経験とセンスだけじゃなく人情が魅力のプロショップ【Dレジェンド】

チューナーズでは、数々のカスタムカーをご紹介してきたが、それら魅力的なカスタムカーを世に送り出しているのは、全国各地に存在するプロショップである。

そこで、今回の記事では、そんな数あるプロショップの中から、販売からメンテナンス、さらにはカスタムまで対応し、多くのユーザーから支持されるDレジェンドの魅力についてレポートする。

お隣韓国の本気仕様M3の中継地

我々チューナーズが、真相を追い求めているアイスフューズ検証企画の第３弾「アイスフューズ検証企画第3弾！韓国からやってきた本気仕様BMW M3」に登場する韓国からやってきたE46型M3。アイスフューズの効果や、車自体の仕上がりはもちろんのこと、韓国からフェリーに乗り、韓国国内を走ってした状態のまま上陸したことが大きな話題となった。

アイスフューズインプレッション記事はこちら

ご存知の方もいるかもしれないが、自家用車を海外で一時的に使用するための輸出入は、通称自動車カルネと呼ばれる、一時輸入に関する通関条約を締結した国同士であれば、それほど難しくはない。

だが、実際には、入国した車をどこで保管し、整備作業を行う環境など、限られた時間であるとは言え、やはり、日本に車ごと滞在できる環境を整えるのは簡単ではない。そこで、作業場の提供と車の保菅に協力したのがDレジェンドの東氏である。

義理人情に厚い大阪の商人

そんなDレジェンドの東氏は、もともとは土建業からクルマ業界へと異色の転身である。若い頃から苦労をし、まさに裸一貫とも言える状況から今のショップがある。

取材中、東氏がふと放った一言がある。「番狂わせ的なものに美学を感じる」というものだ。成り立ちを考えると東氏らしい哲学であり、それは、とても人情に厚く、面倒見の良さをうかがい知ることができる表れでもあった。

日本のカスタムカーイベントに出たいという、M3のオーナーであるリーさんの思いに応えたことも頷ける。

東氏と話していると、とにかく車が好きで、プロショップとして、常に新しいカスタムを提案し、オーナーの思いに応えたいという熱い情熱の持ち主であることが良く分かる。

カスタムカーのオーナーではなくとも、心から信頼のおけるプロショップに出会うことができれば、安心して充実したカーライフを送ることができるもの。人とのつながりが軽薄になりつつある現代だからこそ、Dレジェンドのようなプロショップは頼れる存在なのである。

希少車のカスタムもお任せ

冒頭でも触れた通り、Dレジェンドでは、良質な国産車から、希少な輸入車など、ユーザーの要望があればどんな車種でも販売が可能。もちろん、販売だけではなくカスタムにおいても、あらゆる車種のカスタムにも対応可能で、そういった懐の深さもDレジェンドの魅力。

そんなDレジェンドの特徴をよく表している1台がKIA K5。日本ではあまり馴染が無いこの車両は、韓国の起亜自動車（キアジドウシャ）の中型セダンで、モデルとしては3代目となるTF型。ラゲッジにビルトインされたオーディオ類や、大径のフォージアートホイールなど、希少車であっても見事にまとめ上げられている。