Cliff Climb TC-04 & TC-05
【トレジャーワン・カンパニー】
横浜ベイスタイル。
30系となったアルファード/ヴェルファイアは内外装はもちろん、走りの面においても20系から質感が大きくレベルアップしている。あまりいい表現ではないが、10系や20系は高級車っぽい雰囲気を上手く感じさせてくれていたのだが、30系はちょっとしたときにも本当の高級車になったなと感じさせてくれるものとなっている。
それだけに30系アルファード/ヴェルファイアをカスタマイズしようとするときには、セットするパーツは厳選しなければならない。質感の低いモノを付けてしまうとかえってノーマルの高級感を損ねてしまう可能性があるからだ。そういう視点からつくられているのが、クリフクライムの新作である「TC-05」というホイールだ。
この「TC-05」のポイントは、デュアルフェースデザインにある。ベースとなっているのはタービン形状の5スポークデザイン。そこにY字スポークが形づくる、花形5スターデザインを重ねることで、立体感の強い造形を実現している。しかもタービンスポークはブラックに、花形5スターは輝きの強い仕上げとなっているために、昼間と夜間ではその表情は大きく変化する。それがとくに、インパクトの強いヴェルファイアにマッチ。足もとをしっかりと引き締めてくれることで、ノーマルボディはもちろん、エアロパーツを装着したことでボリュームアップしたボディにも負けない存在感を見せつけてくれるのだ。
ちなみにこのデモカーには、ロジャムのエアロキットとタナベのダウンサス、そしてグラージオのエンブレムが装備されている。さり気なく低さとボリュームアップを見せているところにセットされているのは、「TC-05」と、人気アイテムである「TC-04」の2種。
「TC-05」はこのさり気ないスタイルの中でしっかりとした存在感を見せてくれている。対して「TC-04」のほうは、サブスポークをY字とした3×5デザインが特長となるもの。脚の長いスポークデザインのおかげで実際のサイズ以上の大きさを感じさせてくれるところが、「TC-04」が人気となっているポイント。
ストレートにカタマリ感の強さを見せたい場合には、このホイールの持つスポークデザインなのに面としてのボリュームを感じさせるその形状が活きてくる。車高調サスキットやフルバンパータイムのエアロパーツを装備して、思いきったロワードスタイルを見せていきたいときには、「TC-04」のエレガントさをベースとした強さが似合うはずだ。
ふたつの表情を魅せるデュアルフェースデザイン
本物の高級車だからこそ、履かせるホイールも本物にこだわりたい。質感の低いモノを装着すると、かえってプレミア感を損ねてしまうおそれがあるからだ。そんな視点から開発されたのが、クリフクライムの最新シリーズ。立体感の強いエレガントな佇まいが、しっかりと足元を引き締めてくれる。
CliffClimb TC-04
TC-04のサイズは21×9.0J+35でタイヤサイズはTC-05と共通。リム幅が広いためローダウンを進めた場合のツライチ感はこちらのほうが優っている。スリムなセンタースポークとボリュームのあるY 字型サブスポークを組み合わせた3×5デザインは面としての存在も感じさせてくれていて、それが低さを見せたいときにピッタリ。
SIZE P.C.D HOLE INSET
■Black Polich,Black clear
19×8.0J 114.3 5 35/45
20×8.0J 114.3 5 35/45
21×9.0J 114.3 5 35/45
22×9.0J 114.3 5 35/45
■S.B.C
20×8.0J 114.3 5 35/45
CliffClimb TC-05
TC-05のサイズは21×8.5J+35で、タイヤは245/35をセット。8.5幅となっていることから僅かながらフェンダーとのクリアランスに余裕があり、それも特長のひとつとなっている。花形スポーク部はシルバークリアのほか、ブルークリアとレッドクリア仕上げもラインナップ。ボディカラーに合わせたマッチングも可能だ。
SIZE P.C.D HOLE INSET
■Black Polish
20×8.5J 114.3 5 35/45
21×8.5J 114.3 5 35/45
[問い合わせ]:トレジャーワン・カンパニー
TEL:045-590-0278
www.treasure-one.co.jp
Report : 塩見 誠 Makoto Shiomi
Photos : 藤井元輔 Motosuke Fujii