スズキ ジムニーの後継車種として2013年12月に発売されたスズキ ハスラー。
マツダへのOEM提供はフレアクロスオーバーの車名だ。
[遊べる軽!] をコンセプトとされたこの自動車に、よりハイレベルでの遊びを楽しむために用意されたカスタムアイテムがCAR HOUSE ATHLETEにはある。
リフトアップは軽自動車にこれまでになかったサイズ感をもたらしてくれる。
視界的不利な環境を乗用車目線へと変えてくれる。
そんな魅惑のアイテムを纏ったスペシャルカスタムハスラーを追求してみたい。
え? 高い? パッと見では分からないナチュラルカスタムハスラー
軽自動車をリフトアップすると、大抵の場合即座にその変化に気付くことができる。
圧倒的な違和感とホイールハウスの空白のせいだ。
しかし、今回CAR HOUSE ATHLETEが作ったハスラーは、その違和感が全く見えない。
たしかに4インチリフトアップキット (¥224,640- 税込) によって車高が高くなっているはずなのだが、その気配すら感じられないほどにナチュラルな仕上がりなのだ。
この4インチリフトアップキットだが、2WDにも4WDにも対応可能で、ステアリングシャフトも付属してくるという。
ホワイトトップにオレンジボディ、これだけなら確実に違和感を感じられたはずだ。
ナチュラルに見える理由はブラックフェンダーの賜物だろう。
ホイールハウス内を異様に目立たせるリフトアップも、立体的にブラックフェンダーが意識をボディに向けてくれているのだ。
バンパーガード (¥37,800- 税込) がオフロードでのダメージを軽減してくれるのと、ビジュアル的なアグレッシブ感を演出している。
専用の取り付けステー (近日発売予定) での確実な取り付けが可能だ。
リアに目を移すと、お馴染みとなったセンター2本出しマフラーが顔を覗かせている。
ステンレスの独特な焼き色がお洒落さに磨きをかけてくれていた。
自動車の裏側に広がる世界 ハスラー専用リフトアップキット
スペシャルカスタム第1弾と第2弾は足周りの底上げによるリフトアップがメインとなっていたが、第3弾のこのハスラーは一味違う作り込みだ。
まず気になったのはフロントの持ち上げ方だ。
ストラットの底上げだけでも充分なリフトアップは可能だが、やはり若干の違和感を感じるものだ。
特にボンネットに長さのある自動車の場合、ノーズの落ち込みが嫌な目立ち方をするものだ。
そこの違和感を解消するためのボディマウントにも専用のヒンジが備えられていた。
フロントサスペンションとリアスプリングのリフトアップブロックは必須アイテムだが、トーションビームやラジエーターサポート付近の補強などにも余念がないのは、このハスラーに対するCAR HOUSE ATHLETEの本気度が伺える。
マウントパーツの一部には、耐熱保護の観点から高級粉体塗装を施してあったり、取り付けのしやすさを考えた設計がなされている。
もしあなたが自ら脱着DIY作業をしたいといった場合でも、分かりづらいといった事案は発生しづらくなっている。
尚、依頼さえすれば取り付けパーツの塗装にも対応しているという。
同色で目立たない仕様にも、ワンポイントとして派手に目立たせる仕様にもできるのだ。
細部にまでこだわって作られたハスラー用4インチリフトアップキットで、ステップアップした走りを体感してみてはどうだろう。
問い合わせ
CAR HOUSE ATHLETE (カーハウス アスリート)
住所 神奈川県横浜市都筑区池辺町4100
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TEXT : NONO