素朴な雰囲気とレトロ感につつまれた認知度抜群のホットモデル
今こそ新鮮な全開ネオクラ感
WHEEL INDEX 2017
for TOYOTA HIACE VOL.3 【ESSEX】
カスタム&ドレスアップ最初の一歩はやっはりホイールなのです!
昨今のシーンを司る人気のホイールジャンルが、ネオクラシックと呼ばれる70〜80年代を彷彿とさせるビンテージ系モデルだ。古き良き時代の懐かしさを感じさせつつ、よりハードルの高い品質が求められる現代にあわせたネオクラ系は、ひとつのジャンルとして幅広くオーナーを魅了。奇抜さのないシンプルさ、そこはかとなく感じさせる素朴な雰囲気やレトロ感といった独特な世界観が逆に新鮮と、ハイエースオーナーの間でも認知度は抜群だ。
「ENCM」・「ENCB」は、そんなネオクラシック感全開のホットモデル。メッシュの「ENCM」は1Pと2Pがあり、今回紹介するのは、サイズを限定し構造を簡略化した前者だが、王道のラフスポークや一段落としとしたセンターパートの処理、マルチ的なダミーピアスの加飾など、懐かしさにじむ普遍性の高いデザインは2Pと変わらない。
一方の「ENCB」は、四駆好系オーナーから熱狂的に支持された「デセム10」を、現代に蘇らせた復刻版。「デセム10」とは、ベリオ→エンケイへとこれまで2メーカーに渡り生産が続けられていた名盤中の名盤。型の老朽化によりやむなく廃盤となっていたが、それを2016年に復活へとこぎ着けたのがエセックスであり、ネーミングも装い新たに「ENCB」へ。こちらも1P、2Pと2種あるが、お勧めは断然2P。ピアス付きとなるだけでなく、インセットオーダーに柔軟に対応するよりカスタムメイドな仕様となっているからだ。
ESSEX ENCM 1Piece
人気を博す2Pモデルを、そのまま1P化し、手軽さを謳った「ENCM」。これまで16インチの6.5Jのワンサイズのみだったが、根強いリクエストに応える形で18インチも追加された。色はブラックやシルバーといった定番色のほか、鉄板のゴールドもラインアップ。購入時に限った、センターキャップのお得なカラーチェンジサービスも人気だ。
ESSEX ENCM 1Piece | ||||
サイズ | カラー | |||
16×7.5J | ブラック、ブラックポリッシュ | |||
16×7.5J | シルバー、ハイパーグロス、ブロンズ、ゴールド、ホワイト | |||
18×8.5J | ブラック、ブラックポリッシュ | |||
18×8.5J | シルバー、ハイパーグロス、ブロンズ、ゴールド、ホワイト |
ESSEX ENCB 2Piece
往年のデザインをリアルに復刻させた、現代版「デセム10」。クラシック四駆ファンには嬉しい特徴的なスポークデザインは、現在でも十分に通用するセンスの良さ。2Pも1P同様、あえてのセンターキャップレス。当時感を全開で味わえる。自由なインセットオーダーができ、17インチは段付きのステップ、16インチは段なしのリバースとなる。
ESSEX ENCM 2Piece | ||||
サイズ | カラー | |||
16×6.5J〜9.0J | ブラック、ブロンズ、シャンパンゴールド | |||
16×6.5J〜9.0J | ハイパーグロス | |||
17×7.0J〜10.5J | ブラック、ブロンズ、シャンパンゴールド | |||
17×7.0J〜10.5J | ハイパーグロス |
WHEEL INDEX 2017 VOL.1【WORK】
WHEEL INDEX 2017 VOL.2 【T.S.D】
WHEEL INDEX 2017 VOL.4 【MLJ】
[問い合わせ]:CRS エセックス事業部
Tel:06-6844-8000
www.crs9000.com
Words • 杉山雄二 Yuji Sugiyama
Photos • 石河正武 Masatake Ishiko
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