取材協力 セントピア
TEL:0800-2001-758 URL:https://www.centpia.co.jp
「美しいスタイル」術
インテリア&実用性向上パーツ
常に目にする機会が多いインテリアだけに、自分だけの空間を作り上げたいもの。満足度の高いアイテムが多数リリースされている。
効率的なGクラスの整備を可能にしてくれるのが、パーツ輸入商社であるセントピア。世界中から良質なパーツを厳選して輸入し、リーズナブルな価格で素早く提供する。加えて、Gクラスユーザーが満足するオリジナルの便利アイテムも扱っているところである。
オリジナルのラゲッジボードは新旧共に大ヒットアイテムに!
Mercedes-Benz G-Class Special Parts
Produced by CENTPIA
メルセデスを筆頭に、ドイツ車を主軸に純正品、OEM、社外品など、優良メンテナンスパーツの輸入商社であるセントピア。ディーラーよりもリーズナブルに良質なパーツを提供しているところである。純正パーツの調達は、海外および国内で、OEMと社外は自社でパーツ確認を行った後に導入するという。
価格はもちろんのこと、厳しい品質チェックも行っているのがセントピアの大きな特長だ。インターネット通販を中心に、安価なパーツは数多く流通しているが、それらの中には品質の悪いものも多々存在している。そのため、部品交換をしたものの、すぐに壊れてしまい結果として時間も費用も掛かってしまうという失敗はよくある話。そうならないためにも、品質管理をきっちりと行っているセントピアからの購入がお勧めだ。
ただし、昨今のパンデミックやウクライナ問題などの影響で、入手しにくいパーツが存在していることも事実。そのため、完全に壊れてからパーツを注文するのではなく、余裕を持ってオーダーしておくのが正解。
さて、パーツの輸入商社であるセントピアだが、ゼロワンブランドとしてオリジナルアイテムをリリースしているメーカーでもある。特にGクラスにおいては、荷室の収納を効率的にできることに加え、その組み立て及び脱着も容易というラゲッジボードが大ヒット商品となっている。W463A用は工具すら使用せずに設置できるタイプで、W463用はボルト1個の固定で装着できる優れモノだ!
ZERO-ONE製となるラゲッジボード。現行型W463A用と先代のW463用をラインナップ。共に簡単に設置でき、かつ利便性に優れることから大ヒットアイテムとなっている。
ココに注目!
天板の高さは2段に変更可能。もちろん、外して使うこともできる。W463A用は工具を使うことなく設置することができるのが魅力。
ゴルフバッグやキャンプグッズの収納に大活躍すること間違いなし!
W463A用のラゲッジボードは5ピースで構成される。それぞれのピースをラゲッジにはめ込むだけなので簡単に設置できる。
350d&400dユーザーは要注意!ディーゼルモデルのトラブル事情
DPFセンサーとアドブルーのヒーター&ポンプが弱い
消耗品を中心とした補修パーツの輸入・販売を行っているセントピアでは、Gクラスにおいて、どのようなパーツがよく出るのかが分かるため、必然的に各モデルの弱点を把握することになる。W463A型およびW463型においては、自社でデモカーを用意して研究も行っていたため、より正確にウィークポイントを把握することが可能になっているのだ。
そんなGクラスで注意すべきなのが、350d及び400dに搭載するディーゼルユニットのアドブルーヒーター&ポンプユニットとDPFセンサーのふたつ。これらにトラブルが生じると、初期段階ではエンジンの始動不良、加速不良などが発生するが、最終的には始動困難に陥ることになる。さらに現状では、純正及びOEMパーツに関しても、パーツが入手しにくい状況にある。エンジン状態がいつも違うと感じたら早めに点検を受けて、怪しい場合は早めのパーツオーダーがお勧め。これらが高い確率で交換されることが多い部品であることは、Gクラスオーナーなら知っておくべきだろう。
350d及び400dに使用されているDPFセンサーとアドブルーヒーター&ポンプユニット。これらは高い確率でトラブルが出ているパーツであり、かつ入手しにくい状況が続いているパーツでもある。
W463からW463Aの350d、そして現在はW463AのG63がセントピアのデモカー。
限定車の純正パーツを使ったカスタム
ココに注目!
manufaktur editionなどの限定車には、そのモデルならではのパーツが装着されていることが多い。例えばインナーブラックヘッドライト、スモークウインカー、スモークテールランプ、スモークドアミラーウインカーなど。これらの純正パーツを使用したカスタムは、純正ならではの高い品質を確保していることが魅力。しかし、現在は入荷が遅れる傾向があるため、欲しい人は早めにオーダーしておこう。
品質に優れた部品を供給するスペシャリスト集団
来るべきBEVの普及に向けてEQSをデモカーに導入!
あらゆるデータ状況を鑑みて、2年先のパーツ輸入計画を行っているセントピア。パーツ研究はその計画における重要なデータ取りとなるため、定期的にデモカーを導入している。その最新モデルが、完全BEVであるMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+。658psの出力と950N・mという最大トルクは、RACE START時に761ps、1,020N・mというとてつもないスペックを誇る。ちなみに、RACE START時の0-100km/hは3.4秒というから驚きだ。EVメルセデスのフラッグシップに相応しい性能を備えている。
まだ納車されたばかりゆえに、各部の研究はこれからという状況だが、EV化が進んでも、セントピアのパーツ供給は続いていく。
自社に研究用のファクトリーを持つセントピア。新たにMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+をデモカーとして導入し、EVのパーツ研究がスタートしている。
あらゆる部分が従来の内燃機関モデルとは大きく異なるMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+。パワーシートのスイッチひとつを見ても、可動式スイッチからタッチセンサー式へと変わっている。
Mercedes-AMG EQS 53 4MATIC+の導入にあたり、自社ファクトリーにも充電施設を設置。この充電設備さえもセントピアにとっては研究対象となっている。EVモデルにどう対応していくか、今後の展開に注目したい。
豊富な在庫を用意しているセントピアだが、昨今は入荷遅れが生じているため時間が掛かる場合もある。
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セントピア
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文:マーク清原
写真:清野央