自動車社会はなくなることがない。
母数こそ減少傾向にあるようだが、絶対に0にはならない。
そして、その母数の中にあるあなたの自動車を常に監視し続けてくれる画期的なシステムがドライブレコーダーだ。
今回80th ANNIVERSARYを迎えたパイオニアから、盛況を迎えたプレスリリースで発表されたドライブレコーダーがかなり高性能だ。
その全容を紐解いてみよう。
最新鋭ドライブレコーダー VREC-DZ500-C/VREC-DZ500
どんどん小型化が進むドライブレコーダーだが、今回発表された[VREC-DZ500-C/VREC-DZ500]の2機種もこの道を辿っている。
ルームミラーに隠れてしまうほどの小型のケースに、約130万画素の高画質カメラがあなたの自動車を監視してくれる。
これだけであれば他社ドライブレコーダーを使用しても変わりはないが、このVREC-DZ500-C/VREC-DZ500の2機種は一味違う。
感心という言葉が相応しいだろう。
各社従来モデルを見てきたが、痒いところに手が届かない煩わしさを感じていた。
しかし、VREC-DZ500-C/VREC-DZ500両機種はそのイメージを払拭させてくれた。
VREC-DZ500の概要
VREC-DZ500は、750mAhの内蔵バッテリーを主とした稼働をする。
最も特徴的なのが、高感度CMOSセンサーにより夜間視認性の高い画像を録画することだ。
従来のモデルでは光量不足による黒潰れが目立ったが、VREC-DZ500は夜間駐車状態で車種特定することができるレベルの視認性を誇る。
同時に、トンネルなどの暗所から抜け出た瞬間の白潰れも解消された。
これには[HDR ハイダイナミックレンジ]と[WDR ワイドダイナミックレンジ]の両方を同時使用することでよりハイレベルでの視認性確保に努めている。
LED信号機のヘルツ違いにも対応しているので安心だ。
また、750mAhの内蔵バッテリーは最大90分の駐車監視モードを実現している。
衝撃感知前後30秒間の映像録画が可能となり、万が一駐車中の事故や車上荒らしなどに見舞われても確かな証拠を掴むことができる。
だが、本機のみでこの映像が確認できるのでは意味がない。
内蔵されたWi-Fiモジュールを利用し、iPhone/スマートフォンの専用アプリにて映像確認できることが最大の強みだ。
専用アプリは無料でダウンロードできるので、VREC-DZ500-C/VREC-DZ500を購入の際はセットでダウンロードすることが必須となるだろう。
カメラ方向が任意で変更できるので、車内の映像もしっかりと確認することができる。
VREC-DZ500-Cの概要
基本スペックは上記VREC-DZ500と同様だ。
しかし、VREC-DZ500-Cは[24時間365日常時監視モード]である駐車監視機能(セキュリティモード)が搭載されているのが最大の特徴となる。
内蔵バッテリーでの稼働はもちろんだが、車載バッテリー電圧が11.2Vを下回るまで365日監視し続けることが可能となっている。
夜間駐車監視モードは衝撃感知システムだが、常時監視してくれるのはありがたい。
最大128GBのmicroSDXCカードかストレージとして選択できるので、長時間録画にも安心だ。
いつでもあなたの自動車を見守る専属監視員ドライブレコーダー
VREC-DZ500-C/VREC-DZ500の両機種は、従来のドライブレコーダーの足りない部分を本当に上手くカバーしている。
どちらもオープン価格での販売となり、発売時期は6月になるとのこと。
今夏はパイオニアのドライブレコーダーで、あなたの自動車に専属の監視員を手に入れて欲しい。
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パイオニア株式会社
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carrozzeria.jp
TEXT : NONO