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シートアレンジの自由度が高いダイレクトカーズのアクティブエースⅡなら、レイアウト次第でカヌーやバイクのような大きなものも搭載可能。ユーザーのアイディアで可能性は無限に広がるはずだ!
ユーザーの使い方に合わせて車内をアレンジできる魅力
TRAN SPOTER × Hiace
日本が誇る万能ワンボックス「ハイエース」は、車体サイズに対して極限まで大きなカーゴスペースを持ち、さまざまな用途に使用されている。ハイエースのコンバージョンやキャンピングカー製作で有名なダイレクトカーズでは、さまざまな用途に特化したハイエースをリリースしているが、ここで紹介するのはバイクを搭載して移動するトランスポーター仕様だ。
ベースとなったのは、「アクティブエース」と呼ばれる同社のカスタム車両。カーゴルーム全体に8本のロングシートレールを設置し、ここに簡単に脱着できるシートやテーブルを自由に配置可能という、極限までシートアレンジを自由にした仕様だ。シートやテーブルは工具不要で簡単に外すことができる上に、シートには外した後の移動に便利なキャスターを装備。そのため例えばカーゴルームをフルに使いたい場合は、シートなどをあらかじめ外しておくことも可能。通常のベッドキット装着車やキャンピング仕様では難しいが、シートを全て外してしまえば広いカーゴルームを100%活用することすらできるのだ。
今回はこのアクティブエースをベースに、テーブルや脱着式シート2脚を右サイドに縦に配置することで、4名乗車を確保しながら左側にバイク1台を搭載するスペースを作り出してみた。もちろんハーレーのような大型車両の場合はもう一脚シートを外す必要がありそうだが、そういった状況にも柔軟に対応できるのも魅力のひとつ。
シートレールにはフックなども固定することができるので、バイク固定用のタイダウンも使用でき、ラダーの固定も簡単。さらにさまざまなオプションを駆使することで、自分だけの使い方を見つけることができるのだ。
ちなみにアクティブエースは決してバイクの運搬だけに特化した車両ではない。シートアレンジを工夫することで、サーフィンやカヌーといったマリンスポーツの相棒から、モバイルオフィス、商談用の移動応接室と、まさにユーザーのアイディア次第でどんな使い方にもマッチするのだ。
アクティブエースIIは4ナンバーのバンがベース
アクティエースⅡは標準ボディのスーパーGLをベースとしており、4ナンバーはもちろん、5ナンバーで登録することも可能だという。取材車両のホイールはBLUMEオリジナルの海神(シーヴァ)の16インチ。そのほかバンパーガードやグラフィックなどを施したカスタム車両だ。ちなみにこれでは手狭という人にはワイドボディをベースとしたアクティブエースもラインナップしている。バイクが大きい人はこちらも選択肢として考えて欲しい。
左側スペースを確保したバイク搭載レイアウトに
8本も設置されたロングレールを上手に使って、車体右側にテーブルやシートを寄せ、テーブルは折りたたみ式の天板を畳むことで、左側に大きなスペースを確保。2名分の乗車スペースを確保しながら、バイクを搭載できるのだ。ちなみにシートの脱着は工具も不要。簡単に外し、任意の場所に固定することができる。またレールはフックやタイダウンなど豊富なオプションが使用可能なので、バイク本体はもちろん、ラダーなども簡単に固定可能だ。
Text & Photo:Daisuke Katsumura
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