TOYOTA SEQUOIA Produced by EMMA
+100mmのコンプリート
北米マーケットからの逆輸入である、堂々たるフルサイズSUVセコイア。それをさらに超ド級のワイドフェンダーでカスタムしたのがコチラ。生半可な気持ちでは乗れないが、ひとたび乗れば虜になるのは確実、唯一無二=カスタムカーの真髄を突くこの一台はボディも存在価値もデカい!
トヨタ最大級のSUVで提案するオーバーランダースタイル
その巨躯ゆえか、市街地ではあまり見かけることはないが、郊外に出ると意外な確率で遭遇するトヨタ・セコイア。フルサイズピックアップのタンドラと基本骨格を共有する、堂々たるトヨタ最大級のSUVである。もちろん北米仕様モデルを逆輸入することになるが、それをさらにヘビー級カスタムで仕上げたのがコチラ。
製作は埼玉県の「デイブレーク」。実は先行してローダウンカスタムもプロデュースしており、今回はリフトアップスタイルにも進出。2020年1月に開催された東京オートサロンに出展してデビューを飾ったばかりの個体である。カスタムの核となるのは、実に4インチワイドのオーバーフェンダーキット。それに見合うボリューム感をバンパーやタイヤ&ホイール、ヒッチメンバーなどで整え、3インチのリフトアップによってバランスよくフィニッシュ。日本ではよく目にするジェットスキーのトゥーイングから、海外で楽しまれているような本格的オーバーランダーツーリングまでこなせる戦力を備えているのが特徴だ。
20インチのタイヤ&ホイールから各部のマッチングペイント仕上げまで、コンプリート製作プランも明確に打ち出されており、自分だけのセコイアを仕上げることも簡単。それでは早速、その迫力極まるボディに散ったこだわりのディテールを見ていこう。
迫力のワンメイクフェンダー
片側につき約4インチのボリュームを誇るフェンダーは完全なるセコイア専用となり、ドアの開閉も問題なし。ヘッドライトはLEDのカスタムライトで今っぽさも倍増という逸品なり。
ゴールドを引き立てるブラックアウト
ファブリケート(板材からの製作)タイプのバンパーはアメリカに多く見られるライナー塗装仕上げ、その他各部もマットブラックで仕上げており、イベントでも通用するフィニッシュ。
王道にして永遠のスタンダード
無骨な5スポークが逞しいリムはKMCのロックスターXD811。タイヤは325/60-20サイズを履く。
トウ・ヒッチもCOOLに演出
鍛造アルミ製のBULL HITCHはヒッチボールの高さを5段階調整出来る構造。最大で5トン越えに耐え、強靭かつCOOLなルックスも魅力。
リフト時のマストアイテム
電動によるオート展開/格納が出来るサイドステップは家族の乗降に欠かせない心配り。もちろん人の重量などにはビクともしない。
SEQUOIA UP STYLE
カスタムヘッドライト(LEDバルブ含)
IRON BULLフロントバンパー
電動サイドステップ
Ready Liftリフトキット
タイヤ(ATTURO TRAIL BLADE BOSS 325×60 R20)
ホイール(XD811 Rockstar 20×10J)4本Set
問≫DAYBREAK
Tel.048-528-6511
day-break.biz
竹下進悟=文
山田泰弘=写真
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