千葉県北部を横断する主要ハイウェイである、通称:東関道(東関東自動車道)の千葉北インターチェンジから、国道16号線を5分ほど北上したところに、「ガレージハヤシ・オートワークス」はある。
県内屈指のクルマ屋街
この千葉北インター周辺や国道16号線沿いには数多くの中古車販売店や新車ディーラーが立ち並び、関東でも屈指の「クルマ屋街」。周囲には広大な敷地を持った大型中古車販売店や、輸入車専門店、さらには、RV専門店に軽自動車専門店など、車好きならここを通るだけでも十分楽しめるほど、バリエーション豊かな販売店が軒を連ねている。
そんな中、「ガレージハヤシ・オートワークス」は、敷地自体は大きくないものの、まるでアメリカのロードサイドにあるような、おしゃれでポップな店構えが特徴。店頭には、左ハンドルのEG型シビッククーペなど、USDM好きにはたまらない希少車が並ぶ。
USDM好きのハイエースマイスター
とここで一つの疑問が浮かんだ。実は、今回ご紹介している「ガレージハヤシ・オートワークス」は、検証企画第2弾!ハイエースでアイスフューズの効果はあるのか?という企画記事でも、作業やインプレッションに協力してもらったショップ。というのも、もっとも得意とする車種はハイエースで、林代表も「うちはハイエース専門店です。」と語る。
では、店頭に並んだUSDMはというと、ガレージハヤシ・オートワークスの代表、林氏の趣味だという。もちろん趣味と言っても、ただのお遊びというわけではなく、ユーザーの希望があれば販売やカスタム、さらにレストアなども行ってる。
ハイエースじゃなくてもお任せ!
取材日当日も、200系ハイエースを作業している真っ最中であったが、写真を見ていただくとわかる通り、やはりこのショップがハイエース専門店とは誰も信じないだろう。だが、このショップのオーナーである林代表は、ハイエース好きならば一度は聞いたことがあるであろう、県内でも有名なハイエース専門店出身。
日常のメンテナンスや車検はもちろん、内装カスタムやエアサス、さらに公認取得など、どんなに難しいオーダーでも、豊富な知識と経験で快く引き受けてくれる。
以前所属していた専門店時代からのユーザーや、そこから口コミで評判が広がり、多くの信頼を獲得しているガレージハヤシ・オートワークス。とはいえ、もう一つ気になることが有ったので聞いてみた。
私:「店頭に並んでいる車に、いわゆるプライスが付いているのは1台だけですが、現状で売り物はあの1台だけですか?」
林氏:「いえ、そんなことはないんですが、ウチはお客様の要望ベースで販売することがメインなんです。なので、値段が付けられないんですよ。」
私:「なるほど、普通の中古車店のように、展示車をそのまま販売することが少ないということですか?」
林氏:「そうですね、店構えもこんな感じですから、ほとんどが問い合わせを頂いてから車を探すか、もしくは車をもちこんで来られてのカスタムが多いですね。」
私:「この辺りは中古車販売店が多いですが、USDM風の車を扱っているショップは見かけませんね。なので、店頭の車のインパクトはなかなかですね。」
林氏:「実はこの前も、突然来られたお客様が居まして、どうやってウチを知ったか聞いたところ、前を通りかかったら気になるシビックが有ったからと、わざわざUターンしてきていただいたみたいです。(笑)」
私:「そうなってくると、いよいよジャンルがわからなくなってきましたね。(笑)」
林氏:「一応ハイエース専門店ってことでやってますが、ご要望があれば何でもやるのがウチの性分ですから、何でもどうぞって感じです。(笑)」
気軽に相談できるプロショップ
いろいろな話をしていくと、技術や経験値はもちろんのこと、林代表の、気さくで人を引き付けてしまう人柄が有るからこそ、大きな展示場や多くの展示車を置かなくとも、ユーザーに支持されているということが伝わってきた。
ガレージハヤシ・オートワークスは、2015年4月にオープンしたばかりの比較的新しプロショップだが、経験と腕は老舗ショップと何ら変わらない。ハイエースのオーナーはもちろん、USDMに興味があるというユーザーは一度訪れてみてはいかがだろうか。
問い合わせ
ガレージハヤシオートワークス
千葉市花見川区内山町256-2
TEL:043-306-9211
HPアドレス:http://www.garagehayashi.com/
Email: info@garagehayashi.com
営業時間:10:00~20:00(水曜定休)
アイスフューズのインプレッション記事はこちら
https://tuners.jp/hi-ace-icefuse-unitedsound-impression/
TEXT:Shingo.M
PHOTOS:TUNERS