PRO-FORM SPORTLID V with TOYOTA HILUX
本当に使えるプロダクト
自然豊かなニュージーランドで産まれ、過酷な状況下で鍛え上げられた本格スペックのシステムラックブランド。それが「PRO-FORM(プロフォーム)」だ。さまざまなアウトドアシーンにおいてその利便性は証明され、世界中のオフローダー、アウトドアファンから支持されている。ちなみに日本にも日本総代理店が用意され、愛知県のMARUGOがその役を担っている。今回は同社のデモカーでもあるハイラックスを使用し、魅力あるその拡張性などに迫ってみたいと思う。
ハイラックス人気の影響もあってか、日本でもようやくピックアップトラックが認知されてきたようだ。しかしトラック大国アメリカをはじめ、世界各国のピックアップシーンと比べると、まだまだ日本は後進国。アフターパーツのラインナップも発展途上といった印象がぬぐい切れない。
そこに着目した愛知県のMARUGOが、ニュージーランドの「PRO-FORM」を日本へ持ち込み、世界基準でピックアップトラックを楽しむ術を提案する。
まず目を惹くのがトノカバーに設けられたレール。ルーフ上の場合サイドステップに足をかけての荷物の積み下ろしはなかなかの重労働。その点トノカバー上ならイージーステップとなる。また、積載重量はクローズ時で75㎏まで対応する強靭ぶりも特筆モノで、自転車はもちろん、本格的なアウトドアギアも余裕で積載可能だ。
ハイスペックはそこだけに留まらず、キーでロックすれば広大なトランクスペースとしても活用可能で、ノブを回せばクオリティの高いダンパーアシストで容易に開閉可能。さらに用途に応じて簡単に取り外しが可能な点も、アウトドア派にとってありがたいところ。
ステンレス製のスポーツバーはTANGOレールのオプションとしてはもちろん、専用のブラケットを介してボディへ直付けもOK。多彩なアクティブスタイルに対応する器の広さと、痒いところに手が届くハイスペックは、ピックアップライフをより豊かに演出してくれるマストアイテムである。
高い拡張性こそPRO-FORMの特徴
ルーフキャリアやカーサイドタープ、いま流行りのアウトランダースタイルにプラスして、積載性をフルに高めてオフロードに駆り出しても絵になること間違いなし!
最大積載量75kgというハイスペック
レールにジャストなスーリーのキャリアアタッチメントをベースとして、お好みのキャリアをセットするもよし、ロードバイクやMTBはもちろん、特殊なエクストリームギアの積載も最大積載量75㎏なら安心して積める。
ベッド部分にもこだわりの仕様
UV耐性でハード使いにも耐えうるベッドライナーは、オーバーレール、アンダーレールの2種類がラインナップ。フロア部分にグリップ加工を施す高品質なHDPE勢ベッドライナー(SPORTSGUARD)も展開している。
サイクルレールの使用例
ベッドに直載せすると他の荷物が積みづらくなるため、鍵付トノカバーとトノカバー上のレールを駆使する事で積載性の向上&ベッドスペースの有効活用が可能。
ピックアップ・トラック最大の特徴であるベッド部分をどう扱うか。
問≫PRO-FORM JAPAN
Tel:0587-36-3932
HP:proform-jp.com
石井秋良=文/写真
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