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フロント&リアで攻めるケンスタイル フォグガーニッシュとバンパー底のハーフエアロが印象的

Functional Style 02 VELVET&FIRE
PLAYDESIGN for your ALPHARD/VELLFIRE 30【KENSTYLE ElK VELLFIRE】

フロント&リアだけで攻める「K」の新発想

持つ者、見る者を刺激するデザインとはなにか。風格に見合う、貫禄高きデザインとはなにか。自己に酔いすぎた、独りよがりな存在ではないか。デザインに見合う、品質を両立しているか。満を持して誕生した「ElK」は、純正の物足りなさを補う新たな試みにも挑戦した意欲作である。飽くなき表現意欲をカタチとした、前後限定パーツで完成させる新作のヴェルファイア、誕生。

続・冷静と情熱のあいだ

現れては消え、消えては現れる、栄枯盛衰の激しいドレスアップ業界において、創生期から第一線で活躍するケンスタイル。その歴史そのものが、ミニバンドレスアップの歴史といっても過言でない、業界を代表するシンボリックな存在である。

これまで数々のヒット作を生んできたケンスタイルであるが、エアロパーツのデザインは、対象となる車輌個々の素性をじっくり見極めることから始まる。純正に欠けている部分、物足りない部分はどこかを調べ、それにはどんな手法が似合うのかを精査。開発スピードでは勝負せず、時間をかけるべきはかける、妥協のないモノ作りが徹底されている。そのこだわりこそが、今日までブランドが続く理由のひとつでもある。

そんなケンスタイルに新たに加わったヴェルファイア。ドレスアップに関心があるクルマ好きは、アルファードよりまずヴェルファイアを。標準ボディよりまずエアログレードをと、過去の経験等を踏まえZグレードに対象を絞り込んだ。Zといえば、精悍な意匠でギャラリーを魅了する、ある種もっともヴェルファイアらしいドラスティックなグレードであり、左右のメッキフォグガーニッシュが与えるインパクトは強烈そのもの。ここの魅せ方ひとつで、見た目の印象が大きく変わることは想像に難くない。

トーキョー・ヴェルファイア

ケンスタイルはその判りやすい“らしさ”をエアロ装着後も活かす、Zを手に入れた意味を感じさせるデザインに挑戦。フォグまわりの雰囲気、メッキ感を純正の良さと捕らえ残す一方で、フォグガーニッシュの傾斜がきつすぎると、その側面部に被さるようにデイライト付きのボックスを、別体で追加する新しい試みに挑戦。灯体横に空間を持たせたダクト風アレンジより、純正に足りないフェイスのカタマリ感や、ワイド感が一段と増幅。ガーニッシュの傾斜感も狙い通りソフトに見えるなど、威力を発揮する。

フロントバンパー先端には、中央をアーチ状としダクトを盛り込むなど、疾走感を刺激するスポイラーを用意。この先端部とデイライト付きのボックスはそれぞれ別体であるが、どちらが欠けてもデザインの雰囲気が損なわれるため、販売はセットのみに限定。3つのパーツの組み合わせによる、純正風でも純正でない変化は貫禄充分だ。

新作には特別なサイド用エアロは用意されていないが、前後エアロのボディラインはサイドにあわせているため、アンバランスさはない。実際にエアロを手にする人が満足できる相応の変化を、経済的負担を出来る限り減らしつつ提供することも、ブランドの使命と考える。

技ありの3Pエアロと先進装備が活きるグリル

フロントハーフは、バンパー先端部のベース部のほか、フォグガーニッシュ横に追加する縦のボックスの3点が1セット。左右のボックスはワイド感を強調するほか、フォグガーニッシュの傾斜感を和らげる狙いがある。LEDデイライトはエアロに付属。アルファードSグレード用のフロントも、現在検討中という。

一方のマークレスグリルは、クリアランスソナーや小型カメラも装着可能。別売のエンブレムベースを追加すれば、ミリ波レーダーも流用できる。

実寸以上のワイド感を手にできるホイールは、ワークの最新22インチ1ピース。色は渋めなグリミットシルバーをチョイス。

空間に絶妙に溶け込む交換型ステアリングも

4月から順次発売が始まるオリジナルステアリングは、握り部分をパンチングのガングリップタイプとした本革×木目のコンビ仕様。エアバッグを活かせる、スポーク部だけの純正交換タイプであり、純正近似木目の色違いで全3色から選べる。驚くべきことに、エグゼクティブラウンジ専用木目も用意している。純正ステアリングヒーター非対応。本革はブラック、縫製はシルバーのみ。

デザイン性の高いハーフで、更なる貫禄を

ある種、フロント以上に物足りないリアセクション。バンパー底に被せるハーフエアロは、デザインの凹凸を強調したスポーティー系だ。塗り分けが楽しみやすい3D系エアロであり、中央エンブレム下にはメッシュダクトが付く。アルファードSにも装着可能。

ルーフスポイラーは純正上に被せる追加型。純正のへこみをなくすフラット系のデザイン。マフラー開口部は広めに確保しており、フジツボ以外も装着可。

相応の品質、乗り心地を得られるタイヤにもこだわりたい。PARADA Spec-Xは22インチの偏平30でも乗り心地が良く、静か。トレッドデザインもじつにスポーティーだ。

KENSTYLE ElK VELLFIRE SPECIFICATIONS

フロントハーフスポイラー(FRP・未塗装/ LEDデイタイムランプ付属)
リアハーフスポイラー(FRP・未塗装)
2点キット(フロントハーフ/リアハーフ)
リアルーフスポイラー(FRP・未塗装)
フロントグリル(FRP・未塗装)
エンブレムベース(FRP・未塗装)
ホイール:WORK URBANZONE FERVORE(22inch×9.0J+38)
タイヤ:YOKOHAMA PARADA Spec-X(245/30R22)
マフラー:FUJITSUBO AUTHORIZE S
サスペンション:RS-R Basic ☆ i


[問い合わせ]:KENSTYLE
TEL:042-520-7248
www.kenstyle.co.jp


[撮影協力]
ウェスタ川越
TEL:049-249-3777
www.westa-kawagoe.jp



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