問い合わせ:T-DEMAND【ティーディメンド】
TEL:0776-60-2010 HP:http://www.t-demand.jp
理想とするスタイリングを目指すため、とにかく低さを追求していくと実用的な走りは犠牲にしなくてはならない。しかし、ありきたりな車高では見るものを魅了するスタイリングにはならない。
そんな、トレードオフの関係にある実用性とスタイリングという問題に、高い技術力と妥協のないこだわりで応えてきた、足回りのスペシャリスト「T-DEMAND(ティーディメンド)」から、今もっとも注目すべき最新のエアサスシステム「エアーマネージメントV8」が発売された。
今回の記事では、2017年12月の「スタンスネーション東京2017」及び、「東京オートサロン2018」に出品していた様子も交え、「エアーマネージメントV8」の魅了や特徴をご紹介しよう。
新商品への期待が大きく膨らむ
2017年12月のスタンスネーションの会場で、ティーディメンドのブースにお邪魔した際、オリジナル商品と共に展示されていたのは、フル着地したレクサスGS350。ド派手なカスタムをすること無く、シックでまとまりのあるスタイリングは、ティーディメンドのセンスの良さをうまく表現していた。
私としてはバッチリ決まったGS350を取材しようと、代表の田中氏に話を聞くと、「まだ公表できないが、東京オートサロンで発表する新製品がある」とのこと。
これまで、低さと実用性を高次元で両立を可能にする、数多くのパーツを世に送り出してきた田中代表にそんな話を聞いてしまった以上、TUNERS(チューナーズ)としては放っておくわけにはいかない。
その新商品こそ、冒頭でお話した「エアーマネージメントV8」。この日は言わば生殺し状態だったが、田中社長の「東京オートサロンではいろいろと面白いことを考えている」という言葉を信じることにした。
最上のトラクションを愛車に与える T-DEMANDのテクノロジーの粋 V8 MANAGEMENT
V8 MANAGEMENTパッケージ 商品紹介【T-DEMAND】
東京オートサロン2018にて最新エアサスシステムを実感
そして、東京オートサロン2018の会場で、再びティーディメンドのブースを訪れると、そこには、ほとんどの観客が足を止めてしまうほどのオーラを纏った、「レクサスLC500」と「新型カムリ」の2台。
そのうち、LC500には、今回の目玉である「エアーマネージメントV8」を使用した、ティーディメンドの最新エアサスシステムが組まれている。
この「エアーマネージメントV8」の推しポイントはいくつもあるが、その中でも特に目を見張るポイントが、「レスポンスの良さ」と「安定感」である。
iPhoneなどに専用アプリをダウンロードすることで、愛車の車高をコントロールできる商品はいくつか存在するが、体感的にはタイムラグを全く感じないほどにレスポンスが良い商品にはであったことが無い。デモカーであるLC500の横にはiPadが設置され、実際に車高を上下させることができるようになっていた。
アップルストア T-DEMAND アプリケーション ダウンロードページ
実際の操作感はというと、ほんの一瞬iPadの画面に触れるだけで、「チッ」「シュッ」と正確に電磁弁が作動し、車高の微調整をできる。アプリ上では、エアタンク内の圧力や、エンジン停止時/始動時の車高の設定、さらに、好みの車高を予め3パターン簡単に登録することができるメモリー機能を使用することが可能。
車高の高さは、エア圧ではなく、4輪それぞれに独立した高精度のハイトセンサーでモニターしているため、いつでも理想の車高にビシッと決めてくれる。
また、乗車人数の変化などで、車高が変化した場合の自動補正機能を備えるが、その補正感度も調節ができ、一見純正と見紛うほどの室内リモコンの色や照度に至るまで、すべてアプリ上で簡単に行うことができ、至れり尽くせりといった内容である。
こういった外部アプリを使用した際には、通信が途切れたり、スムーズに操作ができなかったりといった不具合が起きやすいものだが、通信の安定性も申し分ない。
T-DEMAND Product Innovation アプリ取扱方法
「機能美」という言葉が相応しいハードラインV8キット
LC500のトランクには、「エアーマネージメントV8」を軸として、「コンプレッサー2基」「シームレスエアタンク」「ステンレスフィッティング」「アルミ配管」「LED照明」「自動排水電磁弁」などを組み込んだ「ハードラインV8キット」を搭載。車の存在感もさることながら、美しくレイアウトされたシステムにも大きな注目が集まっていた。
先述した機能もさることながら、システムを美しく見せることにもこだわり、しかも、今回紹介した商品は、すでにエアサスを取り入れている場合でも後付けができるという。
商品の性能、品質、そして、どんな要望にも応える懐の深さ。そのすべてにおいてティーディメンドの「コダワリ」を感じることができる。
LC500 & CAMRY GALLARY
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TEXT:Shingo.M
PHOTOS:TUNERS