤー』を実戦で使用

ここでは、兼ねてから開発を進めていたユナイテッドサウンドの新商品『アイスワイヤー』について、発売前すでに手塚選手はインプレッションしていたようでそのあたりも交えてインタビューをしてみた。

手塚：「去年（2018年）の5月にスーパー耐久に参戦した時ですが、車輌はコンピュータ化されてヒューズが無いレクサスRC350だったんです。長谷川さんにサポートを受けて、レクサスRC350用のアイスワイヤーを作ってもらい、それはノートラブルで完走しました。」

そして手塚選手はその次のレース「オートポリス」で見事優勝をしている。

手塚：「耐久レースでもしっかり性能を発揮してくれるのが『アイスワイヤー』。耐久性も証明してくれましたしね。」

特に耐久レースでは「走行」はもちろん、「タイヤ」、「燃料」など色んなものがシビアに絡んでくる。耐久レースを知るエキスパートだからこそ手塚選手はこんな話もしてくれた。

手塚：「決勝が終わってガソリンが1リッター以上出てくる車は半分以上ないんじゃないかな。すごいシビアにしてます。中には300ccしか残ってなかったチームもあります。」

長谷川：「それだけ余分なものは積まないんでしょうね。」

手塚：「積まないし、燃費計算なんかもシビアにするので、ちょっとでも燃費を良くするものがあるならば、みんなすがりたいですよね。」

BRZに装着されているアイスワイヤーのアースケーブルは、今年の24時間耐久レースのTECHNO FIRST RC350にも採用されました。

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手塚祐弥選手のBRZ GTデビューのご褒美で栃木スバルさんから車輌の貸し出しということで、提供を受けたこの『BRZ』。

BRZ

元々は他の車輌も検討していた手塚選手だが、86/BRZレースに参戦したこともあり、BRZをプライベートでも乗りたくなった。すぐに用意できるBRZがまさに2017年に手塚選手が載っていたBRZであり、今に至る。

手塚：「車が借りれると決まった日に、すぐに長谷川さんに連絡して、アイスフューズとアイスワイヤーお願いしますみたいな笑」

『アイスフューズ』の体感はもちろんお墨付だが、ここからはさらにプラスの『アイスワイヤー』を装着したところにフォーカスを当ててみた。

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手塚：「『アイスワイヤー』を取り付けて、工場をバックで出るんですけど、リバース入れてクラッチ繋いだだけで、アクセル合わせなくても余裕でバックしました。そもそもなんでこんなエンジン静かになってるのかということに驚きでした。アイドリングがすごい静かになってたんです。」

長谷川：「携帯で動画撮って比較したんですけど、この携帯の小さいスピーカーで聞いてもわかるぐらい変化がありました。」

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手塚：「最初アイドリングが落ちてしまったのかと思ったんですけど、タコメーター見てみたら暖気で1200回転ぐらいまで上がってて。え！？ってなりました笑」

手塚選手はその日の帰宅時、高速道路でさらにアイスワイヤーの実力を知ったという。

手塚：「高速道路ではさらに余裕がありましたね。6速で走行しているにも関わらず、アクセルをちょっと踏むとどんどん加速していってくれる感じです。」

長谷川：「電気のロスというのはロスしてないと思っていても実は結構ロスが生じているんです。」

手塚：「それを聞いて思いました。本来あるべき性能に近づけるんだと。」

BRZに『アイスフューズ』と『アイスワイヤー』装着でレースに参戦したら！？

ここで仮定の話で、手塚選手と長谷川氏のお二人に質問してみた。

アイスフューズ、アイスワイヤー

TUNERS：「もしBRZに『アイスフューズ』と『アイスワイヤー』装着でレースに参戦したらどんな展開になるでしょうか？」

手塚：「もてぎみたいにストップ＆ゴー、加速減速を繰り返すサーキットだとすごく有利になると思います。」

長谷川：「コーナーの立ち上がりもアクセルを踏む回数が多ければ多いほど、加速時のアドバンテージが増えるんじゃないでしょうか。」

手塚：「低速から加速をさせていくコーナーが多いコースだとすごい武器になると思います。」

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スーパーGTへの意気込みと今後の目標

『アイスフューズ』の取材も終えた頃、スーパーGT参戦が決まった手越選手に、滅多にない機会なので、目標や意気込みも聞いてみた。

手塚：「今年はようやく掴んだスーパーGTの舞台なんですけど、全部出れるわけではなくて、5月と8月富士スピードウェイで行われる2回なんですよ。それを無駄にするわけにはいかないので、とにかく決勝を走ってる時にアピールして、来年2020年にはレギュラー参戦するというのが今のところ目標ですね。タイムとか順位とかではなくて自分がいかにGTの人たちにアピールするかというところですかね。」

TUNERS：「ちなみにテスト走行をしてみて感触はいかがですか？」

手塚：「AMGなんですけど滅茶滅茶乗りやすくて、すごい車の性能も高いです。癖をつかむというよりは、高い次元の限界に自分がどれだけ挑んでいけるかということがとても楽しみです。」

brz、手塚祐弥

※ツインリンクもてぎでの取材後に手塚選手が出場したFUJI SUPER TEC 24時間耐久レースのST-3クラスで見事優勝されました。
2019年5月31日〜6月2日　富士スピードウェイ
【FUJI SUPER TEC 24時間耐久レース #34 TECHNO FIRST RC350】
ST-3 クラス優勝

まとめ

今回の『アイスフューズ』企画では、プロレーシングドライバー『手塚祐弥』選手を交えての、プロレーサーならではの視点で色んな角度から『アイスフューズ』、はたまた『アイスワイヤー』まで、切り込んでいけた。プロレーサーもお墨付の『アイスフューズ』ではあるが、また色んなドライバーにも体感してもらいたいという想いも湧いてきた。

また近いうちに検証企画を行っていこうと思う。

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