走りにこだわる小林可夢偉選手は、自分の身体を作る食事にもこだわる。
そして、快適なドライブを実現するための[音]にもこだわるという。
80th ANNIVERSARYのパイオニアプレスリリースで、小林可夢偉選手は開場前にこの音を体感していたという。
「オーディオルームを家に作る人もいるけど、車で良いんじゃない?」
その言葉をどこまで信用して良いのか。
実際に体験してその真価を見極めてきた。
最高の音を演出するサイバーナビ Xシリーズ [AVIC-CZ902XS]
今回発表されたサイバーナビ Xシリーズ [AVIC-CZ902XS]だが、感心させられたのは[リバーブ対策]だ。
従来のスチールフレームからカッパー(銅)フレームへと移行し、金属の持つ自己振動係数を削減する方式を採用した。
バックフレームの両肩部にはT型スリットを入れ、堅牢な骨を備えてある。
これによりフレームの振動が著しく抑えられ、音の逃げ道を塞いでいる。
車外へと向けて逃げてしまう音を全て車内へと向けることでリバーブを生み出している。
また、同時にノイズキャンセラーの役割も果たし、ビビリ音などもほとんど感じられないレベルにまで達している。
従来モデルと比較しても、その透き通った音の差は明らかだ。
静音化と制振化の威力は相当なものだ。
高音質ケーブルの採用でインピーダンスを最適化
通常のオーディオケーブルは、銅メッキされたニクロム線などが主流だ。
ケーブル内部を電気が通過すると考えがちだが、実際は表面を通過していく電気の方が多い。
そのため、ニクロム線に銅メッキというケーブルでもことは足りる。
しかし、ケーブル内部を通過していく電気も当然発生する。
その際にレジスタンス値が少なければ、電気の渋滞も起こりづらくなるというものだ。
その電気の流れを最適化するために、今回採用されたケーブルが[OFC(無酸素銅)]だ。
ケーブル全体がOFC製であることでインピーダンスが一定となり、確実な電気信号を伝えることができる。
更に、端子にはより伝導率の高い金メッキを施してある。
レジスタンス値に徹底的な介入をすることで、最高の音へとあなたを誘う。
オペアンプ6基搭載 内部構造の見直しで大迫力音源の実現
ハイエンドオペアンプ[MUSESシリーズ]を贅沢にも6基も搭載した今回のサイバーナビ Xシリーズ[AVIC-CZ902XS]だが、よくみていくとそれだけではなかった。
キャパシターにはパイオニアが独自にフルカスタムを施したアルミ電解コンデンサーを使用。
6,800μFは若干容量に余裕があるレベルだが、スリーブにまでこだわったキャパシターはかなり期待できる。
トロイダルコイルの強化にも余念がない。
線径を太く巻き数を少なくすることで電源の強化を実現している。
安定した電源は高音質の基本だ。
サウンドマスタークロック回路もサイバーナビXシリーズ専用設計のものを搭載している。
電気信号変換をフラット状態で行うことができ、原音のままのクリアな音を楽しむことができるのだ。
まだまだ数え上げればキリがないほどに本気の造り込みを見せているサイバーナビ Xシリーズ[AVIC-CZ902XS]は今夏6月に市場に現れることが決定している。
サイバーナビXシリーズ[AVIC-CZ902XC]の概要
・2Dメインユニットタイプ
型番 AVIC-CZ902XC
販売価格 ¥248,000−
販売時期 6月
7 V型ワイドVGA地上デジタル TV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション |
■外形寸法■質量
■TVモニター部 | |
画面サイズ | 7 V型ワイドVGA |
有効画素数 | 1,209,600画素【水平840×垂直480×3(RGB)】 |
方式 | TFTアクティブマトリクス方式 |
ナビゲーション部 取付寸法 | 178 (W) ×100 (H) ×165 (D) mm |
ナビゲーション部 | 2.2 kg |
問い合わせ
パイオニア株式会社
カスタマーサポートセンター
0120-944-111(無料)
carrozzeria.jp
TEXT : NONO