• TUNERS(チューナーズ)は車のカスタム,改造車,ドレスアップを中心とした専門WEBマガジンです。カーライフに関わる情報を随時更新しています。
  • logo
  • logo
  • logo
  1. ホーム >
  2. チューニング > 電装系 >
  3. これからのチューニングは電気!?ICE FUSE【ユナイテッドサウンド】

これからのチューニングは電気!?ICE FUSE【ユナイテッドサウンド】

車のチューニングには、マフラー交換やブーストアップなどのエンジンそのもののパワーを上げるものや、車高調やタイヤなどの足回りを強化するものなど実にさまざまなメニューが存在するが、近年、電気抵抗を極限にまで減らしたヒューズを使い、パワーアップやオーディオの音質をアップさせる新たなチューニングメニューが注目を集めている。

 

今回の記事では、今話題になりつつある新感覚のチューニングパーツ「ICE FUSE」に焦点を当て、詳しく紹介していこう。

※「ICE FUSE」メーカーサイトではアイスヒューズでなくアイスフューズと表記、日本ではヒューズが一般的だがFUSEはフューズなのだそうだ。翻訳ソフトでヒューズと検索すると確かにFUSEとはならなかった。

 

 

チューニングのポイントは【超電導】

一部の金属は、絶対零度と言われる約-273℃の状況において、電気抵抗はほぼ0になる超電導(超伝導)になることは、1911年に素手の良いオランダの物理学者オンネスによって発見され立証されている。

 

超電導とともに発達した技術もあり、極低温まで冷やした(凍らせた)後、常温に戻しても低い電気抵抗を保つこともできるそうで、この技術は、スペースシャトルやMRI、超電導リニアといった高度な工業製品から、刃物の強度アップやトランペットやサックスといった管楽器、エレキギターのパーツ、そしてオーディオケーブルなど、実にさまざまなところで使われている。

 

そして、金属を冷やして得られる効果は下記に挙げる3つの現象が関係している。

 

1.金属の原子の配列

2.不純物が除去され純度が高まる

3.表面強度が増し、振動のモードが変化する。

 

上記に挙げた現象は、すべて電気的なロスを低減させる効果が期待できるが、この特殊な技術は残念なことにまだまだ一般社会での認知度は高くない。しかし、その特殊な技術をヒューズを差し替えるだけという手軽な方法で車やバイクに応用できないかと考え出されたのがICE FUSEなのである。

 

 

車に欠かせないヒューズの存在

車の電気は、ほぼすべて何らかのヒューズを通過する。

 

そこで、超低温での熱処理を施し、電気をスムーズに送ろうとするICE FUSEに交換する。

その効果はさまざまなところにおよび、エンジンのパワーアップやレンポンスアップ、トルクの変化も聞かされた。そして、オーディオの音質にまで影響が出るほど。

 

では、なぜ電気の流れをスムーズにし、電気的ロスを減らすことでさまざまな効果が期待できるのか。

 

それは、現代の車やバイクが、制御の過程においてほぼすべて電気に依存しているということに関係する。

 

良くエンジンオイル交換を勧める謳い文句で「オイルは車の血液です。」というフレーズがあるが、現代の車にとって電気の流れを良くすることは、人間に置き換えると、「神経回路を整え、神経の伝達スピードを上げる」ということになるのだろう。

 

 

これからは目に見えない電気をチューニングする時代

近年、車の技術はどんどん進化し、特に電子制御の分野の進歩は凄まじい。

 

今ではエンジンやミッションはもちろん、ABSやエアバック、果てはドアやシートにまでコンピューターで制御され、最新の車には数十を超えるECUが取り付けられているほど。

 

そして、アウディやルノーといった欧州メーカーの一部の車種では、それまで12Vが当たり前だった乗用車の電圧を、48Vにする技術が2016年から実用化され、世界中から注目を集めている。

 

48Vの技術はまだハイブリットに特化した技術で収まっているが、欧州車に詳しい技術者の中には、「現代の車の電子デバイスは多くなりすぎ12Vでは限界がある。すべてのシステムが48Vになる可能性も低くはない」とも語っている。

 

つまり、現代の車にとって、排気効率を高める抜けの良いマフラーに替えるのと同等、いや、もしかするとそれ以上に、車の中を流れる電気の流れを整え、流れをスムーズにする方が大きな影響を与える時代になったと言ってもいいだろう。

 

この記事を読んでいる読者の中には、「どうせそんなに効果はないだろう」と思っている読者も少なくないと思う。

 

だが、それほど費用が掛からず、車を中からリフレッシュさせる目的であるならば、決して無駄にはならないはずである。

 

と、いくらデータと言葉だけを並べてもまだまだ信用できないという気持ちも大いに理解できる部分でもある。

 

そこで、次回の記事では実際にICE FUSEを取り付けてのインプレッションをお送りする予定なので、騙されたつもりで期待してもらいたい。

 

 

問い合わせ
ユナイテッドサウンド
050-3532-9055
http://www.unitedsound.jp/

 

 

TEXT:Shingo.M

 

関連する記事