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ベース車両と内装&ギアにこだわって、アメリカンテイストなサーフトリップを楽しむ。

お問い合わせ:VORTEX YOKOHAMA[ヴォルテックス ヨコハマ]
Tel:050-5277-3005 HP:http://redlinecars.jp

OUTDOOR VEHICLES can GO ANYWHERE! #1

アウトドア遊びを楽しむなら、自分のアクティビティに合わせてカスタムした個性的でかっこいいクルマで遊んだ方がいい。夜明け前に愛車に荷物を積み込んで、良い波を追い求めて気ままにサーフトリップへ出掛けよう。

アクティビティの相棒と波を求めてサーフトリップ

ここに紹介する2台は、既製のキャンピングカーではなく、ライフスタイルに合わせて「カスタマイズ」され、サーフトリップに最適化された個性的な車両たちだ。

まずフォードのフルサイズバンであるEシリーズは、バン・コンバージョンなどのキャンピングカーのベースとしてもポピュラーだが、既製のキャンピングカーがユーザーのライフスタイルにマッチしているとは限らない。この車両もキャンプを楽しんだり、サーフトリップを楽しむ人のために必要な装備を厳選して装着したワンオフの内装を持つ1台だ。

後部には固定式の大きなベッドを設け、その下はリアゲートからアクセスできる巨大なラゲッジスペースとなっている。ソファを組み替えるタイプではなく、あえて固定式のベッドとしているのだが、「一人旅ならベッドをダイニングにする必要もないし、荷物が多いと組み替えるのって大変じゃないですか。キャンピングカーを使う人の中にはずっとベッドでいい、っていう人もいて当然だと思うんです。だから既成概念にとらわれず、ユーザーの好みで内装を製作するようになったんです」とヴォルテックス ヨコハマの橋本さん。

もう1台のハイラックスも興味深い個体だ。パッと見はハイラックス・サーフに見えるが、ハイラックス・ピックアップの北米仕様である「トヨタ・ピックアップ」の4WDがベースとなっている。

シングルキャブのロングベッドという珍しい個体にシェルを搭載。ベッド内に広大なフルフラットスペースを作りつつ、その下は大容量の収納とし、後部にはリアゲートから外に引き出せる収納を備えている。ゲートを閉めてしまえばシェルを搭載した普通のピックアップなのだが、サーフトリップにも最適なアクティビティの相棒なのだ。

フルサイズバンの快適車中泊仕様
2009 Ford E-150 XLT

キャンピングカーとしても活躍したフォードのフルサイズバン

2014年まで製造され、欧州フォードのトランジットに後継を譲り生産中止となったフォード・Eシリーズの最終モデル。バンおよびパッセンジャーモデルだけでなく、コンバージョンベースやキャンピングカーや消防車向けのカッタウェイシャシーもラインナップされていた。

足回り中心のカスタマイズでシンプルな外観

足回りはストックハイトのままホイールをMETHOD製に交換し、純正よりひと回り大きい285/60R18サイズのタイヤを履く。目立たないが天井に換気用のファンを装着しているのが数少ないモディファイポイント。

使い勝手を考慮して必要なものをレイアウト

天井をリアルウッド張りとした車内は、後部に広いベッドスペースを備えその足元に電子レンジと冷蔵庫を設置。側面にはシンクとカセットガスで駆動するコンロ、そして電気式のクーラーをインストール。

アメリカンな匂い漂うピックアップ
1986 Toyota Pickup

珍しいロングベッドを搭載したシングルキャブの輸出仕様

北米市場に輸出されたトヨタ・ハイラックスは、彼の地でトヨタ・ピックアップと呼ばれた。アメリカのピックアップと比較すると小型な部類に入るハイラックスは、映画『Back to the Future』でマーティが乗っていたことからも分かる通り、若者のレジャーカーとしても人気を博した。

マイルドにリフトアップした足回り

足回りは若干リフトアップされており、これにセンターライン風のアルミと純正より外径の大きい31×10.5R15サイズのオフロードタイヤを装着。

ボディ同色の大きなバイザーを装着

フロントウィンドウ上部には、車内を暑い日差しから守るための大きなバイザーが装着されている。ビーチなどで長時間駐車しても車内に熱がこもりにくいという。

北米仕様ゆえの左ハンドル

北米輸出仕様ゆえに左ハンドルで、スピードメーターは110MPHスケールとなる。トランスミッションは5速MT 。右手前は4WDに切り替えるトランスファーレバー。

ベッド内を丸ごと使ったキャンピングギア

アメリカ製ハードシェルを装着したベッドには、ごろ寝に最適なフラットスペースを作りつつ、その下を収納スペースとする大きなストレージを設置。引き出し式の収納にはツーバーナーや簡易シンクなどが組み込まれており、車両のすぐ後方で立ったまま作業できるように工夫されている。


キャンピングカーは匠の手によって、ここで制作される。

既成概念にとらわれないVORTEX YOKOHAMAの自由な内装を作り出しているのは、スタッフであり、ファブリケーターである和田さんだ。元々アメリカンマッスルなどに乗っていたこともあり、アメリカンなスタイルが大好きという和田さんは大工が本業だったが、かっこいい内装のキャンピング・コンバージョンが少なく、「それなら自分で作ってしまえばイイ!」と1年前にこの世界に飛び込んできたという。

「世の中にはキャンプだけでなく、例えば釣りが好きな人もいれば、各地を転々として旅を楽しんでいる人もいるでしょう。そうするとそれぞれ使い勝手の良いスタイルって違ってくるはずですよね? それなのに世の中には同じ装備のキャンピングカーしかないのはおかしいと思うんです」こうしてユーザーの使い方に合わせて、その人が一番使いやすいワンオフの内装を製作する和田さん。今後の作品にも注目だ!

ショップ内の専用工房で作品は生み出される

ショップ奥の建物が和田さんの作業スペース。1Fには作業中の車両が並び、2Fは広いウッドワークの工房があり木工作業が日々行われている。

Interior Fabricator
和田達平

もともと大工として活躍していたという和田さんは現在53歳。アメリカ車やキャンプ好きが高じて、クルマの内装職人として活動を開始した。

Shop Info:VORTEX YOKOHAMA

住所:神奈川県横浜市旭区上川井町564
Tel:050-5277-3005

アメリカ車や逆輸入車を中心に取り扱うが、幅広いジャンルに精通。今後はフルサイズバンのカスタム内装車にも力を入れていくとのこと。


Text & Photo:Daisuke Katsumura


CAR&OUTDOOR vol.02

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