MITSUBISHI DELICA D:5 × X-CABIN 300
Produced by EFFECT MEIJI
快適空間全移動。キャンピングトレーラーを牽引する贅沢。
屋外にテントを張って愉しむキャンプもあれば、生活の場所を丸ごと引っ張って行くのもまたキャンプ。キャンピングトレーラーを牽引してキャンプに行くことで、今まで気づかなかったキャンプスタイルが見えてくる。
ありそうでなかったアルミ製キャンピングトレーラー
長期間のキャンプや移動をしながらのキャラバンキャンプをするうえで、欲しくなるのがキャンピングトレーラーだろう。ハードルが高いイメージがあるが、移動の際にテントやキッチンギアなどを片付けることなく次の滞在先へと移動できることを考えてほしい。これほど便利なものはないことが容易に判るはずだ。
ここ数年のアウトドアブームを背景に数多くのキャンピングトレーラーがリリースされ、選択肢も広がっている昨今だが、そんな中で注目を集めているのがこのエックスキャビン300だ。
どこか懐かしい雰囲気も漂わせるアルミボディのエックスキャビン300は、これまでのキャンピングトレーラーとは一線を画すこのアルミの質感が大きな魅力。実際にアルミパネルをリベットで接合しており、フェンダー部分はアルミ鈑金の技術を使った美しい形状となっている。
側面にドアが設置されるほか、リアにも大きく跳ね上がるゲートが備わる。これは車外で調理をする際にオーニングとして機能するものだ。
インテリアに目を移すと、内部は想像以上に広い。これはエックスキャビン300ならではのボディデザイン、スクエアなそのボディ形状による恩恵だ。壁面にはしっかりと断熱材が入っており、防音&断熱性能も高い。室内にはアレンジ可能なベッドが備わり大人2名が快適に就寝可能。さらにユーザーの要望によりオプションの追加やカスタマイズも可能。トレーラーの可能性は無限大、必ずやユーザーの要求に応えてくれるはずだ。
クールな牽引車も要注目!
牽引するのは20年式の三菱デリカD:5。オーバーフェンダーやフロントバンパー、サイドステップでカスタムされている。車両単体でもその佇まいはクールだが、X-cabin300を牽引する姿は御覧のようにさらにクールだ。
アルミの質感が美しい機能的なボディ
どことなくレトロ感を漂わせるアルミ製ボディのX-cabin300は、側面のドアと後部のゲート、そして前面と各側面の合計3面にポップアップ窓が標準装備となる。側面ドアには網戸やアニマルガードも装備される。ルーフのキャリアはオプションとなる。
内部の広さは驚くほど
室内は組み合わせてアレンジ可能なベッドと前後上部の収納、フロント側のキャビンなどが標準装備。これにテーブルやクーラー、ポータブル電源などのオプションを選択して自分仕様に仕上げることができる。ベッド下部は収納スペースで、収納量はかなり多い。
各種機能装備の一例
車体後部には収納スペースがあり、ここに標準装備されるキッチン(写真はプロトタイプ)やオプションのシャワー用の温水機、そのほかクーラーボックスなどを収納可能。キッチンは簡単に車外に持ち出すことができるため便利。
見えない部分に最新装備
トレーラーはヨーロッパ規格の50mmヒッチボールに対応。車体前部にはオプションのアルミボックスを搭載し、電装品がまとめて収納される。後部のヒッチチューブに差し込むステップは簡易的に椅子としても使える便利アイテム。Rの美しいフェンダーもアルミ製となる。
X-cabin 300 Specifications
全長:4520mm×全幅:2110mm×全高:2160mm
車体重量 750kg以下
本体価格 4,300,000円
※価格は税抜き、オプション装備含まず。
問い合わせ:エフェクトメイジ
TEL:052-694-1313
HP:https://x-cabin.jp
勝村大輔=文と写真