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デリカD:5が持つ独特の個性を老舗メーカーJAOSがさらに磨き上げた

JAOS、MITSUBISHI DELICA D:5、ミツビシデリカD:5

MITSUBISHI DELICA D:5 × “JAOS STYLE”
Produced by JAOS

LIFT UP STYLE TRENDS

デリカD:5 JAOS流。D:5の個性をブラッシュアップ。

アゲ系カスタムのベース車両として人気を集めているデリカD:5。そんなD:5が持つ独特の個性を4WD向けパーツの老舗メーカーJAOSがさらに磨き上げた結果、新たな個性が発現した。JAOS流デリカD:5の個性やいかに。

定番から新作まで多種多彩、ルーフキャリアの復活も近い

ブランド名が〝JAPAN OFFROAD SERVICE〟の頭文字からなるジャオスは、名実ともに日本オフロード界と共に成長した老舗であり、四駆をイジるうえでその名を知らぬはモグリと断言したい名門といえる。創業から35年が経過した現在まで精力的な展開を行っており、近年ではアジアクロスカントリーラリーといったモータースポーツへも積極的に参加と世界を股にかけた活躍を続けている。

しかし、我ら四駆ファンにとってもっとも身近なジャオスブランドは、いまも昔も市販オリジナルパーツのはずだ。対象車にあわせ用意されるパーツ群は、その数だけでなく、安心&安全に使えるクオリティの高さでも知られ、多くの新車ディーラーでも取り扱っている。一部自動車メーカーにはパーツをOEM供給するほど。ジャオスの名は信頼の証といえる。

そんなジャオスのデリカD:5用パーツの販売が好調だ。D:5はよくあるファミリーカーとは違うニッチな1台として、現行型登場から14年が経過したいまなお支持されている。

新型ディーゼルでは面構えやインパネなど、ラグジュアリーな側面が強化されたが、タフなボディや高いユーティリティ、何より四駆専用という稀有なキャラクターで知られる。ジャオスにとっても手掛け甲斐のあるベースカーといえ、外装や足まわりを中心に、現在まで幅広く展開。

ブランド内では唯一のミニバンだが、スキッドバーやスキッドプレートと呼ぶ各種メタルパーツやマッドガードといった、アゲスタイルに絶好なブランドを象徴するパーツのほか、マルチに選べるフェンダーやフォグランプ、合法下で満を持して商品化したサイド出しマフラーと選択肢は多岐に渡る。ロワグリルを一体化しつつLEDスポットを落とし込んだ刷新度の高いグリルを追加するなど、新作パーツも適時開発と、活発な展開が続いている。

そんななかとくに本誌が注目したい、アゲスタイルにもオススなパーツが2つある。1つはリフトアップサス。見た目だけでなく、機能性強化の面でも注目の足まわりは、機能&予算別に3種類から選べる。ケース内に搭載した特殊バルブが、ダンパーの微細な動きにリニアに反応し減衰力を適時可変させることで、快適な乗り心地と高いスタビリティを確保と、走っても楽しいを実感できる足として評価は高い。極端にアゲすぎない現実感も見所だ。

2つめはルーフキャリアの復活。じつはジャオスは以前キャリアを手掛けており、スキッドバー・リアラダー・ルーフキャリアの〝ジャオス3点セット〟で時代を作った。諸事情でキャリアはその後販売をやめたが、昨今のアウトドアブーム再燃によりキャリアがかつてないほど注目を集めていることから、高品質で低価格な〝国産〟にこだわった新製品の開発を決定。オプション追加で利便性を広げる拡張的なキャリアとなる予定で、特撮車にはそのプロトが装備されていた。ジャオスのデリカは、まだまだ進化するのだ。

そのマスク、好評につき

JAOS、MITSUBISHI DELICA D:5、ミツビシデリカD:5

オリジナルの意匠を尊重する方向性が強かったJAOSにあって、D:5の表情を大きく変えることになるこのフロントグリルの投入は思い切った判断だったようにも映る。だがその決断は大正解だったようで、現在まで多数の注文が入っているとのこと。フロントスキッドバー&LEDフォグとも好相性のまとまりを見せている。

後ろ姿もJAOS流

JAOS、MITSUBISHI DELICA D:5、ミツビシデリカD:5

リアのラダーはステンレス製。チューブ部分はひび割れや剥がれに強い粉体塗装が採用されている。ルーフスポイラーと組み合わさることで独特のリアフェイスが完成した。

商品化実現に期待

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リアのラダーを上ると全貌を表すルーフキャリアは試作段階のプロトタイプ。このルーフキャリアの上に乗せて活用するパーツなども考慮しつつ商品化を進めているという。

視覚的にも、機能的にも

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マッドガードやサイドステップなどがオフロード感を演出。実際にオフロードでノウハウを蓄え続けてきたJAOSの商品ということでその機能性についても信頼できる商品だ。

これもアゲの効能

マフラーはBATTLEZのZS-Sを搭載

マフラーはBATTLEZのZS-Sを搭載。車高が上がっていることでステンレス製のサイド出しマフラーが余計に目を惹く。

左右両サイドを見比べると

右側が未塗装をボディ同色に仕上げたもの、左がダミーボルト付きのマットブラックと、撮影車は左右でタイプが異なるフェンダーガーニッシュ(オーバーフェンダー)を装着。

絶妙なる25mm

撮影車はBATTLEZのリフトアップセットでリフトアップ。セットの内容は25mmアップスプリング、減衰力調整式ダンパー(フロント/車高調、リアハーモフレック内臓)。

足下はJAOS×TOYO

ホイールは16×7.0のJAOSADAMAS BL5。撮影車は左右でカラーが異なり、右サイドがスモークポリッシュブラック、左サイドがブラック。陽光に照らされるとその違いが明らかだ。タイヤはTOYO OPEN COUNTRY R/Tでサイズは235/70-16。

Custom Recipe

JAOS フロントグリル・マットブラック(’19+DT用) 80,000円
JAOS フロントスキッドバー・ブラック/ブラスト(’19+DT用) 58,000円
JAOS リアスキッドバー・ブラック/ブラスト(’19+DT用) 58,000円
JAOS ブラックサイドステップ 72,000円
JAOS ブラックリアラダーⅡ・ハンドレール付(’19+DT用) 56,000円
(右側)JAOS フェンダーガーニッシュtype-S 未塗装(’19+DT用) 54,000円
(左側)JAOS フェンダーガーニッシュtype-X マットブラック(’19+DT用) 78,000円
JAOS ルーフスポイラーtype-B マットブラック 66,000円
JAOS ドアハンドルプロテクター 6,000円
JAOS バックドアスカッフプロテクター 7,000円
JAOS ルーフラック(プロトタイプ) 開発中
JAOS マッドガードⅢ デリカD:5専用セット/ブラック(’19+DT用) 15,000円(2枚セット)
JAOS LEDフォグランプ26Cクリアー 40,000円
(ホイール左側)JAOS ADAMAS BL5 SPB/1670 41,000円
(ホイール右側)JAOS ADAMAS BL5 MB/1670 36,000円
BATTLEZ エアクリーナー(DT用) 8,800円
BATTLEZ マフラー ZS-S(’19+DT用) 46,000円
BATTLEZ リフトアップセット VFCA(’19+DT用) 162,000円
タイヤ TOYO OPEN COUNTRY R/T(235/70-16) オープン
※価格は税抜き

036__MG_8473_


問い合わせ>>JAOS

Tel:0279-20-5511
HP:www.jaos.co.jp


杉山雄二=本文
石河正武=写真

アゲ系 SUV&クロスオーバー



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